この記事でわかること
- DELL XPS 13 (9310)のスペック
- 高負荷処理時の動作
こんにちは!DELLアンバサダーのじゃが(@jaga_farm)です。
先日14インチポータブルモニター C1422Hの懸賞に当選してレビューしたばかりですが、DELLアンバサダー・プログラムより高性能モバイルノートPC XPS 13 (9310)のモニターに見事選ばれました。
今回はDELLよりXPS 13 (9310)を約1ヶ月間借用させてもらったので、性能や使用感を忖度なくレビューしていこうと思います。
DELLのハイエンドノートPC「XPS」はどんな使用感かレビューしていくよ!
- XPSシリーズのクリエイター向けノートパソコン
- アルミニウム筐体・カーボンファイバー素材の優れたデザイン性
- 妥協ないCPU・GPU性能を選択できる
- 3.5Kの高解像度ディスプレイ搭載
- 持ち運びに優れた1.2kg台の重量
それではDELL XPS 13 (9310) レビュー | 持ち出せるデザインに優れたハイスペックWindows PC[PR]を書いていきます。
XPS 13 (9310)は1つ古いモデルで最新はXPS 13 (9315)になるよ!
XPS 13 (9310)の特徴
DELL XPS 13 (9310)はintel 第11世代プロセッサーが搭載されたハイパフォーマンスのノートパソコンです。
携帯性に優れた薄型軽量のボディでありながら、スペックには妥協なく設計されています。今回借用いただいたモニター機はさらに基本モデルからカスタマイズされたモデルとなっておりゴリゴリのハイスペックとなっていました。
- CPU:第11世代 インテル® Core™ i7-1185G7 プロセッサー
- メモリ:32GB 4267MHz LPDDR4x メモリー オンボード
- ストレージ:1TB M.2 PCIe NVMe SSD
外観
XPS 13 (9310)はアルミニウム筐体のボディとなっており、上質な質感を演出してくれます。
キーボード部分は「プラチナシルバー&ブラック」カラーの場合、カーボンファイバー素材が採用されておりサラサラとした質感を味合わうことができます。
ディスプレイ部分はベゼルが非常に薄く、スタイリッシュさを演出。解像度も3.5Kと非常に高く、美しいOLEDが採用されています。
付属品
XPS 13 (9310)の付属品を見ていきましょう。
- XPS 13 (9310)本体
- ACアダプタ
- USB-C to A変換
XPS 13 (9310)の付属品はシンプルな構成となっていました。付属のACアダプタを使わずとも、45W以上給電できる充電器があればUSB-C端子で充電させることができます。
処理能力
下記のモデルでベンチマーク測定を行っています。
- CPU:第11世代 インテル® Core™ i7-1185G7 プロセッサー
- メモリ:32GB 4267MHz LPDDR4x メモリー オンボード
- ストレージ:1TB M.2 PCIe NVMe SSD
小型の筐体に搭載されたCore i7-1185G7は非常にパワフルなパフォーマンスを発揮してくれます。
GPU性能は第11世代よりCPUに搭載された「Iris Xe グラフィックス」により外部GPUを積んでいないとは思えない性能です。
全体を通して小型のボディとは思えないほどの性能を有しており、日頃扱うネットサーフィンはもちろん私が良くする写真編集もカクつくことなく動作していました。
重いゲームとして有名なFINAL FANTASY XVのベンチマーク測定をやっていましたが、フルHDの標準品質では「動作困難」という厳しい評価を頂きました。
外部GPUを別に搭載しているわけではないので、3Dバリバリのゲーミング用途で使うのは少し厳しいです。
内蔵SSDの書き込み速度は2506.3MB/s・読み込み速度は2589.2MB/sとかなり高速です。日頃のデータ移行等で不満を覚える点はありませんでした。
メモリの書き込みも非常に高速です。レビュー機のXPS 13 (9310)にはDDR4のメモリが32GBも搭載されていました。
メモリは多ければ多いほど作業性が向上するので、最低16GB・できれば32GBはほしいところですね。
XPS 13 (9310)のレビュー
それではXPS 13 (9310)をレビューしていきます。
ディスプレイ
XPS 13 (9310)は16:10のアスペクト比となっており、少し縦方向への表示領域が広いです。縦に長いと資料を開いたときに読みやすくビジネス目的などの使用用途に適しています。
借用したモデルはディスプレイは3.5K(3456 × 2160)のOLEDパネルのタッチ対応となっていました。
タッチパネルは直感的に扱うのに非常に便利で、3.5Kという高解像度でカーソルの移動が広いときでも直感的にスムーズに操作することができます。
MacBook ProやAirのように変なノッチがないのは画面がスッキリしてていいね!
上部にはカメラが搭載されており、Windowsの顔認証にも対応しているのが特徴です。(他には電源ボタンが指紋認証に対応しています)
音質
XPS 13 (9310)のスピーカーは底部に2.5Wのスピーカーがステレオで配置されています。
音質はそれなりに良く通常利用に何の不満もありません。薄型の筐体なので低音が少し弱いと感じますが、このサイズのノートからいったらかなり音質は良い部類だと思います。
Thunderbolt 4 ケーブル1本接続すれば3画面体制に早変わり
XPS 13 (9310)はThunderbolt 4を本体両サイドに1ポートずつ搭載しています。
ぼくのデスク上はドッキングステーション「Caldigit TS4」を設置しており、1本Thunderboltケーブルを繋げばディスプレイ2画面や他の周辺機器に一気に接続することができます。
XPS 13 (9310)もCaldigit TS4へ接続したところ、外部ディスプレイ2枚が問題なく動作しました。XPS 13 (9310)本体のディスプレイも含めて3画面もカクつくことなく操作することができました。
Thunderbolt対応端末にはドッキングステーションがあると拡張性が一気に広がるので、非常におすすめです。
XPS 13 (9310)の良かった点
XPS 13 (9310)の良かった点をまとめていきます。
小型ながら処理能力が高い
- CPU:第11世代 インテル® Core™ i7-1185G7 プロセッサー
- メモリ:32GB 4267MHz LPDDR4x メモリー オンボード
- ストレージ:1TB M.2 PCIe NVMe SSD
XPS 13 (9310)は筐体サイズが295.7 × 198.7 × 14.8mmの1.27kgとコンパクトな13.4インチノートパソコンとなっています。
32GBもあると写真編集時にLightroomとPhotoshopを同時に立ち上げてもまだまだ余裕がありました。
Lightroomでの写真編集の書き出しもM1Macと遜色ないくらいの速度で終了し、日頃の作業を過不足なく終わらせることができました。
統一されたデザイン性
Macのようなアルミニウム素材のシンプルなデザインはミニマムさだけでなく、剛性があり高級感を醸し出してくれます。
背面も同様にアルミニウム素材が使われており、XPSとロゴが印字されています。
周囲はスリムなボディにポートもThunderbolt 4とmicroSDカードスロットや3.5mmオーディオジャックが配置されている、シンプルなデザインです。
全体的にシャープネスさのあるデザインは所有欲を満たしてくれるデザインとなっており、性能だけでなく外観も満足させてくれます。
両サイドにThunderbolt 4 ポート搭載
XPS 13 (9310)の両サイドには伝送速度最大40Gbpsに対応している最強規格Thunderbolt 4が両サイドに1ポートずつ搭載されています。
データ転送・映像出力・LAN接続・給電などなんでもUSB-Cケーブル1本で行うことができます。
外部ディスプレイに同メーカのポータブルモニターC1422Hを接続してみました。デザインや色の表現が同じなのが良いですね。
デスク上で拡張性を持たせたい場合はCaldigit TS4のようなドッキングステーションを。外出先での拡張性にはUSB-C対応HUBを接続することで用途に応じて何にでも使えることができます。
アスペクト比16:10
XPS 13 (9310)の画面比率(アスペクト比)は16:10となっています。一般的な16:9より少し縦長で資料を表示したときのスクロール量が少なくなり、作業効率が上がります。
特に仕事でA4などの縦長資料・3:2のパワーポイント資料などを見るときに表示領域が広くすることができます。
ホームページなども縦長表示で作られている場合がほとんどなので、16:9のディスプレイと比べて表示領域が広いといったメリットがあります。
縦長って1つの資料を表示したときに非常に使いやすいんだよね。16:9以外のディスプレイ搭載モデルが最近増えてきたから非常に嬉しい!
XPS 13 (9310)の悪かった点
XPS 13 (9310)の悪かった点をまとめていきます。
高負荷処理中は発熱がある
XPS 13 (9310)は第11世代 インテル® Core™ i7-1185G7 プロセッサーを搭載しており、高負荷の処理もカクつくことがありません。
ただ発熱が非常に多くXPS 13 (9310)の筐体がかなり熱くなることがあります。それに伴いFANも高回転で回転しており、それなりにFANの音が聞こえてきてました。
高負荷処理時は筐体自体が熱くなるので膝の上に直接乗せて作業などは少し厳しそうでした。
発熱は仕方ありませんが、普段使っているAppleシリコンの凄さを改めて実感した次第です。
最近CPUは日進月歩で進化しているけど、発熱問題はどうしても仕方のないところがあるよね。
電池持ちはそこまで良くない
XPS 13 (9310)のバッテリー容量は52000mWhとなっています。高負荷の処理を続けているとバッテリーはゴリゴリと減っていきます。
Lightroomに写真を読み込ませて30分くらい編集や書き出しをしていましたが、15%も減ってしまいました。
私の使用環境では5時間くらいしかバッテリが持たなかったので、外作業には45W出力以上のモバイルバッテリーが最低でも必要になるなといった印象でした。
XPS 13 (9310)はどんな人におすすめ?
最後にXPS 13 (9310)はどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- Windows機を持ち出して使いたい人
- 妥協ないハイスペックなPCがほしい
- デザインにも優れたPCを探している
XPS 13 (9310)は処理性能・デザイン性ともに優れたハイスペックWindows PCです。
日々のネットサーフィン等はもちろん、写真編集や動画編集も一通りはこなせて且つ持ち出しに優れた携帯性とスペックに妥協ないPCを求めている人に外出用としてふさわしい1台になると思いました。
少し高価にはなりますが、大学生のPCとしても過不足なく使える1台だと感じました。デザインにも優れているのも素晴らしいですよね。
まとめ
DELL XPS 13 (9310)をレビューしてみました。
- 妥協ないスペックで購入できるラインナップ
- アルミニウム筐体の高い質感ボディ
- ベゼルが薄いフレームレスディスプレイ
- 写真や動画編集もいける高いCPU・GPU性能
- 資料の表示領域が広いアスペクト比16:10のディスプレイ
- Thunderbolt 4を2ポート搭載
- 3Dゲーミングは厳しい
- 高負荷処理時の発熱
- 電池持ちはそこまで良くない
携帯性に優れた1.27kgの重量でありながら、写真や動画編集もできるハイスペックなノートパソコンでした。
DELL XPSシリーズを使用したのは初めてですが、Windows機を選択する場合は妥協なく選択することのできるハイエンド機器であることがわかりました。
自宅でのメイン機にもなる優れたスペックで選んで間違いない1台となりそうです。
高負荷処理時の発熱が少し気になりますが、レビューしたXPS 13 (9310)は販売が少し前の機種で今はXPS 13 (9315)が現行モデルとなるようです。インテル第12世代を搭載しており更に処理性能や発熱に対する処理の平滑化が進化しているようです。
DELLアンバサダーとして今後もDELL製品をレビューしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
XPS 13 (9310)は1つ古いモデルで最新はXPS 13 (9315)になるよ!