この記事でわかること
- Galaxy Z Fold5を購入した理由と使用感
- iPhone 15 Pro Max購入後に使ってみてどうだったのか
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
ついに手を出してしまいました。今流行の折りたたみスマホ Galaxy Z Fold5!購入して大満足。もう折りたたみスマホなしには戻れません。
購入タイミングがiPhone 15 Pro Maxを購入したあとだったため挫折しかけました。金額が金額なだけに何度も考慮し使うシーンなどを熟考。
今回はGalaxy Z Fold5を購入した理由とiPhone 15 Pro Max購入後に買ってみてどうだったのかまとめていきたいと思います。
初の折りたたみスマホでしたが結果は大満足。やはり持ち運べる大画面は正義です。
- タブレットライクに使える折りたたみスマホ
- どこでも簡単にメモができる
- スマホなのにマルチウインドウ表示に対応
- DexモードでPCとしても使える
- ハイレゾ相当の音源を伝送するLDACに対応
それではSamsung Galaxy Z Fold5をiPhone 15 Pro Max購入したあとに追加購入した理由を書いていきます。
Galaxy Z Fold5を購入した理由
ぼくがGalaxy Z Fold5を購入した理由についてまとめていきます。
タブレットライクに使える折りたたみスマホ
Galaxy Z Fold5はいわゆるフォルダブルスマホ(折りたたみスマートフォン)となっています。
メインディスプレイのサイズは7.6インチと通常のスマホではあり得ないサイズ感で、Apple製品と比べると8.3インチのiPad mini 6に近いディスプレイサイズです。
動画視聴のエンタメ消費やちょっとした写真編集・文書作成などの作業が実際に普段持ち運ぶスマホで行えるので、日常的にいろいろとはかどるのは言うまでもありません。
ぼくはよく読書をするんですが、Galaxy Z Fold5なら活字本から雑誌まで幅広く見ることができるので非常に重宝しています。
どこでも簡単にメモができる
Galaxy Z Fold5にはSペンと呼ばれるバッテリー不要のスタイラスペンがアクセサリで存在します。
純正ケースにはSペンが収納できるスリムケースもあり、常にメモできる環境が整っています。
メモの魔力という本もありますが、メモはアウトプットをする上で重要な作業となっています。
パッとしたときに思いつくアイデアやタスクを記録することで頭の中を常に空にすることができ、1つのタスクに集中して向かうことができます。ここはメモの話を深掘りするところではないため割愛しますが、メモは100%の力で作業する上で第2の記録領域として重要と個人的には思います。
Galaxy Z Fold5はどこでもメモできるSペンがあるのが非常に魅力的で、パッと思いついたことを書き残す・脳の整理をするといった重要な作業をスマホで行うことができます。
スマホのキー入力でもメモは当然できますが、個人的にはペンを実際に動かす(手を動かす)ペンを使ったメモが雑にササッと行えるので個人的には合っています。
スマホとは思えないマルチウインドウ表示
Galaxy Z Fold5は大画面7.6インチを生かしたマルチウインドウに対応。最大4画面を同時表示することができます。エンタメをチェックしたいときは「X ・ YouTube」といった画面を左右に表示させることも可能。
使うシーンに応じてアプリ配置を変えることで効率よく作業を進めることができます。
スマホというよりタブレットとしてウインドウを複数配置してるイメージだよ!
DexモードでPCライクに使える
Galaxy Z Fold5を購入した大きな理由の1つとして、Samsungスマホのハイエンドに搭載されている「Dexモード」があります。このDexモードが非常に有能で外部ディスプレイ出力させれば、PCライクな使用感に早変わり。
折りたたみキーボードやマウスを組み合わせれば完全にPCです。Galaxy Z Fold5内のアプリを複数ウインドウ表示させることができ、PCが得意とするマルチウインドウ作業を簡単に実現できます。
処理能力が足りないときは自宅にあるMacBookにNordVPNでVPN接続。ネット環境さえしっかりしていれば自宅でMacBookを扱っているのと完全に同じです。
このMacBookに遠隔接続できる環境が整ったおかげでちょっとした作業であればGalaxy Z Fold5 1台で完全に十分となりました。
このDexモードがあることでGalaxy Z Fold5だけ持ち出せば、PCを持ち運んでいるのと同義。どこでも本格的な作業ができる相棒として使えます。
出張や旅行の荷物削減
Galaxy Z Fold5はさまざまな用途で活躍してくれるので出張や旅行など宿泊を伴うときの荷物を減らしてくれます。
- 作業用PCの代わり(Dexモード)
- メモ用の手帳の代わり
- エンタメ消化用タブレットの代わり
さまざまな用途をGalaxy Z Fold5 1つがこなしてくれるため荷物は軽く済ませることができます。
宿泊日数にはよりますが、数日程度の宿泊出張であればGalaxy Z Fold5 1台で何の不満もなく作業することができました。
最近話題のXRグラスと組み合わせれば前述したDexモードで本格的なPC作業が可能に。モバイルディスプレイすらも必要としないこの組み合わせと身軽さには感動モノです。
ハイレゾ音源を聞くためのBluetoothコーデック
iPhoneを使っていてとにかく不満だったのがBluetoothコーデックの最高がAACであること。AndroidはLDACやaptX Adaptiveなどハイレゾ相当の伝送を可能とするコーデックに早くから対応しており常に気になっていました。(同様に今でもMacはAACまでの対応ですしね)
そのためGalaxy Z Fold5に乗り換える上でLDAC対応であることも大きなポイントでした。最近購入した2023年度最高音質の完全ワイヤレスイヤホンと言われる「Technics EAH-AZ80」もLDACに対応しているため組み合わせれば、どこでもハイレゾ音源を楽しめるようになり満足度は非常に高いです。
やはりAACよりLDACのほうが音の輪郭がはっきりとしており、1音1音はっきりと聞こえてきます。外出先でも手軽に良い音を楽しめるようになったことで生活のQoLは間違いなく向上しました。
それでもやはり高い
ここまでGalaxy Z Fold5購入した理由をまとめてきましたが、最終的に購入の障壁となるのが価格ですね。約25万円のスマホといったら簡単に購入できる価格ではなく、ぼくも何度も悩みました。
最終的に購入して後悔は全くないですし、むしろ良かったと思っています。
来年にはGalaxy Z Fold6がほぼ確定で販売されますが次もチャレンジしようと思っています。
iPhone 15 Pro Maxのあとに購入してどうだった?
Galaxy Z Fold5を購入する少し前にはiPhone 15 Pro Maxを購入したばかりで大満足していました。実際にハイエンドのこの2台を手にしてみた違いをまとめていきます。
カメラ性能
Galaxy Z Fold5のカメラ性能は優れたものでメインカメラには50MPの広角カメラを搭載しています。同じくiPhone 15 Pro Maxも48MPのメインカメラと画素数ではそこまで違いがありません。
ただ実際に2台のスマホを手にしてみると明確に「iPhoneのほうがカメラ性能いいな」と感じました。実際に感じたシーンが暗めの撮影(暗所性能)です。
暗い場所での撮影はセンサーの小さいスマホカメラだとどうしてもノイズが乗りがちです。あとはソフトで処理してノイズのない写真に寄せてはくれますが、Galaxy Z Fold5はiPhone 15 Pro Maxと比べてその性能が少し弱いと感じます。
色味表現にも違いがあり、Galaxy Z Fold5のほうが彩度がはっきりとした色味表現となります。色味は好みの問題ですがどちらもRAW撮影も可能となっており、撮影後劣化なく自分の好きな色味に編集することは可能です。
あとはズーム性能について。Galaxy Z Fold5に搭載されている望遠レンズは3倍。iPhone 15 Pro Maxに搭載されている望遠レンズは5倍となっています。ぼくはスマートフォンで子どもをよく撮影するため離れた場所や圧迫高価が得られるiPhone 15 Pro Maxの5倍ズームは非常に気に入っています。
バッテリー性能
Galaxy Z Fold5 | iPhone 15 Pro Max | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 4,270mAh | 4,422mAh |
ビデオ再生時間 (公式サイトより引用) | 21時間 | 25時間 |
Galaxy Z Fold5とiPhone 15 Pro Maxのバッテリー容量は若干iPhone 15 Pro Maxが多いもののそこまで差はありません。しかしバッテリー持ちとなると話は変わってきます。
日常使いレベルであってもiPhone 15 Pro Maxのほうが確実に電池持ちが良いです。
Galaxy Z Fold5 | iPhone 15 Pro Max | |
---|---|---|
ビデオ再生時間 (公式サイトより引用) | 21時間 | 25時間 |
公式が発表しているビデオ再生時間で比較しても4時間もの差があります。
実際に使用してみてGalaxy Z Fold5は画面を開いて使っているとバッテリーがいつの間にかガクンと減っていることが多いです。とはいってもぼくの使い方であれば1日充電しなくても余裕で足りています。(いつも帰宅時は100%→30%くらい)
ぼくは本業含めてPC作業が多く電源のない場所にいることが少ないので全く気になりませんが、電池持ちは明らかにiPhone 15 Pro Maxのほうが優れています。
表示領域の広さ
Galaxy Z Fold5はメインディスプレイ7.6インチのフォルダブルスマホでAndroidならではのdpiの変更も可能で非常に小さい文字で多くの情報を表示することができます。開いた状態ではiPhone 15 Pro Maxがいかに大画面いえども太刀打ちできないでしょう。
ここで比較するのはGalaxy Z Fold5を閉じたときのサブディスプレイ(6.2インチ)とiPhone 15 Pro Max(6.7インチ)の表示領域について。実際に複数シーンで比較してみました。
インターネットブラウジング時
Yahoo! JAPANを表示させて見ましたが、縦の表示はGalaxy Z Fold5のほうが多く表示しています。
X(Twitter)
Xって1文字じゃ分かりにくいからTwitterに戻してほしいですよね。ほんと・・・って余計な話を失礼しました。
XでもGalaxy Z Fold5の方が表示領域が広いです。より下のポストまで表示させることができます。
というのもGalaxy Z Fold5は閉じた状態だと横幅が異常に狭いかなりの縦長です。横幅が狭いので文字も縮尺に併せて小さくなっており、より多くの情報を表示することが可能となっています。
手元にないので試せませんでしたが同じフォルタブルスマホのPixel Foldは閉じた状態の横幅が広いためこうはならないでしょう。
Androidは開発モードでdpiを任意に変更可能なので文字サイズが気にならなければさらに表示領域を広げてひと目で多くの情報を仕入れることが可能です。
実際に標準の文字最小サイズではdpi:420でしたがdpi:480に変更してみると更に表示領域が拡大しました。
iPhoneではできなかった文字サイズがさらに小さくできるのはAndroidならではだね!
携帯性
Galaxy Z Fold5 | iPhone 15 Pro Max | |
---|---|---|
サイズ | 折りたたみ時 154.9 × 67.1 × 13.4mm 開いた時 154.9 × 129.9 × 6.1mm | 159.9 × 76.7 × 8.25mm |
重量 | 253g | 221g |
携帯性はGalaxy Z Fold5・iPhone 15 Pro Maxどちらも大きく重たいです(笑)と言いたいところですが、iPhone 15 Pro Maxの記事で以前まとめたとおりチタニウム素材になってPro Maxサイズいえども本当に軽くなりました。感じる重量感はiPhone 14 Proシリーズとは比べ物にならないほど軽くなっています。
対するGalaxy Z Fold5は本当に重たいです。保護フィルムやケース込みで300g近くとお世辞にも軽いとは言えません。しかし折りたたんだときの横幅がとても狭いためポケットなどにはスッと入れることは可能です。
持ち運び用のサコッシュがあればさらに便利になるかなと検討中です。
取り扱いが怖い
Galaxy Z Fold5もiPhone 15 Pro Maxもスマホとしてはかなり高額な20万前後の価格となっています。一般の方からすればPCやタブレットよりも高い存在です。
この価格ゆえに自然と扱いも丁寧にせざる負えないほど取り扱いが怖いです。特にGalaxy Z Fold5は使う保護ケースによりますがヒンジ部分が丸出しになるものが多く、ちょっとした落下で傷つく可能性が非常に高いです。
ヒンジ部分を守る保護ケースもありますが重量増とサイズが増になるため好んで使ってはいません。
iPhone 15 Pro Maxもとても安い金額ではなく価格としてはかなり高価ですが、全面保護となるケースが多く落下させた際も角度によっては本体に全く傷が入らないため、iPhoneの方がラフに扱うことができます。
Galaxy Z Fold5はどんな人におすすめ?
最後にGalaxy Z Fold5はどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- スマートフォンをタブレットライクに使いたい
- どこでも簡単に手書きメモがしたい
- 少ない荷物でPCにを使いたい
Galaxy Z Fold5はエンタメやちょっとした作業を大画面をいたして作業できる折りたたみスマートフォンです。大画面を生かしたマルチウインドウ表示でスマホとは思えないほど効率的にコンテンツを表示することができます。
よくメモをするぼくが特に気に入っている点としてSペンという純正ペンの存在があることでどこでも手書きメモが可能となった点は生活のシーンを変えてくれました。最も手元にあることが多いスマホで簡単に手書きメモができるので「ふと思いついたこと」「やらなきゃいけないこと」などを手書きでササッとメモすることで常に頭の中を1つのタスクに集中させることができます。
出社や出張などが増えてきたためDexモードを使ってPCのように作業できるのが非常に気に入っており、Galaxy Z Fold5とXRグラス・折りたたみキーボードといった合計1kgも満たない最小構成の荷物でどこでも本格的な作業が可能になったのは非常にありがたいです。
Galaxy Z Fold5は購入時こそ大きな出費で高いですが、通常のスマートフォンとは明らかに違います。「手軽に持ち運べるハイエンドタブレット」という言葉がしっくり来るほど生活のシーンを変えてくれる端末です。
現行機種のGalaxy Z Fold5こそ高いですが、中古を視野に入れると1つ前のGalaxy Z Fold4などが比較的に安く手に入るため価格がネックな方はそちらを検討してみるのもよいでしょう。
まとめ
折りたたみスマートフォン Galaxy Z Fold5をレビューしてみました。
- タブレットのようにどこでも使える折りたたみスマートフォン
- マルチウインドウ表示可能
- DexモードでPCのように使える
- 表示領域が非常に広い
- 取り扱いが怖い
- 価格が非常に高い
Galaxy Z Fold5を購入して大満足の結果だったのはここまでのまとめでおわかりいただけたでしょうか。購入時の価格がネックですが、購入してしまえばこんな便利な端末があったのかと非常に大満足。
手軽に持ち運べるタブレット兼PC兼スマートフォンといっても過言ではないほど1台で3役こなすGalaxy Z Fold5は日常のエンタメから作業まで全てを変えてくれました。
最近数日の出張にPCやタブレットを一切持っていかずGalaxy Z Fold5だけで過ごしましたが、何の不満もなく過ごすことができ1台でいけちゃうのかと驚かされた次第です。
折りたたみスマホはまだまだ高価ですが注目度は年々上がってきており、大衆向け価格になる日がそう遠くないのではないかと夢を膨らませています。
是非どこかで手にとって一度使用感を試してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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