この記事でわかること
- PinButton Case for Galaxy S24 Ultraの特徴
- NFCショートカットの活用例
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
Galaxy S24 Ultraを購入して約1ヶ月が経ちますが、ここにきて新しい機能を保護ケースに搭載した製品が登場します。
PITAKAより登場した「PinButton Case for Galaxy S24 Ultra」です。何が新しいってケース本体にNFCが3つ内蔵されており、電源や音量ボタンとは逆の左側面にある3つのPinButtonを押下すれば内蔵NFCがGalaxy S24 Ultraに読み込ませる仕組みとなっています。
読み込んだNFCからショートカットを起動して・・・
- アプリの起動
- スマートホームデバイスを動作
- サービス系の利用
- 上記操作を複数組み合わせ
上記のようなショートカットを保護ケースのボタンから操作することができるんです。
実際の操作している様子がこちら
今までにないショートカット機能を兼ね備えた保護ケースです!
- 3つの内蔵NFCを使った一発アクセス機能を搭載
- アラミド繊維・TPU・ファイバー素材を使ったケース
- 全面保護ケース
- MagSafe対応
それではPITAKA PinButton Case for Galaxy S24 Ultraレビュー | 3つのショートカットで日常を時短を書いていきます。
PinButton Case for Galaxy S24 Ultraの特徴
PinButton Case for Galaxy S24 Ultra | |
---|---|
重量 | 34.77g |
厚み | 1.86mm |
素材 | 1500Dアラミド繊維 TPU ナッパレザー |
適応モデル | Galaxy S24 Ultra |
カラー | ブラック |
3つのケース内蔵NFCを使った一発アクセス機能
PinButton Case for Galaxy S24 Ultraは保護ケースとしてはほぼ見ないNFCを3つ内蔵した面白い製品となっています。
本体左側面に用意された3つのPinButtonを押下することで異なるNFCがスマホ本体に読み取られて、あらかじめショートカットなどを設定しておけばそちらを起動することができます。
アラミド繊維を使った丈夫な軽量ケース
- 背面:アラミド繊維
- 側面:TPU素材
- 内部:ファイバー素材
PinButton Case for Galaxy S24 UltraはPITAKA製品だけあってアラミド繊維がもちろん採用されています。TPUが一体化した保護ケースとなっており、背面はアラミド繊維で手触りが良く、側面はTPU素材でグリップが効き、内部はマイクロファイバー素材でスマホを保護する。
それぞれ適した素材を使っている理想的なケースで非常に質感が高いです。
軽量と強固さを兼ね備えたアラミド繊維が用いられているだけあって、重量はわずか42.1gしかありません。
厚みは1.86mmとなっており、ケース装着による厚み増加を少し感じる程度となっています。
ボタン類は金属製で覆われており、高級感と操作性を兼ね備えた仕様となっています。カラーバリエーションは執筆時点(2024年5月)では黒のみとなっていました。
全方位を保護
PinButton Case for Galaxy S24 Ultraは通常のMaeEZ Case4との形状的な違いとして側面保護の有無があげられます。
- MagEZ Case4:側面を半分だけ露出
- PinButton Case:全方位を保護
MagEZ Case4は側面が半分までしか保護されておらず、気になっていた方もいるかもしれません。しかしPinButton Caseは全方位保護となっているため、高価なGalaxy S24 Ultraの日常使いで安心することができます。
MagSafe対応
PinButton Case for Galaxy S24 Ultraは背面にMagSafe対応させる強力なマグネットが内蔵されています。
- MagSafeアクセサリによる手持ち補助やスタンド
- MagSafeの吸着によるワイヤレス充電
MagEZ Case4も同等でしたが、 MagSafeによる手持ち補助やスタンド・MagSafe吸着による安定的なワイヤレス充電を受けることができます。
PITAKAから販売されているスマホリングMagEZ Gripと組み合わせれば、同系色で合わせることもでき統一感のあるセットアップとなります。
MagSafeによる磁力の吸着が強く、MagSafeアクセサリと組み合わせたときに外れる気配が全くせず安心して使うことができます。
PinButton Case for Galaxy S24 Ultraのレビュー
それではPinButton Case for Galaxy S24 Ultraを実際に使ったレビューをしていきます。
NFCを活用した一発アクセスの設定方法
PinButton Caseの最大の特徴でもある内蔵された3つのNFCについてまとめていきます。
操作方法は簡単で側面にある3つのボタンを押下するだけで独立したNFCが有効となります。それではGalaxy S24 Ultraの設定方法を見ていきましょう。
Galaxyスマホの場合、設定の中に入っている「モードとルーチン」で設定をすることができ、複雑なショートカットを設定したいときはアプリ「Tasker」がおすすめです。
NFCを活用してどんなシーンで使えるか?
- アプリの起動
- スマートホームデバイスを動作
- サービス系の利用
- 上記操作を複数組み合わせ
Galaxy S24 Ultraで割り当てたら便利なショートカットとして上記のような動作が思い浮かびます。1つ1つ個別に想像できるシーンを見ていきましょう。
アプリの起動
- PayPayなどのバーコード決済サービス
- ポイントアプリ
- chatGPTアプリの起動
- あすけんなどの健康管理アプリ
アプリの起動は日常内でよく使うアプリの割当が思い浮かびますよね。ぼくが日常的によく使っているアプリを上記に並べてみました。側面のPinButtonを押下するだけで起動できるため、アプリを探す必要すらなくとても楽です。
「モードとルーチン」の中に「操作リストを表示」とあるのでPayPayなどのバーコード決済やポイントアプリを選択できるような登録をしました。iPhoneであればショートカットで実現できたことをGalaxyでも実現することができます。
スマートホームデバイスを動作
- 照明のON / OFF
- 自宅内スマートスピーカーから音楽を鳴らす
スマートホームデバイスとして上記のことが思い浮かびました。自宅内にいる時間が長い方や毎日決まった操作がある方などは1つ設定しておくと楽でしょう。Galaxyスマホ内に標準で入っているモードとルーチンからSwitchBotなどのスマートホームデバイスの詳細な操作を選択することは不可能でした。この辺は各メーカーのアプリの対応状況によるかと思います。
もちろんアプリ起動のショートカットはできます。直接操作はアプリによって設定できないものがありました。
サービス系の利用
- タイマーの動作(ポロモードタイマーとして利用)
- Bluetooth イヤホンの切り替え
- マナーモードへのショートカット
スマホ内の操作を登録することも当然可能です。普段使うことの多い機能であれば登録しておくとかなり便利です。
個人的にはここから2つ「タイマーの動作(ポロモードタイマーとして利用)」「Bluetoothイヤホンの切り替え」が採用となりました。
最近は何をするにしても集中力を継続させるためにポロモードタイマー(25分集中して5分休憩)を導入しています。モードとルーチンから任意の時間でタイマーを起動と選択することができました。
MacBook + iPad Pro + iPad mini 6 + Galaxy S24 Ultraという変な組み合わせで過ごしているぼくはイヤホンをAirPods Proメインで今は使っていません。ワイヤレスイヤホンのマルチポイントといっても2台が多いのでときどきBluetooth設定画面からペアリングを切り替えています。
マルチポイントに対応していたとしても3台以上のデバイスを持っている人はBluetooth接続画面からいちいち接続をしなければいけなかったのでPinButtonだけで起動できるのは便利ですよ。
PinButton CaseとMagEZ Case 4を比べてみた
PinButton CaseとMagEZ Case4を比較してみました。側面保護の有無について触れましたが、まずは仕様的な部分から。
PinButton Case | MagEZ Case 4 | |
---|---|---|
重量 | 42.1g | 約25g (カラーによって若干異なる) |
厚み | 約1.86mm | 約0.8〜1.5mm |
特徴 | NFCボタンを搭載 全面保護 | 最薄・最軽量 側面の一部以外保護 |
MagSafe | ||
NFC | 3つ搭載 | |
カラー | 1500D 黒 | SUNSET MOONRISE 600D 黒 |
重量の差は倍近くあることがわかります。本体素材の違いや側面保護の有無からこの辺の数字は顕著にでますね。最軽量を保護ケースに求めるのであればMagEZ Case 4一択となるでしょう。
NFCボタンはPinButton Caseにしか搭載されておらず現状唯一無二となっています。正直Galaxy S24 Ultra向けによく出してくれたと嬉しい限りですね。
NFCショートカットできるボタンが3つも搭載されていると日常的に操作しているものをパッと表示することができかなり便利ですよ。
PinButton Case for Galaxy S24 Ultraの気になった点
それではPinButton Caseの気になった点をまとめていきます。
NFCはボタン1度押しただけで起動する
PinButton CaseのPinButtonは1度押下しただけでGalaxy S24 UltraがNFCを読み込みます。そのためNFC活用シーンでも紹介しましたが、誤操作でPinButtonが手にあたったときに面倒な操作を割り当てると手戻りが発生します。
例でBluetoothペアリングを割り当てていると即座に切り替わってしまうのでBluetooth接続画面をショートカットにしていると紹介しましたね。
誤操作が頻繁に起こることはありませんが、直接何かを操作してしまうショートカットは1つ前の画面のショートカットを割り当てるなど工夫すると画面切り替わるのみで済むのでおすすめです。
紹介したポロモードタイマー(25分タイマー)は誤操作しても特に困らないのでそのまま使っています。
価格が少し高い
PinButton Case for Galaxy S24 Ultraの実売価格は9,999円(2024年4月執筆時)となっています。
PITAKA製品は高品質な保護ケースが多いため価格は少しお高めです。アラミド繊維の手触りが気持ちよく1度使うとリピーターになる人も多いですよね。
導入のハードルが少し高いということだけがデメリットとなります。
PITAKA PinButton Caseはどんな人におすすめ?
最後にPITAKA PinButton Caseはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- 質感の高いケースでGalaxy S24 Ultraを全面保護したい
- 普段よくやることをNFCで一発アクセスしたい
PinButton Caseは何より全面保護・軽量・質感が高いとGalaxy S24 Ultraを保護するのに最適なケースとなっています。本体価格が高すぎるGalaxy S24 Ultraを傷や衝撃から守るために個人的に全面保護は欠かせません。
背面はアラミド繊維で手触りが良く、側面はTPU素材でグリップが効き、内部はマイクロファイバー素材でスマホを保護するPinButton Caseは理に叶っている素材選びも嬉しいポイントですね。
副次的な紹介にはなりますがPinButtonを押下するだけで使えるNFCのショートカット機能は使ってみると思った以上に便利です。普段使う機能が物理ボタンでパッとアクセスできるのは楽ですね。余計なアプリを入れることもなくGalaxyスマホのOS標準機能で活かせている点もポイントです。
まとめ
3つのNFCを内蔵した保護ケースPinButton Case for Galaxy S24 Ultraをレビューしてみました。
- NFCを活用して日頃よく使う機能をすぐに呼び出せる
- GalaxyスマホならOS標準機能で設定可能
- アラミド繊維の軽量な全面保護ケース
- MagSafe対応
- PinButtonを1度おすだけで動作するため誤作動が気になる
- 価格が少し高い
結果的にいろいろ試しましたが、下記の操作ショートカットを今は設定しています。
- PayPayなどのバーコード決済サービスとポイントアプリを複数選択
- タイマーの動作(ポロモードタイマーとして利用)
- Bluetooth イヤホンの切り替え
これらは全てGalaxyスマホに標準で搭載されている「モードとルーチン」から設定できる内容なので別途アプリをインストールする必要はありませんでした。
日頃頻繁に使っている操作がサッと表示できるためPinButton Case for Galaxy S24 Ultraは非常に便利ですね。慣れたら次回のスマホでもPinButtonがないと戻れないかもしれませんってほど楽ですよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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