この記事でわかること
- Spigenが販売しているGalaxy Z Fold5向けアクセサリの紹介
- ヒンジ保護やSペン保護・シンプルケースなどシーン別の紹介
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
折りたたみスマホの代表格、Galaxy Z Fold5のケース選びって意外と難航するのご存知ですか?
- ただでさえ重たいGalaxy Z Fold5だから考えちゃう重量問題
- ヒンジが剥き出しのため保護できるケースが良いか考えちゃう傷問題
- Sペン愛用者はペンの収納や開いたときのガタツキ
極め付けはGalaxy Z Fold5の設計上粘着テープで補強するものばかりで、ケースの頻繁な交換が難しいといった問題点もあります。
それぞれの悩みを解決していくために今回有名スマホアクセサリーメーカーSpigenのGalaxy Z Fold5向けケースを一挙に比較レビューしていきます。
この記事を参考にしてGalaxy Z Fold5のケース選びが少しでもスムーズになれば幸いです。
タブレットのような多用途に使えるGalaxy Z Fold5だからこそ、ケース選びは非常に難しかったりします。
それではSpigen Galaxy Z Fold5向けケース・フィルム 比較レビュー | ヒンジ保護やSペンを収納したい人必見を書いていきます。
(最軽量で使いたい)Air Skin Pro
裸の状態でも253gあるGalaxy Z Fold5はまったく軽いスマートフォンではありません。最重量級スマホと言っても過言ではないほど重く、もはやタブレットに近いですよねw
「少しでも軽くGalaxy Z Fold5を持ち歩きたい!」という方におすすめなのが、重さ17.1gのAir Skin Pro ケースです。
厚さ0.9mm・最軽量18.5gの最薄最軽量アラミド製ケース
Air Skin Proはアラミド繊維を素材としており、厚さ0.9mm・最軽量18.5gの最薄最軽量を実現しています。Galaxy Z Fold5に装着してもケースの厚みで大きくなることはなく、ほぼ裸の状態で使っているのと同じような感覚です。
また手触りがアラミド繊維特有のサラサラとした質感と手にしっかり伝わるグリップ感で使い心地が非常に良いです。
以前レビューしたPITAKA Air Case for Galaxy Z Fold5は同じアラミド繊維で21gとなっているため、それよりも更に軽くなっています。
カメラレンズ部分をしっかり保護
Air Skin ProはGalaxy Z Fold5の盛り上がっているカメラレンズより0.8mmほど高い設計となっています。そのためレンズを下向きに置いてもケースが先に下に当たるため、レンズに傷が入ることがありません。
これと同様に閉じているときのサブディスプレイ部分についても0.5mmほど高い設計となっているためサブディスプレイを下向きに置いても当たることがありません。
後述しているガラスフィルムSpigen GLAS.tR EZ Fitを装着している状態で置いてもサブディスプレイより先にケースが当たりました。
ガタツキについて
Galaxy Z Fold5は開いた状態でSペンを使ってメモなどを取ることができます。そのときに重要なのが開いた状態での揺れ。ガタツキがあると揺れが気になり、メモどころではありません。
Galaxy Z Fold5はカメラ部分が盛り上がっているため、ケースなしの裸の状態だと結構ガタツキがります。
Air Skin Proはカメラレンズ部分やサブディスプレイ側が出っ張っているため、ケースなし状態よりガタツキが抑えられていました。
(ヒンジを守りたい)Thin Fit Pro
Galaxy Z Fold5はスマートフォンの中でも最高級クラスの価格帯となっており、リセールを気にして少しでも傷をつけたくないと普段からかなり気を使っています。そんな方におすすめなのがヒンジを保護してくれるケースです。
Thin Fit ProはSpigenのラインナップの中でもヒンジを保護してくれる中では最軽量のケース。一般的に見てもGalaxy Z Fold5のヒンジ保護ケース自体が少ないため貴重なラインナップの1つとなっています。
シンプルなTPUとポリカーボネートを組み合わせ
Thin Fit Proは比較的柔らかいTPUと強固なポリカーボネート素材を組み合わせたケースとなっています。
実際に装着してみると、ミニマルにGalaxy Z Fold5を保護してくれるような製品設計となっています。ヒンジ保護部で折りたたんだ状態の幅は広くなっていますが、そこまで気にならず。
ぼくはクリスタル・クリアカラーを選んだため、Galaxy Z Fold5のデザインをそのままに使いたいという方にも適しています。
折りたたみに支障はないのか
Thin Fit Proの最大の特徴であるヒンジ保護があることで、Galaxy Z Fold5の折りたたみに支障がないのか確認してみました。
ヒンジ部分は背面側がスライド式となっており、Galaxy Z Fold5の開閉に合わせてヒンジ保護部分が動きます。結果としてGalaxy Z Fold5を普通に開く操作となんら変わりなくヒンジ保護部分が勝手に動いてくれるため、開く操作にまったく支障はありませんでした。
逆に閉じるときも同様で、Galaxy Z Fold5を普通に閉じればその動きに合わせてThin Fit Proのヒンジ保護部分も動いてくれます。
気になった点としてヒンジ保護部分はパカパカと単独で動くため中にホコリが混入するため、ズボンのポケットに入れて持ち歩くことが多い方はケースの頻繁な清掃が必要となりそうです。
あとは衝撃が加わった際にヒンジ部分が破損しないか少し耐久性も気になりました。
(Sペンを持ち歩きたい)Thin Fit P
Galaxy Z Fold5にはSペンというアクセサリーが存在します。Apple PencilのようにGalaxy Z Fold5本体にメモの書き込みやお絵描きなどが直感的に手書きで行えるようになります。
これから紹介するThin Fit PはSペンの収納部分が用意されたメモ好きには便利なケースとなっています。
アイボリーを選ぶとGalaxy Z Fold5が一気に柔らかく可愛い印象になりますね。またサラサラとした手触りが手に馴染み、Galaxy Z Fold5が一気に持ちやすくなります。
Sペンホルダーが搭載された保護ケース
Thin Fit PはSペンホルダーが側面に搭載されており、Sペンをサッと出し入れすることができます。
純正ケースにも「Slim S Pen Case」という製品存在し、ケース本体にSペンを収納してサッとメモ取りなどができます。こちらの収納場所は背面。
個人的には側面にあったほうがより取り出しやすいように感じました。
ペンを常に携帯していつでも手書きメモできるのはメモ好きとしてはたまりません!
1点だけ注意点があり、Galaxy Z Fold5向けのSペンは主に2種類「純正ケース付属Sペン」「SペンFold Edition」があります。
広げた状態でガタツキがないためSペンが使いやすい
Thin Fit Pは四方が盛り上がっているため、開いている状態で床置きしたときにほぼフラットな状態で使うことができる理想的なケースとなっています。
開いている状態で「Sペン収納部・カメラレンズ部・カメラ部分の下」と飛び出ていることでフラット状態が作り出されています。
先ほど紹介した純正ケースではSペン収納部分が背面にあるため、カメラレンズ以上に飛び出ています。そのため下置きしたときにはガタツキがひどく落ち着いて手書きできない弱点があったため、Thin Fit Pはその弱点を見事に克服したケースと言えるでしょう。
ヒンジはむき出しのため注意が必要
Thin Fit PはSペンが収納できるようになったものの他のケースと同じく「ヒンジはむき出し」担っています。その分本体幅が抑えられていますが、Galaxy Z Fold5を落下させたときにヒンジが傷つく懸念点が解消できておらず取り扱いには少し気を使います。
ヒンジ部分が完全に裸な分、開くときはスムーズ・ただし傷の危険性があるというトレードオフなケースではあります。
(ヒンジを守りながらSペンも使いたい)Slim Armor Pro (Pen Edition)
最後に紹介するのがヒンジも守りたい・Sペンも携帯したいというよくばりセットなケース「Slim Armor Pro(Pen Edition)」です。
ヒンジ保護・Sペンケース収納ありの全部入りケース
- Thin Fit Pro(ヒンジ保護)
- Thin Fit P(Sペン収納)
上記2つを組み合わせたようなケースになっています。
高価過ぎる折り畳みスマートフォン Galaxy Z Fold5を全面保護かつSペンを携帯したいならこちらがおすすめとなります。
重量や本体サイズ増が弱点
Slim Armor Pro(Pen Edition)の最大の弱点は折りたたんだときの幅の増加が明らかです。ヒンジ保護にSペン収納まで加わっているので必然の結果ではありますが。
重量は今回紹介した4つのケースの中で最大の57.3g。幅が78.6mmとGalaxy Z Fold5のスリムさを完全に置いていった形となります。
本体に装着してSペンを収納した重量はなんと324.7gでした。かなりの重量級でGalaxy Z Fold5を片手持ちで長時間使うのはかなり厳しい重量でした。
ただヒンジ保護にSペン収納などGalaxy Z Fold5を傷を気にせずバリバリ使える点は評価できます。
【まとめ】Spigen Galaxy Z Fold5向けケース
Air Skin Pro | Thin Fit Pro | Thin Fit P | Slim Armor Pro (Pen Edition) | |
---|---|---|---|---|
幅 (折りたたみ時) | 68.3mm | 71.5mm | 75.6mm | 78.6mm |
重量 (実測) | 18.5g | 44.9g | 39.2g | 57.3g |
ヒンジ保護 | ||||
Sペン収納 | ||||
ガタツキ | 若干あり | ヒンジ部分が干渉 | ありなし | ヒンジ部分が干渉 | あり
今まで紹介してきた4つのケースのサイズと重量・特徴をまとめてみました。
ヒンジ保護やSペンの持ち歩きを取捨選択しながら、あなたにとってベストなケース探しの参考にされてください。
開いて置いたときのガタツキについて
Air Skin Pro | Thin Fit Pro | Thin Fit P | Slim Armor Pro (Pen Edition) | |
---|---|---|---|---|
ヒンジ保護 | ||||
Sペン収納 | ||||
ガタツキ | 若干あり | ヒンジ部分が干渉 | ありなし | ヒンジ部分が干渉 | あり
主にSペンを使う人向けに開いた状態でおいたときのガタツキはについてまとめてみました。
一番ガタツキが少なかったのはThin Fit Pケースで、ガタツキは0という結果でした。Sペンをよく使ってお絵かきやメモをする方はペン収納もあるThin Fit Pがおすすめですね!
重量やサイズ感と使用用途にあっているケースは
Air Skin Pro | Thin Fit Pro | Thin Fit P | Slim Armor Pro (Pen Edition) | |
---|---|---|---|---|
幅 (折りたたみ時) | 68.3mm | 71.5mm | 75.6mm | 78.6mm |
重量 (実測) | 18.5g | 44.9g | 39.2g | 57.3g |
ヒンジ保護 | ||||
Sペン収納 | ||||
ガタツキ | 若干あり | ヒンジ部分が干渉 | ありなし | ヒンジ部分が干渉 | あり
最後にヒンジ保護・Sペン携帯など用途別に紹介してきましたがサイズ感もトータルした個人的ベストケースについて紹介します。
ぼくが選んだケースは「Thin Fit P」になります。重量の増加も抑えられてSペンが携帯できるって点がポイントですが、何より「ガタツキがない」という点が決め手でした。
Galaxy Z Fold5は開いて直置きした時にケースなしの状態でもガタツキがあり、他メーカーを含めたケースでもガタツキ0はなかなか見つかりませんでした。
その中でついに出会ったガタツキなしケース「Thin Fit P」。メモやお絵描き頻度が多い人は必見です!
フィルムもSpigenで決まり!
Spigenはガラスフィルムやレンズフィルムも用意してくれており、Galaxy Z Fold5用のフィルムとしてはとても人気があります。
両フィルムとも本体に被せるだけとなっており簡単に貼り付けることができ失敗も少ないです。それでは個別に見ていきましょう。
(ガラスフィルム)Spigen GLAS.tR EZ Fit
ガラスフィルムのSpigen GLAS.tR EZ Fitはカバーごと被せるだけの簡単貼り付けキットが付属しています。上からカバーごと被せるだけで失敗の可能性が非常に少なく、ぼくもササッと貼ることができました。
カバーを被せる直前にガラスフィルムの剥離フィルムを剥がすことで、ホコリの混入も防ぐことができる考えられた設計となっています。
同じSpigen製とあってここまで紹介してきたSpigen製の4つのケースにジャストフィット。使いにくさをまったく感じません。
折りたたみ時に外に露出するサブディスプレイをしっかりと保護してくれます。
しかも2枚入りなのでコストパフォーマンスは優れています。
Galaxy Z Fold5の画面フィルムを選ぶなら失敗がほぼないEZ Fitが間違いないかと思います。
(レンズフィルム)Spigen EZ Fit Optik Pro
もう1つ紹介するのはレンズフィルムのSpigen EZ Fit Optik Proです。こちらもガイド付きの商品でカメラレンズに被せるだけでピッタリと位置取りできる初心者にこそおすすめしたい製品となっています。
2枚入りなので万が一落下させて割れてしまっても安心です。
カバーごと被せて抑えると、レンズ部分だけしっかり吸着して剥離カバーから外れてくれます。
撮影時にレンズフィルムの映り込みや品質の劣化などは特に感じられず、カメラレンズを保護するという役目をしっかりと果たしてくれる製品となっています。
ちなみに今回紹介したSpigenのケースにはレンズフィルムを装着しても全く干渉ありませんでした。
まとめ
SpigenのGalaxy Z Fold5向けケースやフィルムをまとめてレビューしてみました。
人によって持ち運び時の重量・ヒンジの保護・Sペン携帯など重要視している要素が違うと思うため、少しでも本記事が悩めるGalaxy Z Fold5 ケース選びの参考になれば幸いです。
Galaxy Z Fold5は本体の設計上粘着テープで補強する保護ケースばかりです。そのためケース選びがさらに難しくなっていますが、目的別に選べるSpigenのGalaxy Z Fold5向けケースはどれも大きな不具合はなくとてもおすすめできます。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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