この記事でわかること
- Aladdin PocaとPoca Laserのスペック・画質の違い
- バッテリー内蔵プロジェクターでここまで綺麗に映る理由
- 実際の使用感(明るさ・音質・補正・携帯性)
- おすすめの利用シーン(リビング・キャンプ・車中泊など)
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
プロジェクターで映画を観たいけど、設置や配線が面倒…子どもにプラネタリウムを見せてあげたいけど、毎回出かけるのは大変…そんな経験はありませんか?
据え置き型のプロジェクターは画質は良いけど場所を選ぶし、かといってポータブル型は画質や音質で妥協しなきゃいけない。しかも使える場所が限られてしまうのがネックですよね。
今回レビューするAladdin Poca Laserは、レーザー光源×550ANSIルーメンの高画質と2.5時間のバッテリー駆動を両立し、寝室でも子ども部屋でもリビングでも、気軽にどこでも使える自由さが魅力です。
映画やドラマはもちろん、専用レンズを使えばプラネタリウムや教育コンテンツも楽しめるので、子どもから大人まで家族みんなで楽しめる一台。電源を気にせず好きな場所で使える体験は、想像以上に快適でした。
執筆時(2025年11月)Makuakeでクラウドファンディングで話題のバッテリー内蔵プロジェクターとなっております。
じゃがぼくの環境だとキャンプへの持ち出しやリビング・寝室で大活躍!
- 3色の独立したレーザ光源
- 550ANSIルーメン
- バッテリー内臓で2.5時間再生
- USB Type-Cで給電可能
- 自動補正・360°回転ジンバルスタンド
- Harman Kardon 6W × 2スピーカー搭載
- Aladdin OS搭載
- 専用レンズAladdin Lens A・Bが用意
それではAladdin Poca Laser レビュー | バッテリー内蔵×レーザー光源で映画体験を身近にするを書いていきます。
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Aladdin Poca Laserのレビュー


- Aladdin Poca Laser本体
- Aladdin Lens A ×1
- Aladdin Lens B ×1
- 電源プラグ ×1
- 取扱説明書 ×1
- 保証書 ×1
- Bluetoothリモコン ×1
- 赤外線ミニリモコン ×1
- 単4電池 ×2
レーザー光源 × 550ANSIルーメン|ポータブル最高クラスの明るさ
Aladdin Poca Laserは独立した3色レーザーを搭載したこのサイズでは圧倒的な明るさと描写性能を持つ小型プロジェクターです。
| Aladdin Poca | Aladdin Poca Laser | |
|---|---|---|
| 光源 | LED | Laser |
| 輝度 | 450 ANSIルーメン | 550 ANSIルーメン |
| 色域 | DCI-P3 90% | BT.2020 110% |
| コントラスト | 1500:1 | 3000:1 |
通常のLEDモデルとLaserモデルがあり、Laserモデルはこのサイズ感では1段階上を行く550 ANSIルーメンの明るさを誇っています。
207.6 × 96.5 × 96.5mmのサイズは500mlペットボトルを少し大きくしたくらいで、このサイズからするととんでもなく高性能なプロジェクターです。ちなみに重量は約1.31kgとなっています。
- 550ANSIルーメン
- コントラスト比 3000:1(ダイナミック)
この組み合わせで昼間や夜間だとどれくらいの明るさを誇っているのか確認してみました。


正直昼間帯に屋内で映すのであれば先日レビューしたHORIZON 20 Proのような据え置き型には遠く及びません。(まぁ価格も大きさもコンセプトも違うので当然ですが)
夜に投射すると十分な明るさとなっており、暗さが気になることはありませんでした。
レーザー光源で、くっきりと鮮やかに


従来のLED光源は、赤・緑・青の光を混ぜて映像を作っていましたが、レーザー光源では3色の光をそれぞれ独立したレーザーで照射します。
そのため色が濁らず、純粋で深みのある発色が可能に。
特に映画の夜景や夕焼けのようなグラデーションが、「えっ、ポータブルでここまで?」と感じるほど自然に映ります。
実際の映像を見てみると、特に夜景や夕焼けのシーンで色の深みが際立ちます。LEDモデルと比べて、赤色の鮮やかさや黒の締まりが明らかに向上しており、映画のワンシーンがより印象的に映し出されます。
バッテリー内蔵で2.5時間再生|ケーブルレスでどこでも映画館


「電源がない場所でも映画を観られる」
この自由さこそ、Aladdin Poca Laserが他のプロジェクターと決定的に違うポイントです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー容量 | 71.28Wh(約7,000mAh相当) |
| 再生時間 | 映像:約2.5時間/音楽:約6時間(エコモード) |
| 充電方法 | USB Type-C(PD 65W対応) |
| 給電互換 | モバイルバッテリー/ポータブル電源対応 |
| 重量 | 約1.3kg(片手で持てる) |
キャンプ場でも、すぐシアターになる
Aladdin Poca Laserはバッテリーを本体に内蔵しており、フル充電で動画なら約2.5時間・音楽なら約6時間の再生が可能。
つまり、キャンプ場に持ち込んでも映画1本をまるごと楽しめるスタミナがあります。


外部電源の確保を気にせず、テントの内側やタープ内側に映すだけで即シアターになります。


しかも、USB Type-C(PD対応)でモバイルバッテリーからも充電できるので、長時間のキャンプでも安心。「今日はもう1本観よう」と思っても、ポータブル電源1つでOKです。
ぼくも実際にキャンプで試しましたが、夜の静けさの中でHarman Kardonの音がふわっと広がる感覚は最高です。電源のない“森の中の映画館”が、本当にそのまま味わえます。




特にキャンプなどで使う際は省スペースでの設置も考えられます。背面の1/4ネジを使ってミニ三脚などを装着すると取り回しが向上するのでおすすめです。


キャンプ時に使い放題プランなどがあるpovoを契約しておいて、330円で24時間使い放題に課金すればテザリングでAladdin Pocaで動画サービス見放題にできるのでおすすめです。
寝室でもケーブルレスでストレスフリー


家庭でもこのバッテリー性能は便利。
寝室や子ども部屋で「ちょっと映画を観たい」とき、ケーブルをつなぐ必要がありません。先程紹介したポータブル性も伴って持ち運びも設置も全く苦にはなりません。
寝室の棚やベッドサイドに置いて、壁や天井に投影すれば、そのままプラネタリウムのような体験ができます。


あとから紹介するAladdin Lens A・Bでプラネタリウムとして使うこともでき、子どもたちは大喜びです


電源端子もUSB Type-C端子(PD 65W対応)なので、専用アダプターをわざわざ持ち出す必要がない点も大きなポイントです。
自動補正&360°回転ジンバルスタンド|設置の自由度が段違い
自動補正
Aladdin Pocaでは「中断のない自動補正機能」を搭載しています。電源ONや設置位置をずらしてから数秒でピント・台形補正・障害物回避が完了してくれます。
キャンプ時のテントのような省スペース空間であっても、位置替えから調整までシームレスに行うことができます。



設置してから数秒で自動補正が完了するので、機械が苦手な方でも安心して使えます!
360°回転ジンバル


Aladdin Pocaは360°回転するジンバル設計となっており、この構造を活かしてどこにでも設置可能。
収納状態から上に引き上げるだけで本体が360°回転します。コンパクトな本体をさっと取りだして置く。クルッと回転させるだけですぐに使用可能となる、この体験はかなり快適です。
壁や天井までどこでも投影可能となっています。ちなみにこの機構はフルメタル製のスライドレールを内蔵しているので安定性も抜群です。
Harman Kardon 6W × 2スピーカー搭載|360°広がる立体サウンド


Aladdin Pocaは両モデルともHarman Kardon製6W × 2、合計12Wのスピーカーを搭載。Dolby Audio/Dolby Digital/Dolby Digital Plus対応とスペックに抜かりはありません。
360°サラウンドスピーカーとなっており、小型ながら十分なサラウンド環境を提供してくれます。
キャンプ時に音量を上げれば、周囲の迷惑となるくらい大きな音も出すことができ、とても頼もしい。
サラウンド感がとても強く、音の広がりはかなり感じられます。一方で明瞭さには少し欠ける印象。低音も期待するほど出力することはありません。
持ち運びに特化してサラウンドが強い印象とこのサイズ感としては十分すぎるものと評価しました。
プロジェクター兼ポータブルスピーカー
さらに映像描写だけでなく、BluetoothスピーカーとしてもAladdin Pocaを活用することができます。


スピーカーライトモードと呼ばれるこの機能は、本体下部搭載のライトが音楽に合わせて点滅するなどといった演出も可能。点滅だけではなく点灯にももちろん対応しており、8色のアンビエントライトと10段階の明るさ調整に対応し、ムード演出もバッチリです。
Aladdin OS搭載|映像・教育・ヘルス・癒しをすべて一台に


Aladdin PocaにはAladdin OSという独自のプラットフォームが搭載されています。これはAndroidベースの独自UIで、プロジェクターに特化したものになっています。


YouTube/Netflix/Prime Video/TVerなど主要ストリーミングアプリを公式対応しており、動画配信サービスに事欠くことはありません。付属の専用リモコンからの音声検索にも対応し、見たい作品をすぐ再生可能となっています。


またリモコンには「ショートカット」ボタンが用意されており、自分がよく使うアプリを設定することが可能です。


またAladdin Pocaはminiリモコンが付属しており、本体にストラップで取り付けられており持ち出し時の簡易操作はこのminiリモコンだけでも十分です。




Aladdin OSのもう1つのメリットは自社開発製の独自アプリが非常に豊富です。特にエンタメに特化した機能が多くなっています。下記にプリインストールの独自アプリまとめてみました。




- おうち美術館
- フォトメモリーズ
- 壁時計
- ほしぞらさんぽ
- 美風景
- Moon Light
- おうちフィットネス
- おやすみタイマー
- ヒーリングライト
- うごくたいようけい
- なんでなの?
- せいくらべ
- マジカルスケッチ
- せかいのえほん
- Aladdin Today
- キャンプゲーム
- Deep Sleep
- カレンダー
列挙させただけでもとんでもない数ですね。ポップインアラジンでも有名な壁時計などはInstagramなどで見たことある人も多いのではないでしょうか。
ここにないアプリやサービスもダウンロードで追加できたり、HDMI端子があるので別のストリーミングデバイスを接続するなどすれば何でも使うことができます。
Aladdin Lens A・Bで拡張|癒し・星空体験をプラス


Aladdin OS独自のアプリも紹介したところで1つのアプリにフォーカスを当ててみます。プリインストールされている「ほしぞらさんぽ」、昼間は日の出・日の入りを再現するもので夜間は自分で探索しながら太陽系の各惑星を順に解放していくコレクション型図鑑システムとなっています。
ここにAladdin Poca独自のAladdin Lens A・Bの登場です。マグネット式でレンズに合わせて近づけるだけで勝手に吸着してくれます。
- Lens A:星空探索
- Lens B:リラックス・瞑想演出
それぞれレンズごとに特徴があり、上記の通り。


Lens Aの方は星空探索に特化したもので投影をさらに広角へと広げ臨場感のある描写に変えてくれます。


Lens Aを装着して星空散歩を使ってみると、天井いっぱいに広がる星空が圧巻です。子どもたちは「本当にプラネタリウムみたい!」と大喜びで、惑星を探しながら楽しく学習できました。数日使ってみて、寝る前の習慣として定着しつつあります。


Lens Bの方は星空探索で写っているものをぼかすことでリラックスできるような描写を実現。入眠前やリラックスしたいときに使えるレンズとなっています。
これには大人以上に子どもが大喜び。特に星空散歩は惑星を覚える勉強にもなるので、プラネタリウムのように使いつつ勉強にもなり親としてもニッコリです。
コンパクトなのに静音性◎|わずか28dBの静かさ
- 動作音28dB以下(図書館レベルの静かさ)
- 高輝度+静音を両立した冷却設計
- 寝室・キャンプ・車内など静かな環境でも使いやすい
Aladdin Poca Laserの動作音はわずか28dB以下(1m距離)。
これは図書館や深夜の寝室と同等の静けさで、プロジェクターとしては驚異的なレベルです。
映画のセリフや音楽の静かなパートでもファン音が気にならず、「本体がそこにあることを忘れてしまう」ほど自然な視聴体験を実現しています。
寝室やキャンプでも周囲の邪魔にならない
静音性の高さは、家庭だけでなくアウトドアでも大きな利点。
夜のキャンプサイトで再生しても周囲に迷惑をかけず、テント内では虫の音や焚き火の音と共存できる自然な静けさを保ちます。
寝室でも、ファンの低音が響かないため就寝前の映画や星空投影も快適。
専用ポータブルキットで“どこでもAladdin”


Aladdin PocaやPoca LaserはMakuakeのクラウドファンディングでの登場となりましたが、Makuake限定で専用ポータブルキットが販売されています。
- 専用ポータブルキット
- 専用バッテリー付きスタンド
仕切り設計でAladdin Poca本体はもちろん、Aladdin Lensやリモコンなどもジャストフィット。防滴仕様や耐衝撃性もあり、持ち運びにはピッタリのケースです。
更に20,000mAhの専用バッテリー付きスタンドも付属しており、Aladdin Poca最大限活かすにはピッタリのセットとなっています。



専用ポータブルキットが欲しい人はMakuakeのクラウドファンディング期間中の購入をおすすめします!
気になった点
Aladdin Poca Laserを実際に使用して気になった点をまとめていきます。
昼間の明るい部屋では見づらい:550ANSIルーメンという明るさは夜間や暗い環境では十分ですが、昼間の明るいリビングでは映像が白っぽくなり見づらさを感じました。カーテンを閉めるなどの対策が必要です。
価格がやや高め:高性能なレーザー光源とバッテリー内蔵で便利ですが、価格は通常のプロジェクターよりも高めです。ポータブル性や機能性を重視する方には価値がありますが、据え置きメインの方は他の選択肢も検討する価値があります。
Aladdin Lensの管理:前述しましたが、Lens A・Bを装着した状態だと本体が折りたたみできないため、持ち運び時のレンズ管理に少し工夫が必要です。専用ポータブルキットがあればこの問題は解消されます。
Aladdin Poca Laserはどんな人におすすめ?


最後にAladdin Poca Laserはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- キャンプ・アウトドア好きの方:バッテリー内蔵で電源不要、持ち運びも簡単なので、キャンプやグランピングで映画を楽しみたい方に最適です
- 子育て中のファミリー:星空散歩やプラネタリウム機能で子どもの教育にも使え、家族みんなで楽しめるエンタメデバイスを探している方におすすめ
- 寝室でシアター体験したい方:ケーブルレスで設置が簡単、静音設計なので寝る前の映画鑑賞や天井投影を楽しみたい方にぴったり
- 画質と音質にこだわる方:レーザー光源とHarman Kardonスピーカーで、ポータブルでも妥協したくない方に最適な選択肢
- 複数の部屋で使いたい方:持ち運びが簡単で自動補正も優秀なので、リビング・寝室・子ども部屋など複数の場所で使いたい方に便利
まとめ
ポータブルプロジェクターのAladdin Poca Laserをレビューしてみました。


- 3色の独立したレーザ光源でくっきり鮮やか
- 550ANSIルーメンの明るさ
- 自動補正 × 360°回転ジンバルスタンドでどこにでも設置できる
- Aladdin OSにユニークなコンテンツが豊富
- キャンプ時に昼はBluetoothスピーカー・夜はプロジェクターとして使える
- 専用レンズで更に楽しめる
- レーザーモデルは価格が高価
Aladdin Poca Laserは、レーザー光源×バッテリー内蔵×ポータブル性を兼ね備えた、これまでにない自由度の高いプロジェクターでした。
特に印象的だったのは、キャンプでの使い勝手の良さです。電源不要で持ち運びも簡単、しかも画質・音質ともに妥協がありません。550ANSIルーメンの明るさとHarman Kardonの12Wスピーカーは、ポータブルプロジェクターとして最高クラスの性能だと感じました。
価格は高めですが、プロジェクター・Bluetoothスピーカー・プラネタリウム・教育コンテンツと多機能に使えることを考えると、十分納得できる投資だと思います。
特に、キャンプやアウトドアで映画を楽しみたい方、子どもと一緒にプラネタリウム体験をしたい家族には強くおすすめできます。ケーブルレスでどこでも使える自由さは、一度体験すると手放せなくなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
キャンペーン実施中
開催期間:12月1日〜12月15日
12月1日〜12月15日の期間中、公式サイトにてキャンペーン実施中。
「Aladdin Poca」は公式販売価格 69,900円からキャンペーン価格 55,990円になります。
また、今回レビューしている「Aladdin Poca Laser」は公式販売価格 99,900円からキャンペーン価格 79,990円に!
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