この記事でわかること
- MacBook Neoの特徴と実際の使用感
- サブ端末としてどこまで使えるか
- MacBook Air M5との違いと選び方
こんにちは。ガジェットブロガーのじゃが(@jaga_farm)です。
ついに10万円以下でmacOSが動くMacBookが登場しました。MacBook Neo、¥99,800から。
初めてのMacとして、サブ端末として、あるいは家族用の1台として。10万円を切る価格でmacOSのフル体験が手に入るのは、かなり大きな出来事ではないでしょうか。
ぼくの場合、メインのM4 Pro Mac miniに加えて外出用のM4 MacBook Air 15インチを妻と共有していました。Apple IDが2つ登録されていて、ちょっと使いたいときのアカウント切り替えが億劫だった。そこで「自分専用のMac」としてMacBook Neoを購入しました。
- A18 Proチップ:iPhone 16 Pro由来の省電力プロセッサを搭載
- ¥99,800から:Mac史上もっとも手に取りやすい価格帯
- 4色展開:シルバー・ブラッシュ・シトラス・インディゴのカラーマッチングキーボード
- 13インチ Liquid Retina:ノッチなしのフラットなディスプレイデザイン
- ファンレス設計:完全無音で発熱もほとんどなし
それではMacBook Neo レビュー | 10万円以下の「自分専用Mac」が想像以上に快適だったを書いていきます。
MacBook Neoのレビュー
コンパクトな筐体とブラッシュカラーの魅力

手に取った瞬間、まず「小さい」という印象が強烈でした。M1 Pro MacBook Pro 14インチやM4 MacBook Air 15インチを使っていたぼくからすると、余計にそう感じるのかもしれません。

サイズは29.75×20.64cmで、現行のM5 MacBook Air 13インチ(30.41×21.50cm)よりも縦横ともにコンパクト。厚みは1.27cmと少し増していますが、体感としては「小さい弁当箱」みたいな感じです。カジュアルに持ち運ぶ分にはこの厚み、まったく気になりません。軽いに越したことはないですが、まあ許容範囲。
今回選んだのはブラッシュという薄いピンクカラーです。ぼくはいつもシルバーやホワイト系ばかり選んでいたので、たまには違う色にしたかった。妻との共有も考えると、この淡いピンクは可愛くて好印象。iPhone 17eのソフトピンクと合わせて、Appleの薄ピンク系ラインナップが増えたのは嬉しいですね。
ノッチなしのフラットディスプレイと解像度の話

MacBook Neoの大きな特徴として、ノッチがありません。iPad風の均一なベゼルデザインで、メニューバーがフラットに並びます。ベゼル自体はMacBook Airよりやや太めですが、個人的にはむしろこちらのほうが好みです。MacBook AirやProのノッチ部分って凹みが気になりますよね。それがない分、見た目がスッキリしています。

ただし、デフォルトの表示解像度には少し不満がありました。標準の1589×994相当だと文字が大きすぎて、一度に表示できる情報量が物足りない。ぼくはBetter Display Proを導入して1637×1024に変更しています。ここは割り切りが必要なポイントです。
また、外部ディスプレイ出力は最大4K(60Hz)×1台までで、5K出力には対応していません。Studio Displayなどの5Kモニタをつなぎたい方は注意が必要です。
日常使いからSSH接続まで軽快に動く

実際に使ってみると、ブラウザやメールといった日常タスクはまったく問題なし。ぼくの場合、ベッドで目を覚ましてからデスクに座るまでの間にカジュアルに使いたいという理由で購入しているので、この軽快さがちょうどいいんです。
個人的にお気に入りの使い方が、自宅のM4 Pro Mac miniへのSSHログインと画面共有。別の部屋からMacBook Neoで接続して、重い処理はMac mini側に任せる。手元はターミナルと画面描写が動くだけなので、Wi-Fiさえ安定していればスムーズそのものです。
さらに、ぼくはGhosttyというターミナルアプリを複数起動して、Claude Code(エージェント型コーディングツール)を並列で走らせています。これが購入の大きな目的でした。外出先でもGhosttyを複数立ち上げて滑らかに動くことを確認済み。これで動くmacOSが10万円以下で手に入る。素直に驚きです。
じゃがA18 ProはもともとiPhone向けチップなので省電力性能が優秀。日常タスクならサクサク動きます!
Touch IDなしでもApple Watchで完結する


ぼくが購入した256GBモデルにはTouch IDが搭載されていません。512GBモデルのみの機能です。「毎回パスワード入力するの?」と思うかもしれませんが、Apple Watchを持っていれば何も困りません。
ロック解除はもちろん、システム設定の変更やアクセス権の承認もApple Watchからできます。ぼくは現在Mac mini・MacBook Air・MacBook Neoの3台をApple Watchに連動させていますが、どれも引っかかることなくスムーズ。Touch IDのために512GBモデルを選ぶ必要はないかなと思っています。
省電力チップが生む充電まわりの快適さ
A18 ProはもともとiPhone 16 Pro向けに設計されたチップなので、消費電力が非常に低い。この省電力設計のおかげで、充電まわりの運用がとても楽です。
たとえば、MacBook NeoとMacBook Airの2台を65Wの充電器1つで賄えます。旅行先に持っていく充電器を減らせるのは地味にありがたい。ちなみに、付属の20W充電器はまったく使っていません。手持ちの充電器で十分です。
バッテリー持ちについてはまだ購入直後なので長期データはありませんが、Ghosttyを複数立ち上げてClaude Codeを動かしても数時間は余裕で持ちました。長時間使用しても発熱がほとんどなく、膝の上に置いていても熱さを感じないレベル。夏場もファンレスのまま快適に使えそうです。
スピーカーとマイクは価格以上の実力


スピーカーはデュアル構成で、Spatial AudioとDolby Atmosに対応しています。さすがはAppleと言いたくなる音質で、この筐体サイズ・この価格帯にしてはしっかり鳴ります。
ただ、スタジオディスプレイやMacBook Air 15インチの4スピーカーと比べると、さすがに差はあります。あくまで「価格と筐体サイズに対して」という前提での評価です。
マイクはデュアルマイクアレイで指向性ビームフォーミングに対応。試してみると、静かな環境であれば筐体内蔵マイクでの音声入力がほぼ正確に認識されます。Webミーティングやちょっとした音声メモには十分な性能です。
アクセサリーとキーボードまわり
新筐体デザインなので、ケースやフィルムの選択肢はまだ少ない状態です。ハードケースについてはCASEFINITEさんが対応してくれそうな気配があるので期待しています。フィルムも各メーカーが順次対応中。


ぼくはUS配列モデルを購入しましたが、M4 MacBook Air 15インチのUS配列用に買っていたキーボードカバーがそのまま使えました。同じ製品をもう1枚買い足して運用しています。


トラックパッドはForce Touchではなくメカニカルクリック式ですが、タップでクリックをオンにしているので押し込む場面は少なめ。たまに押し込んだときの感触もむしろ気持ちがいい。個人的には気になりませんでした。
気になった点
MacBook Neoを使ってみて気になった点をまとめます。
デフォルト解像度の表示が大きすぎる:標準の1589×994相当では文字がかなり大きく、表示できる情報量が少なく感じます。Better Display Proなどのツールで変更すれば解決しますが、標準のままだとストレスを感じる方もいるでしょう。
256GBだと移行アシスタントが使えない:既存Macからの引き継ぎ設定は容量的に厳しく、アプリを精査してインストールし直す必要がありました。サブ端末なら割り切れますが、メインにするなら512GBモデルが無難です。
8GB RAMは用途を選ぶ:ぼくの使い方では問題ありませんが、ブラウザのタブを大量に開いたり重い作業を並行するには心もとない。そういう作業はMac miniに任せると割り切っています。
世間ではキーボードバックライトの非搭載が話題になっていますが、ぼくはブラインドタッチができるので正直困っていません。暗い場所でMacを使うことも少ないので、個人的には懸念点ではないです。



サブ端末として使うなら256GB・8GBで十分。メイン用途で検討しているなら512GBモデルをおすすめします!
MacBook Air M5との比較
MacBook Neoの購入を検討している方がもっとも比較するであろうMacBook Air M5との主な違いをまとめました。
| 項目 | MacBook Neo | MacBook Air M5 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | ¥99,800〜 | ¥164,800〜 |
| チップ | A18 Pro | M5 |
| RAM | 8GB | 16GB〜 |
| ストレージ | 256GB / 512GB | 512GB〜4TB |
| ポート | USB 3×1 + USB 2×1 | Thunderbolt 4×2 |
| ディスプレイ | 13.0″ sRGB 500nit | 13.6″ P3広色域 |
| キーボードBL | なし | あり |
| Touch ID | 512GBモデルのみ | 全モデル標準 |
| 外部モニタ | 4K 60Hz × 1台 | 6K 60Hz × 2台 |
| バッテリー | 36.5Wh / 最大16時間 | 53.8Wh / 最大18時間 |
| 重量 | 1.23 kg | 1.23 kg |
価格差は約6.5万円。この差でRAMが2倍、Thunderbolt 4対応、P3広色域ディスプレイ、キーボードバックライトと、得られるものは多い。1台で完結させたいならMacBook Airのほうが満足度は高いでしょう。
ただ、ぼくのように「メインMacは別にある」「カジュアル用途で1台追加したい」「とりあえずmacOSが動けばいい」という目的なら、6.5万円安いMacBook Neoの価格設定はかなり魅力的。用途が違えば、選ぶべきモデルも変わります。
MacBook Neoはどんな人におすすめ?


- 初めてMacを買う人:10万円以下でmacOSの体験が手に入り、日常使いなら性能も十分
- サブMacが欲しい人:メインMacとは別に、持ち運びやカジュアル用途に1台追加するのに最適
- iPadでは物足りなかった人:macOSのフルデスクトップ環境が使えるのは大きい
- 家族とMacを共有していて自分専用が欲しい人:アカウント切り替えのストレスから解放される
- 学生:教育価格¥84,800はとにかく強い。レポート・ブラウジング・オンライン授業に不足なし
一方で、動画編集やローカルLLMなどの重い処理をメインに考えている方には向きません。外部ディスプレイを多用するプロフェッショナルも、4K×1台の制限が厳しいでしょう。そういった用途にはMacBook AirかMacBook Proを選んでください。
とはいえ、A18 ProはM1相当のパワーがあるので、ちょっとした動画編集や画像加工であれば十分すぎるほど動きます。クリエイティブ作業を「しない」のではなく「メインにはしない」という方であれば、MacBook Neo 1台で完結できる実力はあります。
まとめ


MacBook Neoは、10万円以下でmacOSが手に入るAppleの新しい選択肢です。
A18 Proチップは日常使いに十分な性能で、ファンレスで静か。発熱もほとんどなく、省電力設計のおかげで充電器まわりの運用も楽。ぼくのようにSSH接続やターミナル作業がメインのサブ端末としては、理想的な1台でした。
キーボードバックライトなし、8GB RAM固定、256GBの容量制限と割り切る部分はあります。ただ、「メインMacは別にあって、持ち運びやカジュアル利用に自分専用のMacが欲しい」。そんな方にはぴったりの製品です。これで動くmacOSが10万円以下。やっぱりこの価格が最大の武器ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!





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