【DIY】Echo Show 15を取り付けるための「壁」作ってみた | ラブリコを活用して賃貸住宅でも穴開け放題

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こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。

AmazonからEcho Show 15が販売されましたね。大画面でAlexa機能以外に掲示板のように使えて家族での情報共有に使えます。

「家族との電子掲示板なんてめちゃくちゃ便利」と思いましたが、我が家は賃貸住宅なので壁に穴を開けるEcho Show 15はどうも設置しづらい。

そんな悩んでいたところ、Twitterでフォローさせてもらってるブログ “BENRI LIFE” の運営者Kouさん(@Kou1600)のデスクツアー記事を拝見しました。

記事の中にラブリコで作った板壁を掲載されており、” 賃貸でも自分で壁を作ればいいんだ。これだ! “と感激しました。今回紹介した記事で一念発起し、Echo Show 15を取り付けるための「壁」を作成することにしました。

じゃが

Kouさんのデスク記事を貼っておくよ!周りの環境含めて参考になる点が多いです。

それでは【DIY】Echo Show 15を取り付けるための「壁」作ってみた | ラブリコを活用して賃貸住宅でも穴開け放題を書いていきます。

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目次

Echo Show 15とは?

スクロールできます
Echo Show 15の外箱はAmazonデバイスのいつも通り青い箱
Echo Show 15ととりあえず起動してみた

15.6インチの大型ディスプレイを搭載したAmazon Alexaの専用デバイスです。Echo Show 15のディスプレイには複数のウィジェット表示でき、家族間の予定やリマインドの共有に活かすことができます。

じゃが

イメージとしては家族内の掲示板みたいな感じだね!

壁掛け設置したEcho Show 15は見栄えがよい
壁掛けしたEcho Show 15

Echo Show 15の設置には複数の方法があります。

  • 壁掛け
  • VESAマウント
  • 専用スタンド

それぞれメリット・デメリットがありますが、どうせなら設置した見た目が美しい壁掛け設置をしたい。その要望を叶えるために今回DIYで壁を作成しました。

Echo Show 15の詳しい中身の解説は別記事にて行う予定です。

ラブリコで壁をDIYしてみた

今回2×4木材2400mmを3本ラブリコで立てて、そこに1×4木材1400mmを20本横向きに取り付けていきました。木材はホワイトウッドを購入してワトコオイル ホワイトで塗っています。

じゃが

部屋の雰囲気に合うようにワトコオイルのホワイトを塗ってみたよ!木材の本数や長さは設置環境に合わせて調整してね!

壁作成のためにホワイトウッドの木材を多く用意した
木材
ワトコオイルを塗るための工具類をまとめてみた
塗布するための工具

ちなみに木材は近くのホームセンター(グッディ)で購入しました。北部九州にしかありませんが・・・PayPayモールで取り寄せるとPayPayポイントがついたので非常にお得でした。

PayPayモールをクリックするとグッディの店舗ページに繋がるよ

Amazonや楽天にも取り扱いはあり。配送料がかかります。

ワトコオイル ホワイトを塗っていく

ワトコオイルをハケで塗っていく
ワトコオイルとハケ

ワトコオイルの塗り方は以下のとおりです。

  1. 240番のやすりで木材を研磨する
  2. 全体に薄くオイルを塗布する
  3. 塗布から15〜30分乾燥
  4. 布で拭き取り1時間乾燥させる
  5. さらに薄く(②の1/3〜1/4)くらいでオイルを塗布
  6. 濡れた状態で400番のやすりで研磨し、完全にオイルを拭き取る
  7. 24時間乾燥させる
STEP
240番のやすりで木材を研磨する
240番のやすりで壁を削っていく

240番のやすりを使ってホワイトウッドを木目方向に従って研磨していきます。削る目安としては表面がサラサラになるまで行います。

木材を削るためにハンドサンダーを用意した
ハンドサンダーとやすりのセット

筆者はハンドサンダーで合計23本の研磨を実施しましたが、疲労で腕が辛かったです。他でも研磨する可能性がある方は電動サンダーの購入を強くおすすめします。

STEP
全体に薄くオイルを塗布する
ワトコオイル ホワイトとハケを並べてみた

ワトコオイルは使用する前にしっかり振ってください。

ワトコオイルをハケを使って塗っていく

研磨が終わった木材からワトコオイル ホワイトを塗布していきます。

このときオイルを塗布しすぎないよう量を調整してください。後の拭き作業が非常に大変になります。

1度目の塗りのコツ
  • ハケの先端だけオイルをつける
  • 木全体にオイルを落とすイメージで落としたオイルを伸ばしていく
  • 「底→表→裏→側面」の順番で塗ることで側面は表裏を塗った時のオイルを利用
ワトコオイル ホワイトの200mlでは多くの木材を塗ることができない
200ml

ちなみにワトコオイルには200ml / 1L / 3.6Lのラインナップがあり、筆者は必要量がわからず200mlを購入しましたが案の定足りませんでした。

ワトコオイル ホワイト1Lを追加で購入した
1L

作業途中で1000mlを近くのホームセンターで購入しました。200mlと1Lの価格差は約2.3倍・量は5倍ほど違います。

どちらを買えば良いかは明白です。1Lを購入することを強くおすすめさせていただきます。

じゃが

筆者と同じ失敗をしないよう注意してください。ちなみにワトコオイルの標準塗布面積は約10㎡ / 1Lです。

STEP
塗布から15〜30分乾燥
ベランダの縁を養生テープで汚れないようにしておく
ベランダの縁を養生
足元には段ボールを敷き詰めて汚れ防止を行う
足元には段ボールを敷きました

塗り終わった木材から順番に15〜30分乾燥させていきますが、その前に筆者の場合は汚れないよう養生しておきました。作業環境に応じて養生を忘れないようにしてください。

ワトコオイルを塗った木材を並べていく
ワトコオイルを塗った木材を乾燥させている様子

このときの乾燥は木材にワトコオイルを浸透させるのが目的です。

STEP
布で拭き取り1時間乾燥させる
ワトコオイルを塗布して30分乾燥させた木材
30分乾燥させた木材

先ほど15〜30分乾燥させた木材を布で拭いていきます。筆者は子供の不要となったガーゼで拭いていきました。

拭きの目安は乾燥で浸透しきれなかったオイルを拭き取るイメージです。こちらもサラサラという質感になるまで拭き取りましょう。

STEP
さらに薄く(②の1/3〜1/4)くらいでオイルを塗布
ワトコオイルを1度塗り、2度塗りした木材を並べてみた
左:1度塗り 右:2度塗り
ワトコオイルの2度目の塗布はかなり薄く塗る
2度目の塗り加減

1時間乾燥させた木材に1度目より薄く2度塗りしていきます。このときかなり薄く塗ることで次の400番でのやすり研磨のやり易さが変わります。

オイルをハケに薄くつけて限りなく、薄く伸ばしていきましょう。

STEP
濡れた状態で400番のやすりで研磨し、完全にオイルを拭き取る
ワトコオイルを薄く塗布した後削っていく
側面もしっかりウェット研磨していく

塗ってすぐに400番の耐水ペーパーでウェット研磨していきます。仕上げの研磨なので荒い面がないよう丁寧に研磨していきましょう。

塗って時間を置いてから研磨するとオイルが固まってしまうので素早く行います。

ウェット研磨した後は最後の拭き取りを行う
最後の拭き取り

ここでもサラサラとした質感になるまで拭き上げていきます。それに加えてオイルがムラとして残らないよう丁寧に拭きましょう。

じゃが

最後の拭き上げだよ。ムラにならないよう丁寧に研磨と拭きを行おう!

STEP
24時間乾燥させる
ワトコオイル塗布後、24時間乾燥させて朝を迎えた
次の日の朝

ここまで作業お疲れ様でした。24時間乾燥させてやっと完成です。

筆者は削って〜塗るまでの上記作業にほぼ1日費やしました。23本という本数が少し多かったですね。

ワトコオイルの塗布前後で色が大きく異なり西洋風な色合いになる
左:未施工 右:2度塗り後

時間をかけた甲斐あって施工前後では質感が大きく異なります。ホワイトウッドがさらに西洋風な良い色合いになりました。

ラブリコで壁を組んでいく

ラブリコを用いて壁を組み立てていく

ラブリコを使った壁の作り方は以下のとおりです。

  1. ラブリコで2×4材を柱として3本立てる
  2. 壁となる1×4材にツーバイフォー定規で印をつけていく
  3. 1×4材に下穴を開ける
  4. 1×4材をビス止め
  5. (真ん中)穴開け位置に印をつけていく
  6. (真ん中)下穴開けとビス止め
STEP
ラブリコで2×4材を柱として3本立てる
ラブリコの外箱はおしゃれなデザインをしている
ラブリコは木材の前後に取り付けてアジャスターを調整していく

2×4材専用のアジャスター「ラブリコ」を使って支柱を立てていきます。

ラブリコアジャスターの取扱説明書
付属の取扱説明書

付属の取扱説明書には木材は「天井の高さ-95mm」で切るようにと書いてあります。が、筆者は少し長めの天井から-90mmでカットしました。

長めに残すことで「後から調整可能になる」「アジャスターをあまり回さず済むので固く固定できる」という利点があります。

何も設置していない元々の壁
何もなかった壁に
2×4を柱として3本立てた
2×4材が3本立ちました

2×4材を垂直に立てて、上部の調整ねじを時計回しに回すことで固定できます。それを3度繰り返すことで柱を立てることができました。

垂直は水平器を用いて確認しています。

STEP
壁となる1×4材にツーバイフォー定規で印をつけていく
ツーバイフォー定規で2×4に穴開け位置の印をつける
ツーバイフォー定規

1×4材の両端にビス止め用の印をつけていきます。ここで役に立つのがツーバイフォー定規です。

ちなみに真ん中はズレると見栄えが悪いので現物合わせで実施しました(後ほど手順書いてます)。

ツーバイフォー定規のパッケージは定規が裸でつけてある
ツーバイフォー定規のパッケージ
ツーバイフォー定規は様々な用途に応じた穴が用意されている
様々な箇所に用途にあった穴が用意されている

2×4や1×4材への線引きやビス止めの位置決めのために作成された定規。ビス止めの印を一定間隔つけることが可能です。

曲尺で端からの長さを測っている様子
曲尺で開けたい箇所までの長さを測って
ツーバイフォー定規で穴開け位置に印をつけた
ツーバイフォー定規で印をつける

曲尺で横の長さを測ってからツーバイフォー定規で印をつけていきました。この工程を正確に行うことで完成時ビスが上から下に揃って並びます。

じゃが

2×4材でのDIYをする予定のある人は持っておいて損がない定規だよ!

STEP
下穴を開ける
スクロールできます
下穴錐を穴開け位置に合わせる
錐を先ほどの印に合わせて
下穴錐で2×4に穴を開けている様子
穴を開けていく
下穴錐で2×4に2ヶ所穴を開けた
2点開けることができました

ビス止めしたときの板割れを防ぐために事前に下穴を開けていきます。今回壁用となる1×4材のみの合計20本に下穴開けを実施しました。

DIYするたびにお世話になっている下穴錐

STEP
ビス止め
ビス止め前に水平器でしっかり水平を確認する
水平器を使ってしっかり確認していく

今回壁となる1×4材は上から隙間なく詰めて取り付けていきました。

最初に取り付ける1×4材の水平は非常に重要です。最初さえしっかり水平に取り付ければ他の1×4材は自然と水平になります!

スクロールできます
1枚壁の水平が決まったら後の1×4は詰めて取り付けていく
あとは順番に上から固定していきます
下穴を開けたところにビス止めをしていく
前の手順で開けた下穴
1×4にビスを打ち込んでいる様子
ビスを打ち込んでいく

ホームセンターで購入した木材は真っ直ぐではないものもあるので、しっかり固定した状態でビスを打ち込んでいきます。(木材1本1本、最初の固定のみ2人で両端を抑えることが望ましい)

合計20本1×4材の両端を柱(2×4材)に固定していきました。

1×4材によっては穴開け位置に節があり、ビスが入りにくいものがあるのでその場合は電動ドライバーのトルクを少しずつあげましょう。その他箇所は3~6[N•m]くらいが目安トルクです。

STEP
(真ん中)穴開け位置に印をつけていく

柱の真ん中にビス止めする穴は現物合わせで1×4材を固定した後に施工していきました。

ビス止めした1×4にツーバイフォー定規を当てたら浮いてしまう
普通にやろうとしたら定規浮く
ツーバイフォー定規を逆さにひっくり返してマーキングしている
ということで逆さにしました

1本目は後ろの柱を参考に印をつけていきました。柱が当たるのでひっくり返してビス穴に印を点けています。

スクロールできます
曲尺で垂直に線を引いている様子
曲尺で垂直に印をつけ
垂直に引いた線に合わせてツーバイフォー定規でマーキング
ツーバイフォー定規で穴位置にマーキング
ツーバイフォー定規で下穴位置にマーキングが完了
マーキング完了

2本目以降は上部を参考に曲尺で垂直に線を引いていき、それを元にツーバイフォー定規で印をつけていきました。

じゃが

ツーバイフォー定規の利便性が高く、簡単に下穴位置へのマーキングができます!

STEP
(真ん中)下穴開けとビス止め
1×4の真ん中部分に下穴を開けてビス止めしていく

真ん中は裏の2×4材まで下穴を開けました。

このときビス長以上開けないよう留意しながらドライバーを押し進めてください(今回のビス長は40mm)。

ビス固定方法は先ほどと同様です。今回は1×4材1本につき6ヶ所ビス止めして合計120本のビスを使用しました。

ラブリコで壁を作成した

20本すべてビス止めし終わったら完成です。ここまでお疲れ様でした〜!

ワトコオイル ホワイト

ワトコオイルは下記の8色がラインナップとしてあります。筆者は今回部屋の雰囲気に合わせてホワイトウッドの木材に「ワトコオイル ホワイト」を塗布しました。

ナチュラル / ホワイト / チェリー / マホガニー / エボニー / ドラフトウッド / ミディアムウォールナット / ダークウォールナット 色の見本は公式HPに掲載あり

塗布した前後での変化をまとめておきます。色選びの参考にされてください。

ワトコオイルを1度塗りした時の色合い
1度塗りの前後

1度目の塗布はワトコオイル自体の色が出ていますね。まだ浸透前なので非常に白が濃く感じます。

ウェット研磨をしていないと表面がザラザラのまま乾燥する
左:1度塗布(ウェット研磨実施) 右:2度塗布(完成品)

次はウェット研磨をしていないものと2度塗りした完成品を比べてみました。

  • 色:木材にテカりがあり、塗りムラがある
  • 質感:塗料がそのまま乾燥して触った質感はザラザラしている
ワトコオイルを塗らないと質感が悪い
左:何もしていない 右:2度塗布(完成品)

最後に何もしていないものと完成品を比べてみました。

  • 色:素材の木の色から少し白っぽくなっている
  • 質感:やすりがけ未実施なのでザラザラしている(ただし上のウェット研磨未実施よりはザラザラしていない)

2度塗りして研磨までしている完成品の手触りはサラサラしています。長期的にみてもワトコオイルは割れや反りの抑止効果もあるため、長く使いたい家具等には手をかけて塗布することをオススメします。

まとめ

Echo Show 15をラブリコで作成した壁に設置してみた

「Echo Show 15を壁掛け設置したい!」という思いで、ラブリコを使い壁をDIYしてみました。

メリットデメリット
材料費1万円ちょいで壁を作成可能
西洋風の壁が完成する
賃貸でも穴開け放題
工夫次第で棚を増やすことも可能
作業工程が多く大変(約1日半くらい時間がかかる)

約1日半作成に費やし結構作業自体は大変でしたが、結果は大満足!予想を超えていい色合いの壁に仕上げることができました。

材料が1万円ちょいで揃うのも大きな利点ですね。時と場合によりますが、穴の目立たない賃貸用の壁掛け商品はより個人的には満足度は高いです。

ここにさらに棚を設置したり、子供が工作した作品を飾っていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!

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