この記事でわかること
- BenQ ScreenBar Halo 2の特徴や使用感
- 前モデルHaloやProとの比較
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
日頃より1日の大半の時間をデスクで過ごすものとして「もっと快適で集中できるデスク環境を作りたい」「でも限られたスペースで何ができるだろう?」と常に考えています。
今回はモニターライトであるScreenBar Proで超音波感知センサーが搭載されてからずっと抱えていたこの悩みが解決。
ScreenBar ProとHaloを比べると背面の間接照明がなくなったため、デスク全体を見渡したときに少し寂しく感じます。(ScreenBar Proレビュー時の1文)
- ScreenBar Halo:間接照明(バックライト)あり、自動点灯・消灯なし
- ScreenBar Pro:間接照明(バックライト)なし、自動点灯・消灯あり
勘のいい方ならもう分かるでしょう。

- ScreenBar Halo2:間接照明(バックライト)あり、自動点灯・消灯あり
そう待ちに待った考えられる完璧なモニターライトの登場です。
今回は新登場するBenQ ScreenBar Halo 2を先行で試用させてもらったので、じっくり使ってみました。

待ちに待った全部入りモニターライトの登場です。
- 85×50cmの範囲を500ルクスの明るさで均一に照らす
- バックライトは従来モデル比で423%も広範囲に
- 超音波感知センサーを搭載し、自動点灯・消灯を実現
- ワイヤレスコントローラーが充電に対応し、ディスプレイ搭載
- Apple Studio Displayのカメラを塞がない
それではBenQ ScreenBar Halo 2 レビュー | センサー搭載で完全自動に。バックライトも明るくなった完璧なモニターライトを書いていきます。
BenQ ScreenBar Halo 2のレビュー


- BenQ ScreenBar Halo 2本体
- USB Type-Cアダプター
- Webカメラ用アクセサリー
- 取扱説明書
- 製品保証書
ScreenBar Halo 2は従来のモデルと同様に非対称光学設計によりモニターへの映り込みやまぶしさを大幅に低減し、85×50cmの範囲を500ルクスの明るさで均一に照らします。
今回のScreenBar Halo 2はそこから更に進化を遂げました。どのような進化を遂げたのか見ていきましょう。
バックライトが大きく進化を遂げた


BenQ ScreenBar Halo 2には前モデルHaloと同様にバックライトが搭載されています。




3ゾーン型バックライトと名付けられたBenQ ScreenBar Halo 2のバックライトは従来モデル比で423%も広範囲に光を届けるため、実際に比較してみると段違いの明るさです。




実際点灯しているところを見てもかなり違いますね。
- 上向き:画面の正面に直接当たる光を抑え、快適な視界を確保。
- 下向き:上下の光をバランスよく融合し、より自然な照明を実現。
- 横向き:照射範囲を大幅に拡張し、画面の両サイドまでムラなく照らす。
間接照明のような働きをするバックライトは 画面以外の周囲も照らすことで明るさの差をなくし、目の疲れの原因を減らします。


見た目的にも後ろが光っているかどうかで印象も大きく変わるため、個人的にはバックライトの間接照明は大歓迎です。
使用体験が変わる超音波感知センサー


ScreenBar Halo 2にはScreenBar Proで搭載されていた超音波感知センサーがHaloシリーズにもついに搭載されました。
この超音波感知センサーはScreenBarの眼の前に座るだけでライトが点灯し、離れると自動で消灯してくれる画期的なもので、快適な使用感に大きく寄与します。


ScreenBar Proで搭載されてから、眼の前にいる間だけ常に点灯してくれるため、点灯を意識すること無く自然とScreenBarを使うことができました。
ScreenBar Halo 2でも同様に電源ON/OFF意識することなく快適に使用することができます。従来のHaloしか使ったことない人はこの快適性だけに驚くこと間違いありません。
ScreenBar Proをレビューしたときにバックライトがなく、惜しいなと感じていたので超音波感知センサー + バックライトが搭載されたScreenBar Halo 2は個人的にはかなり嬉しい製品です。
ワイヤレスコントローラーが大きく進化


ScreenBar Halo 2はワイヤレスコントローラーも刷新されました。
- USB Type-Cで充電可能(最大3ヶ月使用)
- 15度の傾斜ディスプレイ
ついにHaloのワイヤレスコントローラーが充電に対応!充電に対応です!(重要なことなので2回言っておきました)


前モデルを使っていた人ならわかると思いますが、このワイヤレスコントローラーとにかく充電切れが早く前モデルは乾電池駆動だったので電池の在庫管理をする必要がありました。やっと充電式に変わり使用感は快適そのものです。


また15度の傾斜のあるディスプレイとなったことで、デスクに座っている目線からの視認性が向上。
ディスプレイ搭載はこれだけでなく、ワイヤレスコントローラーがシンプルなデザインになったと感じています。液晶搭載で情報が増えたことはもちろん、無点灯時はシンプルなリモコンに。素晴らしい進化です。
Apple Studio Displayとの相性も良い


今回Apple Studio DisplayにScreenBar Halo 2を装着してみました。


湾曲モニターですら、 標準クリップで対応できるようになったScreenBar Halo 2は当然フラットなApple Studio Displayにもしっかり固定できます。




しれっとカメラを遮らない高さに調整されているところも芸が細かい。さすがです。
これScreenBar Haloだとカメラ塞がっていたんですよ。地味だけど良アップデートでStudio Displayを使っている方はScreenBar Halo 2を導入すべきです。
離れて見てみても色味の違いはあるものの、Apple Studio Displayのベゼル(黒)と調和しており、ScreenBar Halo 2だけが浮いているといったことは一切感じませんでした。
ちなみに給電は5V / 3Aの最大15Wを必要とするため、メインポート(Thunderbolt 3)が96W + USB3.1 Gen2 × 3のポートを備えているStudio Displayで動くのか検証してみました。


実際にフロント・バック両方100%の照度にしても動きますが、数秒すると保護機能が働き上記のようにUSBのアクセサリーが多すぎると警告が出ました。
Autoにしておけば部屋の明るさにもよりますが、100%で稼働することはなさそうなので使えます。が、あまりおすすめはしません。別途USB電源を用意しましょう。
BenQ ScreenBar Halo 2はどんな人におすすめ?


最後にBenQ ScreenBar Halo 2はどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- 目の疲れが気になっており、ライトの導入を検討している
- ディスプレイにカメラ搭載したモデルを使用
- 従来モデルを刷新
BenQ ScreenBar Halo 2はこれからモニターライトを検討している人にとって作業環境全体の質を向上させる投資と言えます。フロントライトに加えて、従来から進化したバックライト・ワイヤレスコントローラー、湾曲モニターの対応など総合的に見ても隙がありません。
少し高価ではありますが、ディスプレイ搭載のカメラを塞ぐこともなく、長時間のデスクワークにおける目の快適性と集中力を飛躍的に高めてくれます。
また従来モデルを使っている方も十二分に買い替える価値あり。Haloから見ると自動点灯・消灯への対応、Proから見るとバックライト搭載と完璧な設計です。
まとめ
BenQ ScreenBar Halo 2をレビューしてみました。


- 超音波感知センサーで自動点灯・消灯となり使用感向上
- バックライトが明るくなり周囲と明暗差がなくなる
- ワイヤレスコントローラーが充電式となった
- 自動調光機能で調整不要
- ディスプレイ搭載のカメラを塞がない
- 価格が比較的高め
ScreenBar Proを使ってからずっと羨ましく思っていた超音波感知センサーがついにHaloシリーズにも導入され、バックライトは明るく間接照明として明暗差が激減しました。
従来モデルのいいところを詰め込んだようなScreenBar Halo 2は最も優れたモニターライトと言っても過言ではありません。
デスク環境を最適化し、眼精疲労の軽減と作業効率アップを真剣に求めるなら、BenQ ScreenBar Halo 2は間違いなく検討すべき最有力候補の一つです。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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