この記事でわかること
- PITAKA 浮光躍金 アーティストコレクション ギフトボックスの内容と使用感
- Gordon Hunt氏とのコラボで実現した海の光を表現したデザイン
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
iPhoneケースにデザイン性を求めたい、でも実用性も妥協したくない…そんな悩みはありませんか?
特にiPhone Proシリーズを使っている方なら、本体の美しさを活かしつつ、個性的なデザインで差別化したいと思いますよね。
今回は、PITAKAより提供いただいたPITAKA 浮光躍金 アーティストコレクション ギフトボックス(青月夢 / Lucid Blue)をレビューしていきます。
アートと実用性が出会う、全世界限定400セットの特別なコレクション
中国古典文学の傑作『岳陽楼記』(范仲淹著)の詩的情景も取り入れ、「湖面に映る月光が微風で波紋を起こし、金色の光が波とともに躍動する幻想的な美しさ」を現代の精密加工技術と伝統的な詩情を融合させて表現しています。
カラーは「青月夢(せいげつむ / Lucid Blue)」と「煌金波(きらきんぱ / Golden Glint)」の2色展開で、今回レビューするのは澄んだ夢のような深い青色で静寂な夜空の神秘性を表現した「青月夢」です。
45年以上のアート・デザイン経験を持つGordon Hunt氏の「光」をテーマとした作品と、PITAKAの独自の浮織技術が融合した、全世界限定400セットの特別なコレクションです。
- Gordon Hunt氏とのコラボ: 45年以上のキャリアを持つ英国アーティストの「光」をテーマとした作品との融合
- 浮織技術2.0(菱形織): アラミド繊維の糸を精密制御し、波打つ水面に跳ねる光の粒子を表現
- 充実のセット内容: ケース、グリップ、バッテリー、ポストカード5枚、ライトアートパネル
- 全世界限定400セット: 希少性の高いコレクターズアイテム
それではPITAKA 浮光躍金 青月夢 レビュー | 英国アーティストとのコラボで実現したアートと実用性の融合を書いていきます。
PITAKA 浮光躍金 青月夢のレビュー

開封してみた第一印象

パッケージを開けてみると、まず驚いたのはビルドクオリティの高さでした。全世界限定400セットという希少性もあり、パッケージから特別感が伝わってきます。

手に取った瞬間、青月夢の澄んだ青色の美しさに目を奪われます。「静寂な夜空の神秘性」というコンセプト通り、深みのある青色が印象的で、ケース・グリップ・バッテリーの全てに統一されたデザインが高級感を演出しています。
Gordon Hunt氏のライトアートパネル
ギフトボックス最大の特徴とも言えるのが、Gordon Hunt氏のアート作品を使用したライトアートパネルです。

実際に見てみると、木枠を含めた作りの丁寧さに驚かされます。気合の入ったクオリティで、単なるおまけではなく、独立したアート作品として飾る価値があると感じました。
Gordon Hunt氏は45年以上のキャリアを持つ英国の現代アーティストで、「光」をテーマに海洋風景を独自の視点で表現する作品で国際的な評価を得ています。特に水面に反射する光の揺らぎを繊細に描き出す技法が特徴で、PITAKAの浮織技術による光の反射表現と驚くほど共鳴しています。



実際、ライトアートパネルを見ていると、海の光の表現に魅力を感じます。波打つ水面に跳ねる光の粒子という誰もが心惹かれる普遍的な美しさを、照明パネルとして日常空間に取り入れられるのは、アート好きにとって大きな価値だと思います。
Ultra-Slim Case(極薄ケース)の使用感
軽量性とサイズ感

実際に装着してみると、かなり軽いです。ほぼiPhoneのサイズを損なうことがない薄さと軽さを実現しています。
厚さ0.95mm未満の極薄設計により、ポケットやバッグ内でもかさばらず、長時間の使用でも疲れにくい自然な操作性を提供してくれます。まるで何も装着していないかのような感覚で使えるのは、さすがPITAKAの技術力だと感じました。
浮織デザインの質感

浮織技術2.0(菱形織)による立体的なパターンは、光の角度によって表情を変える効果があり、まるで海に陽の光が当たっているような感覚。
表面はサラサラとしながら力を入れるとしっかりとしたグリップが感じられる質感です。
保護性能について


正直なところ、保護性能は低く感じます。極薄設計を追求しているため、少し本体が露出する部分があり、完全な保護を求める方には物足りないかもしれません。
ただし、これはデザイン性と極薄設計を優先した結果であり、iPhoneの美しさを最大限に活かしたい方にとっては、むしろメリットとも言えます。保護性能を重視するなら、PITAKAの他のラインナップである「Aramid ProGuard Case」や「Aramid UltraGuard Case」を検討する方が良いでしょう。
スマホグリップ

セットに含まれるスマホグリップは、白と青のデザインが可愛い仕上がりです。ケースと同じ青月夢のデザインが施されており、統一感のあるコーディネートができます。

MagSafe対応で、ケースに磁力でしっかり固定されるため、片手操作時の安定性が向上します。また、スタンドとしても使用できるため、動画視聴やビデオ通話時にも便利です。
モバイルバッテリー

アラミド繊維を一部に採用したQi2対応のMagSafeモバイルバッテリーも、単体としてもかわいいデザインです。青月夢の青色が美しく、持ち歩きたくなる魅力があります。
MagSafe対応のため、iPhoneの背面に磁力で固定して充電できる手軽さが魅力。ワイヤレス充電とケーブル充電の両方に対応しており、使い勝手も良好です。
気になった点
価格について

正直に言うと、29,999円という価格は高いと感じます。
ケース単体であれば8,999円、スマホグリップやモバイルバッテリーも個別に購入できることを考えると、ギフトボックスとしてのプレミアム価格設定であることは明らかです。
ただし、全世界限定400セットという希少性、Gordon Hunt氏のライトアートパネル、5枚の記念ポストカード、そして統一されたデザインのアイテムをセットで手に入れられることを考えると、アート作品としての価値やコレクターズアイテムとしての価値を理解できる方にとっては納得できる価格設定かもしれません。
💬 ポイント
実用品として考えると高いですが、アート作品+実用品のセットと考えれば価値は変わってきます
保護性能とのトレードオフ

前述の通り、極薄設計を追求しているため保護性能は控えめです。少し本体が露出する部分があるため、落下時の保護を重視する方には向いていません。
デザイン性と保護性能のどちらを優先するかは、使用する方の価値観次第ですが、この点は購入前に理解しておく必要があります。
浮光躍金 青月夢はどんな人におすすめ?

最後に浮光躍金 青月夢はどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- アート好きの方:Gordon Hunt氏の作品に魅力を感じる、海の光の表現に惹かれる方
- iPhone Proシリーズユーザー:デザイン性の高いケースを求めている、iPhoneの美しさを活かしたい方
- 限定品コレクター:全世界400セット限定という希少性に価値を感じる方
- PITAKAファン:アラミド繊維ケースの魅力を理解している、浮織技術に興味がある方
- 特別なギフトを探している方:大切な人へのプレゼントとして、アートと実用性を兼ね備えたアイテムを贈りたい方
個人的には、もう1つの色である「煌金波(Golden Glint)」も気になります。輝く金の波のような躍動感で温かな活力を表現したデザインも、青月夢とはまた違った魅力がありそうです。
まとめ
PITAKA 浮光躍金 アーティストコレクション ギフトボックス(青月夢)は、アートと実用性の融合を実現した特別なコレクションでした。
29,999円という価格は決して安くありませんが、全世界限定400セットという希少性、Gordon Hunt氏のライトアートパネル、統一されたデザインのアイテムセットを考えると、アート作品としての価値を理解できる方にとっては納得できる価格設定だと感じました。
特に印象的だったのは、澄んだ青色の美しさとビルドクオリティの高さです。ケース・グリップ・バッテリーの全てに統一されたデザインが施されており、アイテム単体としての魅力だけでなく、セットとしての調和も楽しめます。
保護性能については極薄設計とのトレードオフがありますが、iPhoneの美しさを最大限に活かしつつ、デザイン性の高いケースを求める方には強くおすすめできます。
特に、アート好きの方やiPhone Proシリーズユーザーでデザイン性を重視する方には刺さりやすい製品だと思います。海の光の表現に魅力を感じる方、Gordon Hunt氏の作品に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!



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