この記事でわかること
- QCY ArcBuds HT07の使用感
- 実際の音質はどうなのか?
- QCY ArcBuds HT07のメリット・デメリット
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
QCYというオーディオメーカーご存知ですか?2009年に中国で設立されたブランドでコストパフォーマンスの高いイヤホンやヘッドホンをいくつも販売しています。
今回は完全ワイヤレスイヤホンのArcBuds(HT07)をご提供頂いたのでレビューしていきます。実売価格4000円台で販売されています。
- -45dBのノイズキャンセリング搭載
- 10mmドライバーで音を鳴らす
- 防水規格IPX5対応
- 実売価格4,000円台
上記の通り機能てんこ盛りで、価格が安いと非常に導入しやすい完全ワイヤレスイヤホンとなっております。
実際に使ってみてノイズキャンセリングは強め。音質はフラットでカスタマイズでき、装着感は軽快と使いやすいイヤホンとなっていました。
4000円台でノイズキャンセリング付きとは、コスパの高さに驚きです
それではQCY ArcBuds HT07 レビュー | コスパ最強の安価な完全ワイヤレスイヤホン[PR]を書いていきます。
QCY ArcBuds HT07の特徴
外観
充電ケースは黒一色で背面には充電用のUSB-C端子が搭載されています。素材的にはプラスチックでここは価格相応といった感じです。
充電ケースの蓋を開くことでイヤホン本体が出現します。カラーのブラックを選択した場合にはすべて黒で統一されています。
QCY ArcBuds HT07はカナル式となっており、耳の奥に挿入する密閉度の高い形状が採用されています。
付属品
- QCY ArcBuds HT07本体
- イヤーピース S / M / L
- USB-C to Aケーブル
- 取扱説明書
購入時はイヤーピースサイズMが本体に装着されています。充電ケーブルのみの付属となり、充電器は別途用意する必要があります。
実売価格4000円台の高コスパイヤホン
- -45dBのノイズキャンセリング
- 10mmドライバー
- 防水規格IPX5対応
QCY ArcBuds HT07は上記の機能を搭載しながら実売価格4,000円台の高コスパワイヤレスイヤホンです。
安価なワイヤレスイヤホンを探している人にとっては良い選択肢となってますので、機能を順番に見ていきましょう。
最大-45dBのノイズキャンセリング
- 室内:静かな環境(図書館など)
- 通勤:騒がしい環境
- 騒がしい:非常に騒がしい環境(電車など)
- 風切り音カット
QCY ArcBuds HT07は4つのノイズキャンセリングモードを搭載しています。専用アプリ「QCY」よりそれぞれのノイズキャンセリングモードで3段階の調整が可能となっています。
また外音取り込み機能にも対応しており、こちらは6段階の調整が可能でした。レベル1と6を比べると大きな音はどちらもカットされていますが、室内だとエアコンの動作音など細かい音の取り込みに違いがありました。
10mmのドライバー搭載
QCY ArcBuds HT07はドライバーに10mmのサイズを採用しています。
この価格帯であれば6mmや8mmでもおかしくありませんが、10mmサイズが採用されていることに非常に驚きました。
10mm搭載とあって低音をしっかり鳴らしてくれるよ!
最大28時間再生可能
QCY ArcBuds HT07は充電ケースと合わせて最大28時間(ANC ONの場合)の再生が可能です。
ノイズキャンセリング(ANC)ありでイヤホン単体だと7時間となってます。
イヤホン単体で連続7時間再生なので、仕事などでほぼ1日使うことが可能。数日間は充電を気にすることなく、連続で使うことができます。
防水規格IPX5対応
QCY ArcBuds HT07は防水規格IPX5に対応しています。
ランニングなど汗をかくことが想定されるシーンでの使い方はもちろん、多少の雨の中であれば動作してくれるものであり安心して使うことができます。
水没させるなどそこまでの防水性能はないため注意が必要です。
低遅延ゲームモードあり
QCY ArcBuds HT07には低遅延ゲームモードが搭載されています。
ワイヤレスイヤホンを使って即時性が求められるゲームを快適にプレイすることができます。
音ゲームやFPSをワイヤレスイヤホンでプレイしたい人はこのモードをセットしよう!
QCY ArcBuds HT07のレビュー
それではQCY ArcBuds HT07をレビューしていきます。
音質
気になる音質ですが価格を気にしないフラットな目線で見ると、音質は「可もなく不可もなく」という結果となりました。AirPodsで聴いているようなすべての音域をしっかり鳴らしてくれる優等生タイプです。
と、ここで価格を考えてみてください。QCY ArcBuds HT07は実売価格4,000円台です!
4,000円台でこの価格と思うと、相当優秀であることがわかります。
さらにQCY ArcBuds HT07には専用アプリ「QCY」がありインストールすることでEQを設定できるようになります。フラットであるが故に好みの表現に寄せやすくなります。
カスタムは周波数が10段階、レベルが-8 〜 +8までの17段階に分かれていました。
本体が小さく装着感が非常に軽い
QCY ArcBuds HT07本体はカナル式イヤホンとなっています。
本体重量は全体で35g、イヤホン単体だと9.5gと非常に軽量です。
イヤホンサイズは約16.4 × 20.0 × 27.6mmとなっており、ワイヤレスイヤホンの中では小型の部類でした。
装着感は軽快で数時間装着しっぱなしでもぼくは耳が痛くなることはありません。
イヤーピースはS / M / Lの3種類が付属しており、新品開封時にはMサイズが装着されていました。
タッチ操作はカスタマイズ可能
QCY ArcBuds HT07は本体の左右が静電式となっており、タッチ操作が可能となっています。なんと専用アプリ「QCY」からタッチ操作の割当変更が可能!
押す回数(1〜3回)・左右それぞれで割り当てることができ、自分の好みにあった操作感へカスタマイズ。
- 再生 / 一時停止
- 曲戻し
- 曲送り
- 音声アシスタント
- 音量+
- 音量-
- ゲームモード
- ANCモード
上記の設定項目を好みで割り当てることができました。
ワイヤレスイヤホンメーカーによっては操作がカスタマイズ不可となることも多く、イヤホンを入れ替えることで操作に戸惑うことが多いユーザーも多いのでカスタマイズ機能が搭載されているのはかなりGoodポイントです。
実売価格4000円台でノイズキャンセリング搭載
QCY ArcBuds HT07は実売価格4,000円台ながらノイズキャンセリング・外音取り込み機能まで搭載しています。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングが意外と強力でかなり外音を低減してくれます。屋内外で試してみましたが車の走行音や生活音などはほぼ静寂状態となります。さすがに大きな工事音などは当然聞こえましたが、一般的なノイズキャンセリングレベルは間違いなくあるため耳栓目的でもかなり使えそうです。
ちなみにAmazonレビューの口コミを参照しているとノイズキャンセリング目的で購入される方も多くいる模様。なんせ4,000円台で静寂が手に入ると思うと、手が出しやすいですよね。
外音取り込み
外音取り込みも違和感なく外音が聞こえて来るので、タッチ操作で切り替えれば瞬時に人と会話や周囲の確認をすることができました。
QCY ArcBuds HT07はコストパフォーマンスがホント高い。音質・装着感・カスタマイズ性・ノイズキャンセリングどれも及第点。価格設定間違ってないか心配するほどですね(笑)
(デメリット)低価格ゆえに一部無い機能も
QCY ArcBuds HT07は安価モデルであるがゆえにユーザーがほしいと思う機能が一部省略されています。
- LDAC
- マルチポイント
- ワイヤレス充電
個人的にはマルチポイントが非常に重要で、PCに繋いで音楽を聞くことが多いのでスマホに着信があったときにワイヤレスイヤホンで反応ができません。
価格を考えると仕方ないですが、高機能ワイヤレスイヤホンと違って全ての機能が搭載されているわけではないです。
購入前に機能に不足はないかチェックしてから購入する必要がありそうです。
QCY ArcBuds HT07はどんな人におすすめ?
最後にQCY ArcBuds HT07はどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- 安値に購入できるノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンを探している
- 防水や外音取り込みなど屋外で使いたい
- ワイヤレスイヤホン予備がほしい
QCY ArcBuds HT07は何度も言いますが、実売価格4,000円台の高コスパワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリングや外音取り込みがあるので、集中できる静寂も外音を取り込むながら聴き両方いけてしまうコスパの高いモデルとなっています。
全体レベルとしてこの価格とは思えないほど完成度が高く、満足できる方は多いと思います。
まとめ
QCY ArcBuds HT07をレビューしてみました。
- 実売価格4,000円台の高コスパワイヤレスイヤホン
- どの音域も鳴らしてくれるフラットな音質
- 外音取り込みやノイズキャンセリング搭載
- 防水規格IPX5に対応
- 操作性(タッチ操作)のカスタマイズ可能
- 一部の機能が無いので注意が必要
数年前までノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンと言えば高価格のハイエンドモデルにしか搭載されていなかった気がしますが、時代の流れは凄まじいですね。
全体的を通して高いレベルを有しているQCY ArcBuds HT07は「もしかして価格設定間違った?」と思うほどの完成度でした。
外出用・耳栓用など一部の用途で使いたい人にとっても良い選択肢となる高コスパワイヤレスイヤホンであることは間違いありません。
一部カットされている機能があるため、購入する際は自分の用途にあっているか確認することをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!