この記事でわかること
- COFO 無重力モニタアーム Proの特徴や使用感
- 100cmと180cmのデスクに設置してみた
- 27インチ・32インチのモニターをマウントしたときの比較
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
今回レビューしていくのはワークチェアで有名になったCOFOより登場したモニターアーム「COFO 無重力モニタアーム Pro」。
特徴を語るよりまずはこちらの写真を見てほしい。
モニターを支えているこのシンプルなアームこそ今回レビューしていくモニターアーム。土台のクランプ部分を見てみると、ほぼスペースを取っておらず、丸っこくシンプル。正直かなりシンプル。マットな白も正直かなり好み。
デスクシェルフで配線やアームを一切隠す必要のないシンプル・イズ・ベストがここにあります。
モニターと取り付けていると見えないが、背面は無機質なデザインで配線整理もバッチリ。正直なんだこれは!?というのが初回の印象。あとから聞いて驚いたのが製品価格。
ド定番のあのモニターアームと近接した価格帯。さらに17インチ〜40インチまでいけちゃうという耐荷重。40インチクラスを支えるには一般的にかなり高価でゴツいモニターアームを購入する必要があります。
これはかなり定番になりそうだと革新させる「COFO 無重力モニタアーム Pro」。今回はこのモニターアームをレビューしていきます。
ホワイトだけでなくマットブラックも用意されているよ!
- シンプルですっきりとしたデザイン
- 耐荷重2.5kg〜14kgまで支えてくれる(17〜40インチ)
- スッキリとしたクランプ・ケーブル収納配線ポケットなどデスク上をスッキリ
- 角度ロック機能搭載
- VESAマウント対応
- 実売価格21,999円というコスパの高さ
それではCOFO 無重力モニタアーム Pro レビュー | ミニマルでマットなモニターアーム。40インチまで支えられるを書いていきます。
COFO 無重力モニタアーム Proのレビュー
- COFO 無重力モニターアーム Pro本体
- L型レンチ(大)
- L型レンチ(小)
- グロメット用部品
- スリーブベアリング
- VESAアダプター取付ボルト(M4×12ネジ4本・M5×12ネジ4本・ワッシャー4個)
- ケーブル固定用テープ
- 取扱説明書
COFO 無重力モニタアーム Proが手元に届いてまず驚いたのは梱包が丁寧すぎる!
配送時、製品外箱を守る段ボールから取り出すときの持ち手や、アームの形にきれいにくり抜かれたスポンジなど製品以外の部分でも随所にこだわりが見られました。
シンプルでスッキリとしたデザイン
COFO 無重力モニタアーム Proは ワークチェア COFO Chair Premiumで有名になったCOFOより販売開始されるモニターアームです。無駄を削ぎ落としたシンプルでミニマルなデザインは高級オフィスチェアでお馴染みのあのメーカーのモニターアームを彷彿。
アーム全体が継ぎ目の少ない一体型となっており、無機質なアーム以外がほとんど見えません。
細かい部分を詳細に見てもかなりシンプルに作られていることが分かります。ゴツゴツしたデザインよりシンプルが好きな方には待望のデザインですね。
ディスプレイを設置した際に正面から見えるのは無機質な1本のアームのみでごちゃごちゃなりがちなデスク上をシンプルにまとめます。デスクはこだわってくるとインテリア的側面も強くなってきますが、COFO 無重力モニタアーム Proであれば全く問題ありません。
もちろん背面から見ても文句なしのデザイン。配線整理をきれいに行うことでさらに秀逸となります。
カラバリは今回ご提供いただいたマットホワイトの他にマットブラックもあり、デスク上を統一された色にまとめてくれます。
光沢の少ないマットな塗装がすごく好みです。
耐荷重2.5kg〜14kgまで支えてくれる
COFO 無重力モニタアーム Proは見た目だけでなく機能性もバッチリ。
モニターを支える構造にはダブルメカニカルスプリング式が採用されており、耐荷重は2.5kg〜14kgと幅広いです。それに伴い推奨モニターサイズは17〜40インチとなっています。
マウントはもちろんVESA規格に対応。ほぼ全てのモニターをCOFO 無重力モニタアーム Proにマウントできるかと思います。
40インチまでいけるモニターアームはゴツいデザインになりがちなのでCOFO 無重力モニタアーム Proはシンプルにまとめてきたと感心してしまいました。
デスクをスッキリさせる要素が目白押し
- スッキリとしたクランプ
- ケーブル収納配線ポケット
- クイックアタッチメント
スッキリとしたクランプ
COFO 無重力モニタアーム Proのシンプルなデザインとても気に入ってますが、個人的に1番押したい部分はこのクランプにあります。
背面から見たときのデザインに注目。他メーカーのモニターアームと並べれば違いは一目瞭然ですが、背面デザインがやけにスッキリしていますよね。この秘密は取り付け方法にあります。
COFO 無重力モニタアーム Proのクランプは六角レンチを上から回すクランプ式。回していくことで下の挟み込み部分が稼働します。この方法でのメリットは2点。
- 取り付けはデスク正面から可能(背面やデスク下に潜り込む必要なし)
- 背面からデスク下がスッキリとしたデザインに
ぼくの今までのデスクはクランプ部分が見えるのでデスクシェルフで隠していましたが、COFO 無重力モニタアーム Proなら一切隠す必要がありません。クランプどうぞ見てくださいって感じですね(笑)また普段は絶対見えない背面やデスク下のデザインにもこだわりが見られる点は個人的には大好きです。
デスク上はできる限りシンプルにしたいと思っている人には必見のモニターアームだね!
ケーブル配線収納ポケット
COFO 無重力モニタアーム Proにはケーブル収納ポケットが搭載。ケーブルを収納して配線整理の手助けをしてくれます。
また切り目の付いたマジックテープが付属されており、バラバラになりがちな複数のケーブルを束ねることができます。ケーブルモールも加えれば配線整理に怖いものなしです。
クイックアタッチメント
COFO 無重力モニタアーム Proはモニターマウントの標準規格VESA規格に対応しています。
取り付けはM4×12かM5×12が4本付属しているため、取り付けるモニターに合わせて使うことができます。
アタッチメント方式は各社それぞれですが、COFO 無重力モニタアーム Proはクイックアタッチメント方式を採用。
アタッチメント部分だけを持ってモニター裏に取り付け。モニターアームには上から下にスライドするだけで取り付け外しすることができます。
また取り付け後はロックできるようになっていたので、持ち上げても外れることなく安心して使うことができます。
角度ロック機能でモニターを好きな角度に固定
- チルト(縦):-80° 〜 80°
- パン(横):-90° 〜 90°
- 土台部分:-180° 〜 180°(360°回転)
- 角度ロック機能あり:テーパー構造
COFO 無重力モニタアーム Proはアーム部分をさまざまな角度に調整して好きな角度にモニター位置を調整することができます。その中でもアーム内に8つのテーパー構造を採用(COFO独自技術、特許申請中)しており、モニターを好きな角度に指1本で止める事ができます。
またモニターを支えるトルク(保持力)も一般的には六角レンチなどを調整するモニターアームがほとんどですが、COFO 無重力モニタアーム Proは手回しで調整可能。工具を一切必要としません。
モニターの位置調整をするときにトルクが影響して理想の位置にモニターが来ないときもサッとトルク調整ノブを手回しすればモニター位置がピタッと決まります。
他の横や土台部分のトルク調整は背面から六角レンチにて行うことができます。
(アクセサリ)VESA対応ノートPCホルダーマウント
COFO 無重力モニタアーム Proの販売に合わせてVESA対応「ノートPCホルダーマウント」も登場。モニターアームに合わせてマットホワイト・マットブラックの2色展開となっています。
PCやタブレットを挟み込む機構となっており、規格は11.6インチ〜17.3インチまでのノートPC対応となっています。
MacBookだけをマウントしたシンプルな使い方もスッキリしていてありかと思います。
またCOFO 無重力モニタアーム Proはデュアルタイプも同時発売。モニター1枚とノートPCをマウントしたスタイルが好きな方はこちらがおすすめです。
実売価格が21,999円というお買い得品
無重力モニタアームPro | 無重力モニタアーム Pro | ノートPCホルダーマウント | |
---|---|---|---|
通常価格 | 21,999円 | 32,999円 | 2,999円 |
ここまでCOFO 無重力モニタアーム Proのスペックや使い勝手を紹介してきましたが、気になるのは価格。なんとこれだけのスペックでシングルの定価が21,999円となっています。
さらにクラウドファンディングであるMakuakeが始まると早割というものが適応。人数制限はありますが、さらにお安く購入することができます。
重量級のモニター14kgまで対応というだけでも高くなりがちなのに、このスッキリとしたデザインや機能性。もう参りましたと言わざるを得ません(笑)
COFO 無重力モニタアーム Proの気になった点
それではべた褒めしてきたCOFO 無重力モニタアーム Proの気になった点をまとめていきます。
アームの直径が少し大きい
実際に眼の前に見てみると分かりますが、やはり14kgまで支えられるモニターアームとしてはどうしようもなくアームが少し大きく見えます。
広いデスク(幅180cm)に設置すればスッキリしている印象ですが、コンパクトなデスク(写真は幅100cm)のデスクにCOFO 無重力モニタアーム Proを設置すると少しアームが大きく感じました。
設置するデスクやモニターサイズによりますが、デスク全体のバランスを考慮するにあたってCOFO 無重力モニタアーム Proが最適になるかは状況によって変わってきます。
個人的には幅100cmクラスのコンパクトデスクに対してはCOFO 無重力モニタアーム Proの大きさが目立つよう感じました。
正直40インチまで対応しているモニターアームだから致し方ない部分ではあります。むしろ良くこんなスッキリデザインに収まっているなと驚きのほうが大きいです。
デスク中央にモニターを持ってくるのが難しい
これは一般的なモニターアームの形状から仕方のないものですが、デスクの完全中央にモニターを調整するのが難しくなっています。少し奥行き調整すれば中心軸ごとずれるため、モニターが右や左に少しずれたと感じるでしょう。
それを解決するならエルゴトロン TRACEのようなシンメトリーのモニターアームだとこの問題は発生しませんが、何と言っても見た目がゴツい・・・
モニターは同じですが、背面から見たときの印象が大きく異なります。スッキリしすぎているCOFO 無重力モニタアームを使うとより一層エルゴトロン TRACEの大きさが気になりました。
デスクの完全中央にモニターがないと気になる方はこの形状のモニターアームは調整に苦慮思想です。
COFO 無重力モニタアーム Proはどんな人におすすめ?
最後にCOFO 無重力モニタアーム Proはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- モニターアームもできるだけシンプルに
- 背面やデスク下含めてデザインに拘りたい
- 荷重範囲の広いモニターアームを探している
COFO 無重力モニタアーム Proはモニターアームの見た目から取り付けまでシンプルにまとめられているモニターアーでした。特に見た目のつなぎ目の少なさには感激。シンプル好きな者としては嬉しい限りです。
普段は全く見えない背面のデザインがシンプルなのも嬉しいところ。もはや美しすぎるというほかありません。
今回27インチと32インチをマウントしましたが、「耐荷重2.5kg〜14kg」なので最大40インチまでマウント可能。モニターを買い替えることになってもほぼほぼ使うことができる耐荷重の広さはとても魅力的です。
まとめ
COFO 無重力モニタアーム Proをレビューしてみました。
- ミニマルでマットな本体デザイン
- スッキリとしたクランプで上から見ても下から見てもスッキリ
- 取り付けは上から回していくクランプ式で簡単
- 耐荷重2.5kg〜14kg(17インチ〜40インチ)
- ケーブル収納ポケット搭載
- VESAマウント対応でほとんどのモニターに取り付け可能
- 実売価格21,999(定価)というコスパの良さ
- アームの直径が少し大きい
- デスクの中央にモニターを配置するのが少し難しい
ミニマルなデザイン・カラー・価格・機能性どれをとっても、正直言って忖度なしにかなり気に入りました。
特にクランプのスッキリさには驚かされ、デスク上に見えていても全く気にならないですよね。シンプルを追求していく人にとっては待望のモニターアームだと思います。
全長の短いデスクにはモニターアーム自体が少し大きく感じてしまうかなといった印象で、同デザインで32インチくらいまで対応の少し細いモニターアームが登場すればさらにハマる人は増えそうです。
Makuakeの超早割では20%というさらに特価で購入することができるため、気になる方は早めにチェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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