この記事でわかること
- WORLD GADGETS MagPencilの使用感や特徴
- Apple Pencilと使用感を比較してみた
こんにちは!3度の飯よりメモが好きなほどメモを頻繁にしているじゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
アイデアなどちょっとしたことを思いついたとき、頭の中を整理したいときなどメモは最高の効力を発揮してくれます。メモしない日はないほど何かしら毎日メモしておりペンを切っても切り離せない日々を過ごしています。
外出先でiPad mini 6で自宅ではiPad Proでメモすることが多いです。両機種にApple Pencilを装着していればよいのですが、なくすリスクと元より高価という理由からiPad mini 6にはサードパーティ製のスタイラスペンを使っています。
サードパーティ製のスタイラスペンはメモで使うことが多いので筆圧など細かい機能は気になりませんが、どうしても気になるのが充電です。サードパーティ製のスタイラスペンは独自の充電端子が多い・充電残量が分からないなどのデメリットがあり、外出先で充電が切れてしまうことがしばしば。
そんな悩みを解決する安価でiPadからワイヤレス充電が可能となるサードパーティ製のスタイラスペンがWORLD GADGETSより登場しました。
「MagPencil」と名付けられたそのペンはワイヤレス充電可能・Apple Pencilのようにサッと起動・筆圧検知ありなど多機能ながらApple Pencilの1/4程度の価格となっています。さらに特徴的なクリアボディが所有欲を満たしてくれます。
使ってみた感想としてはイラストメインで使う人以外はMagPencilで十分と思わせるペンとなっていました。そんなMagPencilを今回はレビューしていきます。
スケルトンボディが特徴的なスタイラスペンになっています。
- iPadと吸着してワイヤレス充電が可能
- Apple Pencilのように取り外したらサッと起動
- スケルトンボディ
- 傾きで筆圧が変わる検知機能あり
- 気軽に外へ持ち出せる
- ダップルタップ機能なし
それではWORLD GADGETS MagPencil レビュー | Apple Pencilの代わりに使えるスタイラスペンを書いていきます。
WORLD GADGETS MagPencilのレビュー
商品名 | |
---|---|
サイズ | 全長165mm 直径8.9mm |
重量 | 14g |
連続可能時間 | 約8時間 |
対応デバイス | 2018年以降に販売されたiPad mini / Air / Pro (2024年販売のiPad Pro / Airは除く) |
付属品 | スタイラスペン 替え芯 × 1 取扱説明書 |
価格 | ¥4,800 |
- MagPencil本体
- 替え芯 × 1
- 取扱説明書
iPadに吸着してワイヤレス充電が可能
WORLD GADGETS MagPencilはiPadとマグネットで吸着してApple Pencilのようなワイヤレス充電に対応しています。
サードパーティ製のスタイラスペンだとType-Cのポートから充電、専用端子の充電ケーブルで充電などが多く外出先で充電切れになったときに充電する手段がないことが多いです。
ぼく自身Apple Pencilは持っていますが外出先でなくすのが怖く外出先に常に持ち歩いているのはサードパーティ製のスタイラスペンです。そのため充電切れで使えないなんてシーンは何度も経験してきました・・・
WORLD GADGETS MagPencilはその心配がなくiPadの充電さえ気にしていれば使えるようになっています。
Apple Pencilのように取り外してすぐに使える
WORLD GADGETS MagPencilはApple PencilのようにiPadから取り外したらすぐに使えるようになっています。サッとメモなどを取る用途で使うことがとても多いのでこれはとてもありがたいです。
WORLD GADGETS MagPencilはマグネット脱着で起動しているわけではなく正確には先端近くの金色リング部分に触れることで電源が起動。その後、5分間使われなければ自動電源OFFとなっています。他製品と比べると電源ON / OFFの操作が必要ない分シームレスに使うことができます。
使用感としてはペン先を持てば起動するためほぼ意識することなく勝手に電源がONになっているイメージです。書き心地もスムーズでメモ程度であればサラサラと書くことができました。
ただiPadでマグネット吸着中であっても金色リングに触れると電源がONとなっているため少しバッテリーを消費している点があり精神衛生上ムムッと気になることがありました。触れちゃっても5分後にはOFFになっているのでそこまで意識することはないんですけどね。
男心をくすぐるスケルトンボディ
WORLD GADGETS MagPencilはパット見てわかるようにクリアボディが採用され中の基板実装の様子を伺うことができます。スケルトンボディが大好きな方にとってはたまらないデザインですよね。男心をくすぐられます。
スケルトンボディを活かして電源ONや充電中のインジケーターランプも基盤内に実装。ランプからMagPencilの状態を知ることができます。
傾きで筆圧を変えられる
WORLD GADGETS MagPencilにも筆圧検知機能は搭載されています。検知方法としてはMagPencilの角度で決まるためイメージとしては鉛筆を傾けたときに濃ゆく書ける感触に似ています。
ぼくの場合文字を書く用途で使うことが90%以上なので筆圧検知は余り使うことがありませんが、筆圧検知を使った操作は少しコツが必要で少し使ったくらいでは慣れませんでした。
どの角度でどの程度の筆圧として検知されるのか検証してから実際のイラストへ向かう感じで、実際イラスト用途などで使うのであればApple Pencil一択だと思います。
気軽に外へ持ち出せる
WORLD GADGETS MagPencilはなんといっても価格が魅力的。Apple Pencil(19,800円)の約1/4の価格の4,800円で取り扱いされています。円安の影響もありApple Pencilが高くなりすぎですよね・・・
そのため気兼ねなく外出先へ持ち出すことができます。ぼくはiPad mini 6やiPad Proと一緒に持ち出していますが、iPad Proの場合同メーカーのMagFolio(Apple Pencilホルダーつき)を使うことで持ち運び中の落下はほぼ皆無。
アウターケースと組み合わせることでMagPencilが露出することもありません。
iPad mini 6の場合も落下対策も兼ねてdripのLeather Apple Pencil Holderを使っています。
WORLD GADGETS MagPencilの気になった点
WORLD GADGETS MagPencilを使っていて気になった点をまとめていきます。
Apple Pencilにあるダブルタッチ機能はない
Apple Pencilでよくペンと消しゴムの切り替えで使われるダブルタッチ機能はMagPencilにはありません。
Apple Pencilを使っていると結構使う機能ではあるので残念ではありますが、サードパーティ製である以上ここは諦めるしかありません。
アプリによってはスタイラスペンの操作はペン・指操作は消しゴムなど使い分けできたり、消しゴムへの切り替えはサッと指で行うなどして工夫すればシームレスな操作は可能かと思います。
iPadを入れ替えての使い方には向かない
WORLD GADGETS MagPencilはApple Pencilと同じくBluetoothペアリングをすることで使うペンとなっています。iPadを複数台持っていた場合入れ替えは少し不便でした。
Apple Pencilの場合使っていないiPadの方に吸着すると自動ペアリングまで済ませて数秒で使うことができるようになります。ただMagPencilの場合はさすがに自動ペアリングとまではいきません。一度接続していたiPadのBluetooth接続を解除してからペアリングする必要がありました。
ただ検証しているとBluetooth接続の必要があるのは筆圧検知のために必要でメモ用とだけであればBluetoothペアリングなしでも使うことができました。
筆圧検知を必要としないならBluetoothの切り替え不要で使えます。あとは残バッテリー量が見れないくらいでした。
WORLD GADGETS MagPencilはどんな人におすすめ?
最後にWORLD GADGETS MagPencilはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- 文字を書く用途でスタイラスペンを使いたい
- スケルトンデザインが好きな方
MagPencilは文字を書く用途としてこれで十分と思わせてくれるスタイラスペンとなっています。価格・機能のバランスが良くメモ用途を主として使っているぼくにはピッタリの性能でした。フィルムとの相性もあるとは思いますが、書き心地もサラサラと動いてくれるため引っかかることもなく文字を書くことができます。
特徴的なスケルトンボディは目を引きます。中の基板が透けて見えるこのデザインが好きな方は多いのではないでしょうか。遠目からみてもMagPencilとわかるため外sh痛先で使っているときに紛失しにくいのも良いですね。
まとめ
スケルトンボディのスタイラスペン WORLD GADGETS MagPencilをレビューしてみました。
- iPadにマグネット吸着してワイヤレス充電が可能
- Apple Pencilのように取り外してすぐに使える
- 男心をくすぐるスケルトンボディ
- 傾きで筆圧が変わる
- 気軽に外へ持ち出せる
- Apple Pencilにあるダブルタップ機能は非搭載
- iPadを即座に入れ替える使い方は向かない
iPadでワイヤレス充電をできる点はペン本体の電池残量を全く気にする必要がないので外出先で使う用途としては十分です。金色のリング部分に触れれば起動するので体感としてはシームレスに起動しているApple Pencilのような使用体験を実感することができます。
Apple Pencilのダブルタップ機能がないのは残念ですが、アプリによっては消しゴムに切り替えずともグチャグチャに消したい部分をなぞるだけで消えるためそこまで不便は感じませんでした。
なによりApple Pencilのような体験を1/4の価格でできるので導入にハードルの高いApple Pencilの代わりとしては良い選択肢だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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