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XGIMI HORIZON 20 Pro レビュー | 脱TVはすぐそこに。ゲームにも使える最新プロジェクター

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XGIMI HORIZON 20 Pro レビュー | 脱TVはすぐそこに。ゲームにも使える最新プロジェクター

この記事でわかること

  • HORIZON 20 Proの主要スペックと上位・下位モデルとの違い
  • ゲーミングモニター級の1ms/240Hzを実現した理由
  • 実際のゲーム・映画・リビング利用での使用感
  • おすすめユーザーと購入時の選び方

こんにちは、じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。

今回はXGIMIの最新4Kレーザープロジェクター「HORIZON 20 Pro」をじっくりレビュー。

RGB 3レーザー×4100 ISOルーメンの明るさに、1080p/240Hz・1msという“ゲーミングモニター級”の低遅延。これだけ見てもずば抜けたスペックであることがわかりますよね。

リビングで昼間でもクッキリ映り、レンズシフト+自動補正で設置は拍子抜けするほどラク。いよいよ、場所を取るTVを脱する脱テレビが本当に来たのかもしれません。

今回は実際にXGIMIさんから実機を貸し出しいただいたので、レビューしていきます。

じゃが

明るさの暴力と言っても過言ではない圧倒的明るさ。しかもProの上にMaxモデルまであったりします・・・(すごい)

XGIMI HORIZON 20 Proはどういう商品
  • 【描写性能】RGB 3レーザー × 4100 ISOルーメン
  • 【ゲーミング性能】1ms/240Hz&VRR/ALLM対応
  • 【入力端子】HDMI×2(eARC対応)/USB 3.0/光デジタル
  • 【設置】レンズシフト+自動補正
  • 【プラットフォーム】Google TV × MT9679チップ
  • 【音質】Harman Kardon 12W×2+DTS Virtual:X/Dolby各種対応
  • 【静音設計】1mの距離で28dB以下

それではXGIMI HORIZON 20 Pro レビュー | 脱TVはすぐそこに。ゲームにも使える最新プロジェクターを書いていきます。

本記事はXGIMIより製品貸出を受けて執筆しています。


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目次

XGIMI HORIZON 20 Proのレビュー

XGIMI HORIZON 20 Proをデスクの上に置いている

XGIMI HORIZON 20 Pro登場とともに3種類のラインナップがHORIZON 20シリーズとして発表されました。

  • HORIZON 20
  • HORIZON 20 Pro
  • HORIZON 20 MAX

それぞれ詳細はスペックは異なるものの中間モデルとなるHORIZON 20 Proは最も求めやすいモデルとなっております。

3機種の詳細スペック(長いので折りたたみにしました)
項目HORIZON 20HORIZON 20 ProHORIZON 20 Max
製品分類ホームプロジェクターホームプロジェクターホームプロジェクター
光源RGB 3色レーザーRGB 3色レーザーRGB 3色レーザー
ランプ寿命20,000時間20,000時間20,000時間
ディスプレイ技術DLP(0.47インチ DMD)DLP(0.47インチ DMD)DLP(0.47インチ DMD)
3D対応対応対応対応
対応フォーマットHDR10+ / IMAX Enhanced / Dolby VisionHDR10+ / IMAX Enhanced / Dolby VisionHDR10+ / IMAX Enhanced / Dolby Vision
入力遅延(ゲームモード)1080p@240Hz:1ms1080p@120Hz:2.2ms4K@60Hz:3ms1080p@240Hz:1ms1080p@120Hz:2.2ms4K@60Hz:3ms1080p@240Hz:1ms1080p@120Hz:2.2ms4K@60Hz:3ms
MEMC対応対応対応
輝度(ISOルーメン)3,200 ISO4,100 ISO5,700 ISO
標準解像度3840×2160(4K)3840×2160(4K)3840×2160(4K)
色域(BT.2020)110%110%110%
コントラスト比20,000:1(DBLEオン)20,000:1(DBLEオン)20,000:1(DBLEオン)
レンズ高光透過コーティングレンズ高光透過コーティングレンズ高光透過コーティングレンズ
アイプロテクション対応対応対応
台形補正中断のない自動補正中断のない自動補正中断のない自動補正
フォーカスオートフォーカスオートフォーカスオートフォーカス
スクリーン自動調整対応対応対応
障害物自動回避対応対応対応
レンズシフト垂直±120% / 水平±45%垂直±120% / 水平±45%垂直±120% / 水平±45%
光学ズーム対応(1.2〜1.5:1)対応(1.2〜1.5:1)対応(1.2〜1.5:1)
投影サイズ40〜300インチ40〜300インチ40〜300インチ
CPUMT9679MT9679MT9679
GPUMali-G52Mali-G52Mali-G52
RAM / ストレージ4GB / 128GB4GB / 128GB4GB / 128GB
システムGoogle TVGoogle TVGoogle TV
ミラーリングGoogleCast / DLNAGoogleCast / DLNAGoogleCast / DLNA
スピーカー12W×2
(Harman Kardon)
12W×2
(Harman Kardon)
12W×2
(Harman Kardon)
音声対応Dolby Audio / DTS-HD / DTS Virtual:X / DD / DD+Dolby Audio / DTS-HD / DTS Virtual:X / DD / DD+Dolby Audio / DTS-HD / DTS Virtual:X / DD / DD+
Wi-FiWi-Fi 6(2.4/5GHz)Wi-Fi 6(2.4/5GHz)Wi-Fi 6(2.4/5GHz)
Bluetooth5.25.25.2
入力端子HDMI×2(HDMI1=eARC対応)USB 3.0×1 / USB 2.0×1 / DC×1同左同左
出力端子オプティカル×1 / オーディオ×1同左同左
ノイズレベル≤28dB(1m)≤28dB(1m)≤28dB(1m)
消費電力≤180W≤230W≤280W
電源電圧AC100〜240V 50/60HzAC100〜240V / AC180〜265V 50/60HzAC100〜240V 50/60Hz
サイズ(mm)249×298×190249×298×190249×298×190
重量4.8kg4.9kg5.4kg
価格(税込)289,900円349,900円450,900円

色々スペック書かれていますが、違いは下記の3点。

  • 輝度(明るさ):HORIZON 20が3,200 ISOルーメンに対し、Proは4,100 ISOルーメン、Maxでは5,700 ISOルーメンまで向上。 明るい部屋でも鮮明な映像を投影可能。
  • 映像・音声処理は全モデル共通:同じSoC(MT9679)とHarman Kardonサウンドを採用しており、動作レスポンスや音質は同等クラス。
  • 消費電力は輝度に比例して上昇:Proは230W、Maxは280Wと出力が増えているものの、ノイズレベルは全モデル28dB以下で静音性を維持。

今回下位モデルに位置づけられているHORIZON 20ですら3,200 ISOルーメンと今までの最上位プロジェクタークラスの明るさ。

つまり今までの最上位から2段階抜けてきたと言っても過言ではありません。

【描写性能】RGB 3レーザー × 4100 ISOルーメン|昼間でもTV並みの明るさ

XGIMI HORIZON 20 Proのレンズ部分を拡大した

HORIZON 20 Proは今までの光源技術からさらに進化。ピュアなRGB 3色レーザーとなりました。

指標数値
光源方式RGB 3色レーザー
輝度4100 ISOルーメン
色域BT.2020 110 % / 3D色域カバー率 98 %
コントラスト比20,000:1 (DBLE オン)
色精度ΔE < 0.8

3色レーザーが生み出す「本物の色」

XGIMI HORIZON 20 Proのレンズからレーザーが出ている様子

HORIZON 20 Proは、赤・緑・青の3色それぞれを独立したレーザーで映し出す「RGB 3色レーザー方式」を採用しています。

一般的なプロジェクターは1つの光を分けて色を作るため、どうしても色がにごったり、明るさが落ちたりしがちです。

この3レーザー方式では、光の三原色をそれぞれ専用のレーザーで表現するため、混ざりがなく、純粋で深みのある色を再現。特に従来のsRGBディスプレイでは表現しきれない「深紅」「エメラルドグリーン」「シアンブルー」といった色味までしっかり映し出せるのが特徴です。

HORIZON 20 Proはこの技術により、BT.2020色域比110%/3D色域カバー率98%という広い色再現範囲を実現。

さらに、XGIMI独自の「3Dカラー マネジメント」により、明るさ・鮮やかさ・コントラストのバランスを3方向から同時に補正します。

そのため、明るいシーンでも暗部でも色が正確で、明るさを上げても色が飛ばない・くすまないのがHORIZON 20 Proの大きな強みです。

4100 ISOルーメンの明るさは“昼間でも使える”レベル

輝度は4100 ISOルーメン

これはXGIMIシリーズ中でも上位に位置し、明るいリビングでもカーテンを閉めずに視聴できる実用的な明るさです。

XGIMI HORIZON 20 Proで映した昼間の映像
昼間
XGIMI HORIZON 20 Proで映した夜間の映像
夜間

昼と夜の差を撮影してみました。さすがに直射日光が当たる部分への投影は厳しいですが、レースカーテンをしている部屋であれば普通に見えるという性能です。

正直昼間でも十分常用でき、TV撤去していいんじゃないかと考えられるレベル。

夜は言うまでもなく明るすぎるといえるくらいの明るさ。HDR映像を見ると白の多い映像部分はむしろ眩しすぎます(笑)

XGIMI HORIZON 20 Proの設定画面で明るさを調節する様子
設定から明るさ調整を自動か選択可能

ちなみに明るさ調整は自動で行ってくれるので、明るすぎる・暗すぎるといったこともありません。

20,000:1の高コントラストとΔE<0.8の色精度

XGIMI HORIZON 20 Proは動的ブロックレベル調光を採用

HORIZON 20 Proは、動的ブロックレベル調光(DBLE)と呼ばれる技術を搭載。

映像の明るい部分・暗い部分をリアルタイムで検出し、シーンごとにレーザー光の出力を最適化します。

これにより、暗い夜空の中でも星や街の光がつぶれず、逆に昼の屋外シーンでは白飛びせず階調がしっかり残るコントラスト比20,000:1という高い描写力を実現しています。先程の明るさ4,100 ISOルーメンもこれに寄与しています。

XGIMI HORIZON 20 Proでカラフルな映像を映している
カラフルなものをしっかり映し出せている

特にHDR画像などを表示させるとコントラストに優れていることが際立ちますね。

さらに、色の正確さを表すΔE(デルタE)値が0.8未満

この値は低いほど優れているのですが、ΔE 0.8未満は「人間の目ではほとんど色の差を感じ取れない」レベルであり、

映像鑑賞だけでなく写真や映像編集などのクリエイティブ用途にも十分対応できる精度です。


一言で言えば、「HORIZON 20 Proは明るくても正確」。

ただ明るいだけの派手さではなく、光と影・色の階調を忠実に描く“正統派の美しさが際立つプロジェクターです。

【ゲーミング性能】1ms/240Hz&VRR/ALLM対応

XGIMI HORIZON 20 ProでSwitch2の映像を映している
Switch 2の画面を4K表示

XGIMI HORIZON 20 Proは、一般的な家庭用プロジェクターの常識を打ち破る、最大1msという超低遅延を実現しました! しかも最大240Hzのリフレッシュレートに対応。 これはゲーミングモニタークラスの性能であり、プロジェクターというカテゴリではまさに“唯一無二”の存在です

対応表は以下の通り。

入力遅延リフレッシュレート(Refresh Rate)
1 ms1080p@240Hz
2.2 ms1080p@120Hz
3 ms4K@60Hz

240Hzや120Hzとなると解像度がフルHD(1080p)まで落ちてしまいますが、それでもこの性能は唯一無二と言っていいのではないでしょうか。

リフレッシュレート(Hz)は、1秒間に画面を書き換える回数を意味します。 例えば240Hzなら、1秒間に240回=1フレームあたり約4.17msで更新される計算です。 この時、入力遅延が1msというのは「信号が届いてから1ms後に表示が始まる」ことを意味します。 つまり、HORIZON 20 Proでは1フレームよりも短い遅延で映像が描画されるということになります。

モニターのような“直結した表示デバイス”ではなく、映像処理を伴うプロジェクターでこのスピードを実現しているのは驚異的。 一般的な家庭用プロジェクターでは30〜50ms、ゲーミング対応機でも16ms程度が多い中、HORIZON 20 Proの1msは桁違いの速さです。

ちなみに240Hzの状態であればマインクラフトであっても、遅延によるカクつきを一切感じず没入感が途切れることがありません。従来のプロジェクターであれば1テンポ遅れて耐えられないようなレベルだったので、この進化は感動です。

ゲーム特化モードの真価

XGIMI HORIZON 20 Proのゲーム設定画面でブラックイコライザーを選択している
XGIMI HORIZON 20 Proのゲーム設定画面でVRRを選択している

この低遅延性能は単にハードウェアの処理速度だけでなく、複数のゲーミング支援技術によって支えられています。

機能説明
VRR
(可変リフレッシュレート)
プレイ中の映像フレームと出力機器(PS5やPC)の信号を自動で同期。
カクつきやチラつきを抑え、スムーズで途切れない映像を実現します。
ALLM
(Auto Low Latency Mode)
ゲーム機をHDMIに接続すると、自動的に低遅延モードへ切り替え。
設定操作不要で、ボタンを押した瞬間の動作が画面に直結します。
Black Equalizer
(ブラックイコライザー)
暗いシーンでもディテールを持ち上げ、敵やアイテムの視認性を強化。
Virtual Crosshair
(バーチャルクロスヘア)
画面上に仮想照準を表示し、FPSなどでの精度を高めるサポート機能。

これらの機能が組み合わさることで、HORIZON 20 Proは“見やすさ・操作レスポンス・ゲーム体験”のすべてをモニター級に引き上げています。

プロジェクターだから応答性が伴うゲームは無理だと思っていた考えが覆されます。

XGIMI HORIZON 20 Proが自動でゲーム画面に移行している様子
自動でゲームモードへ移行

ちなみにSwitch 2を接続したときなどは自動でゲームモードに移行してくれるため、特段操作は必要ありませんでした。

HDMI×2(eARC対応)/USB 3.0/光デジタル

XGIMI HORIZON 20 Proの背面の入力端子

ゲーム機接続の話を取り上げましたが、入力端子も充実。

端子仕様
HDMI×2(HDMI1=eARC対応)
USBUSB 3.0 ×1 / USB 2.0 ×1
オーディオ出力3.5mm / 光デジタル

PS5 Proなどを常設。さらにeARCに対応しているのでサウンドバーやAVアンプなども接続できる充実ぶりです。

eARCを使えば、Dolby AtmosやDTS:Xといった立体音響フォーマットもそのまま出力可能。HDMIケーブル1本で映像も音もハイレベルに楽しめます。

【設置】設置自由度とスマート補正 | レンズシフト+自動補正で、どこに置いても美しく

XGIMI HORIZON 20 Proの角度を上向きに変えた
項目数値
レンズシフト垂直±120% / 水平±45%
光学ズーム対応(スローレシオ 1.2–1.5:1)

よく会社などにあるプロジェクターをイメージしてみてください。毎回スクリーンに対して大きさ・ピント調整などやっていませんか。これを自宅でもやると思うとゾッとします。

HORIZON 20 Proはそんな心配は全くなし。これから紹介する自動補正機能によって“設置の自由さ”を実現しています。

設置環境対応機能メリット
棚やサイドテーブルレンズシフト映像がゆがまない
スクリーン位置がズレている自動台形補正水平自動補正でピッタリ合わせ
壁に障害物がある障害物回避自動でズレを調整
初回起動時オートフォーカス即ピント合わせでクリアな映像

レンズシフトで自由な配置が可能

XGIMI HORIZON 20 Proのレンズシフト画面

HORIZON 20 Proは、垂直±120%/水平±45%のレンズシフトに対応。

これは、スクリーンの真ん中に置かなくても、映像をまっすぐ投影できる「光学的な位置調整機能」です。

例えばソファ横や棚の上など、少しずれた場所に置いても映像がゆがまず、明るさや画質を保ったまま美しい投影ができます。

ポイントはデジタル補正ではなく光学補正!画質を一切劣化させることなく、内部でレンズそのものが稼働することでこれを実現しています。

じゃが

よくスマホカメラで光学ズームやデジタルズームだの騒がれていますが、HORIZON 20 Proは一切劣化のない光学補正なのでご安心ください。

「中断のない自動補正」機能でセットアップ不要

XGIMI HORIZON 20 Proが自動補正している

設置後の細かい調整も、すべてプロジェクターが自動で実施。

  • オートフォーカス:電源を入れると数秒で自動ピント合わせ
  • 自動台形補正:スクリーンの位置を検出し、自動で映像を水平補正
  • 障害物回避:壁のスイッチや絵などを検知して投影範囲を自動でずらす

これらは「中断のない」自動処理のため、補正中に映像が止まることもなく、シームレスにセットアップが完了します。

実際に補正しているシーンを撮影してみました。

電源ONして即補正。日常的にプロジェクターや壁・スクリーンなどを固定できないような環境化で使うときも最大描写をいつでも実現してくれます。

【プラットフォーム】Google TV × MT9679チップで快適操作|アプリ切替もサクサク

XGIMI HORIZON 20 Proのアプリ画面

HORIZON 20 Proでは、これまでのAndroid TVからGoogle TVプラットフォームに完全移行

XGIMI HORIZON 20 Proの主要アプリ
主要アプリがだいたい使える(中にはtailscaleなども)

Googleアカウントでログインするだけで、YouTube・Netflix・Disney+・Prime Videoなど主要動画配信アプリをすぐに利用できます。個人的にはdアニメにも対応しているのが嬉しい点だったりします。

操作感はとてもシームレスで一切ストレスありません。

メディア処理に特化した最新のMT9679チップセットを搭載。このCPUは映像デコード性能が高く、アプリの起動やホーム画面の切り替えが非常にスムーズです。

さらに、4GBメモリと128GBストレージを搭載しているため、アプリを複数インストールしていても動作が重くならず、YouTubeからNetflix、Disney+への切り替えも一瞬です。

XGIMI HORIZON 20 Proのリモコン

付属リモコンにはYouTube / NETFLIX / Amazon Prime videoボタンが配置されています。さらにショートカット(SHORTCUT)ボタンが準備されており、よく使うストリーミングサービスなどのアプリを設定することが可能です。

インターネット接続にはWi-Fi 6に対応しており、インターネット回線速度さえ充実していればストリーミングサービスで止まることはまずありません。

個人としてはNASが自宅にあるので家族写真や思い出動画などをWi-Fi経由で映し出してみましたが、全く止まることはありませんでした。

【音質】Harman Kardon 12W×2+DTS Virtual:X/Dolby各種対応

XGIMI HORIZON 20 Proのスピーカー

HORIZON 20 Proは、サウンドにも妥協せず、オーディオブランドHarman Kardonによる12W×2のスピーカーを内蔵。合計24W出力とだいぶ余裕のある構成でリビングくらいであれば十分な音量を確保できます。

実際に聞いてみると、サウンドバーや大型のスピーカーには劣るものの十分すぎる迫力。少し音量を大きくすれば映画館のような迫力ある音を堪能できます。プロジェクターという特質上、大画面 = 映画で使うことが多い人は低音が物足りなく感じると思います。ウーファーが搭載されているわけではないので、ここは仕方ないですね。

サラウンド切り替え機能があり、通常モードでは音がHORIZON 20 Pro正面方向に集約して鳴ります。サラウンドに切り替えるとHORIZON 20 Proを中心に360°に聞こえるような鳴り方をします。これは設置環境に応じて分けたほうがいいと感じました。

Harman Kardonの世界的に評価の高いチューニング技術により、小型筐体ながらもクリアで奥行きのあるサウンドステージを実現しています。

XGIMI HORIZON 20 Pro本体にIMAXの文字が印字

さらにDTS Virtual:X/Dolby Audio/Dolby Digital Plusといった主要な立体音響フォーマットに対応しています。

これにより、映画やゲームでは音が前後・上下から包み込むように感じられ、実際のスピーカー数以上の臨場感を体感できます。

接続端子部分でも触れましたが、HDMI eARC対応なので、必要に応じてサウンドバーやAVアンプと連携し、Dolby Atmos環境にも簡単に拡張可能です。

静音設計|普段使いで気にならない快適性

最後にHORIZON 20 Proの動作音について。驚くほど静音で熱を持ってファンが回る音が聞こえて・・・みたいなことは全くありません。

1m離れた場所で公証28dB以下で稼働しており、イメージは図書館くらいの静けさ。スピーカーから音が出れば稼働音はないに等しいレベルです。

4,100ISOルーメンの輝度を誇りながらこの静音性は恐るべしです。

XGIMI HORIZON 20 Proはどんな人におすすめ?

最後にXGIMI HORIZON 20 Proはどんな人におすすめなのかまとめていきます。

XGIMI HORIZON 20 Proはこんな人におすすめ
  • リビングで“テレビ代わり”に大画面を常用したい人
  • ゲームの“反応速度”を最優先しつつ大画面を楽しみたい人
  • 本格的な自宅映画館を考えている人

4100 ISOルーメンとコントラスト比 20,000:1で昼でもクッキリの描写はテレビ代わりになること間違いなし。Google TVで配信アプリは完結するので、あとは地上波を見るときにnasneなどがあれば完璧です。

ゲームを良くする人は1080p/240Hz・1ms+VRR/ALLMで、操作→表示のズレがほぼゼロと言っても過言ではありません。

圧倒的明るさとHarman Kardonの12W × 2スピーカーの組み合わせは自宅映画館を単体でも実現してくれます。さらに音質にこだわりたい方はeARC端子を活用して外部スピーカー接続がおすすめです。

まとめ

圧倒的投影性能を誇るXGIMI HORIZON 20 Proをレビューしてみました。

XGIMI HORIZON 20 Pro
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 4100ISOルーメンで昼でもTV並みに見える
  • 色のカラフルな表現とコントラスト比に優れている
  • 240Hzのリフレッシュレートに対応
  • 可変リフレッシュレート(VRR)やALLMにも対応
  • レンズシフト補正で光学による調整が可能
  • Google TVの採用で配信アプリなどほぼ網羅
デメリット
  • 価格帯が非常に高価


「テレビの代わりに“毎日使える大画面”って、ほんとにいけるの?」——HORIZON 20 Proを数日リビングの主役にした答えはYESでした。

明るい昼間でもニュースがはっきり見えて、夜は映画館のような没入感。自動補正のおかげで置きっぱなしでも常にベストな映像。

一般家庭では再現しにくい100インチ以上の大画面を簡単に実現することができます。

ゲームも驚くほど快適で、映画もアニメも含めてエンタメの表現を何段も上に向上させてくれます。

今回は貸し出しということで短い期間でしたが、ハイエンドプロジェクタに完全に魅了されました。次はテレビではなくハイエンドプロジェクター購入が濃厚です。

家電量販店などでも取り扱い始めたので、是非自身の目で体験してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!


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