この記事でわかること
- HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mm ホワイト フルオロエラストマーの特徴や使用感
- Apple Watch Ultra 2やApple Watch Series 8 40mmとのサイズ比較
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
普段スマートウォッチを装着して過ごしていますか。私はApple Watchをメインで使っており、最近ではGalaxy Watchも使っていました。見た目や機能性など選ぶポイントは人それぞれだと思いますが、なかなか両立している機種は少なく一長一短な面が多いですよね。
今回レビューするHUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mm ホワイト フルオロエラストマーは見た目◯、機能性◯の総合力がかなり高いスマートウォッチです。
まずはこの見た目。全体にセラミックが使われており、柔らかい印象を与えながら適度にゴールドがあり引き締まった印象を与えてくれます。そして機能面を見てみるとまずは重要なバッテリー持続時間が小さい42mmサイズで最大7日間という驚異的なバッテリー持ち。
さらにゴルフやダイビングなどアクティビティ機能がかなり充実。特にゴルフに至っては国内99%以上のコースに対応しており、コースの3D全景やグリーン部分の傾斜・風向きなどプレイに必要な情報を腕に表示してくれます。
さらに日常的に使うランニングなどにおいても他にはないランニングフォームの測定など、ワークアウトをONにするだけでさまざまな項目を測定してくれました。
そんなHUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mmを今回レビューする機会をいただいたため、レビューしていきます。
HUAWEIのスマートウォッチは初めて使いましたが、機能面の充実がすごい!
- (42mm)ナノクリスタルセラミック・(46mm)チタニウム素材が使われている
- ゴルフ機能・ダイビング機能などアクティビティが充実
- 他のハイエンドスマートウォッチと比べても遜色ないセンサー類が搭載
- 生活防水のみならず40mのダイビングにまで対応
- 専用の充電器以外にQi充電にも対応している
それではHUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mm ホワイト フルオロエラストマー レビューを書いていきます。
HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mmのレビュー
- HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mm本体
- 専用充電器
- 取扱説明書
HUAWEI WATCH GT 5 Proは5ATMという防水規格・IP69Kという防塵防水規格にそれぞれ対応。
5ATM
- 5ATM:水深50m相当の水圧に耐えれる防水性能
IP69K:防塵・防水規格が合わさったもの
- 防塵性能(6):粉塵や微粒子が一切入らない
- 防水性能(9K):高温(80°C)、高圧(80~100バー)の水流に対して耐性があり、水や蒸気の洗浄に耐えられる
という一般的には工業機器や車のエンジンルーム内機器などに取り入れられている規格をスマートウォッチで搭載しており、Proという名にふさわしい性能を有しています。
ディスプレイは高い耐摩耗性と耐擦傷性を持つサファイアガラスが採用。どこかに強い衝撃でぶつけない限り傷なしで使うことができます。
美しい筐体で日々の使用体験にワクワクを
HUAWEI WATCH GT 5 Proは46mmと42mmでメインで使われている素材が異なります。
- 46mm:チタニウム
- 42mm:ナノクリスタルセラミック
今回レビューしているHUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mmは皮膚に触れる部分を含めてナノクリスタルセラミック素材が採用されており、金属アレルギーを引き起こしにくいことから敏感肌の方にも優しい素材とされています。ほかにも肌触りは柔らかながら硬く傷もつきにくいといった特徴もあります。
ベゼルやクラウン部分はゴールドの金属があしらわれており、セラミックの優しい感じをしっかり引き締めてくれている。よく見ると細かい切り出し加工が施されており、美しさを際立たせている。
バンドはフルオロエラストマーとスポーツよりのバンドが採用されているが、カジュアルさを感じさせない凹凸加工によって、全体を見ても高級感のあるものとなっている。フルオロエラストマーの素材感がわからない人はApple Watchのスポーツバンドと同じ素材と思い浮かべてもらったらわかりやすいかと思います。
42mmはフルオロエラストマーのほかにナノクリスタルセラミックバンドが採用されているモデルも用意されており、さらに質感を向上させたい方はそちらがおすすめです。
42mmのサイズ感について
HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mmのサイズ感についてApple Watch Series 8(40mm)やApple Watch Ultra 2(49mm)と比べてみました。
実際に見てみるとディスプレイサイズが大きいにもかかわらずApple Watch Series 8(40mm)より一回り小さく見えますよね。これはディスプレイの丸い形状が影響しています。
個人的には丸いディスプレイ形状をしているHUAWEI WATCH GT 5 Proのほうが明らかに見た目が際立っていると感じますね。
重量はベルト含めて68.9gとなっており、Apple Watch Series 8よりは少し重たいですが、体感として1日中つけていても重たいとは全く感じません。
スマートウォッチとしての基本機能
- Bluetooth 音声通話
- リモートシャッター
- 音楽制御
- アラーム
- ウォッチからのスマホ探索
- 通知鳴動
- カレンダーからの予定表示
HUAWEI WATCH GT 5 Pro はスマートウォッチとして基本的に使いたい機能を網羅しています。
Android端末であればクイック返信機能というWATCH単体でキーボード入力がシリーズで初めて可能になりました。そのためLINEの返信をHUAWEI WATCH GT 5 Pro からのキーボード入力することができます。(iOS端末は通知を見るだけ)
ヘルスケア機能が充実
HUAWEI WATCH GT 5 Pro | |
---|---|
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー 環境光センサー 深度センサー |
HUAWEI WATCH GT 5 Pro には多数のセンサーが登載されており、それらを活かしたヘルスケア機能が多数搭載されています。
- 情緒の健全性
- 睡眠モニタリング
- 睡眠中呼吸乱れ検知
- 活動リング
- ボディメイカーアプリ
- 血中酸素測定
- 心拍数測定
- 皮膚温の測定
- 生理周期カレンダー
これらの機能はHUAWEI Healthアプリから管理することができ、Apple ヘルスケアへ連動させることもできます。ちなみにApple Watchにはない情緒の健全性確認などもあります。
HUAWEI Healthアプリを見るとタイル表示で一覧になっており、ひと目で健康状態などがわかるようになっています。
充実のアクティビティ機能
- ゴルフ機能:日本国内99%以上に当たる2300以上のゴルフ場のコースに対応。世界で見ると10カ国以上に対応紙工、3Dコース全景や3Dハザード全景に対応している。風向きやグリーンの傾斜も表示可能。
- ダイビング機能:40mまでのフリーダイビングに対応。無呼吸トレーニングや無呼吸テストといったプロレベルの機能を搭載
- ランニング機能:ランニング距離計測や軌跡表示はもちろんランニングフォームの計測もできる。
HUAWEI WATCH GT 5 Pro はさまざまなアクティビティに対応しています。上記の通りランニング機能が特に充実しており、ランニングフォームの計測もできるため他のスマートウォッチでは計測できないような項目も取得することができます。
実際の測定画面を見てみると設置時間・バランス・垂直振動と細かく計測されており、かなり参考になります。
圧倒的なバッテリー持ちに感動
HUAWEI WATCH GT 5 Pro | ||
---|---|---|
42mm | 46mm | |
バッテリー持続時間 | 通常使用で約7日間 ヘビーユースで約5日間 常時点灯機能使用時で約3日間 | 通常使用で約14日間 ヘビーユースで約9日間 常時点灯機能使用時で約5日間 |
HUAWEI WATCH GT 5 Proは最大7日間のバッテリー持ちとなっています。ただここで注意したいのは常時点灯機能をありにした場合は3日間。
ただフル充電までは約60分というバッテリー切れとは縁遠い性能となっています。
しかもスマートウォッチにありがちな専用充電器だけでしか充電できないとなると、サードパーティ製品が充実しているApple Watch以外は正直使い勝手悪いですよね。
ただ安心してください。HUAWEI WATCH GT 5 ProはQi充電に対応しています。そのため一般的なワイヤレス充電機器であれば何でも使うことができます。
バッテリー持ちの良さとQi充電への対応で充電関係であまり困ることはなさそうですね。
常に専用の充電器を持ち歩かなくても良いのは非常に使いやすいね!
(気になった点)価格が少し高い
HUAWEI WATCH GT 5 Proの価格一覧をまとめてみました。
42mm | ホワイト フルオロエラストマー | 65,780円 |
セラミック | 87,780円 | |
46mm | ブラック フルオロエラストマー | 48,180円 |
チタニウム | 65,780円 |
特に42mmの方が高額となっており、最上位のセラミックは87,780円となっています。
ただ例でいうとチタニウムが使われているApple Watch Ultra 2などは10万円超えしている点などを考慮すると46mmのチタニウムなどは約半額となっており、そう考えるとかなり割安に感じます。
機能的にAppleデバイスとの連携は確かに弱いものの、基本性能は大差なく選んでも公開することは全くありません。なによりAppleデバイスにはない電池持ちがかなり魅力的です。
1点気になったのはFelicaの非対応です。交通系ICなどをスマートウォッチからよく使う人にとってFelica非対応はかなりのデメリットなので、日本国内限定機能ではありますが是非対応してほしかったですね。
HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mmはどんな人におすすめ?
最後にHUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mmはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- 美しい筐体のスマートウォッチを使いたい方
- ヘルスケアやアクティビティの項目を重点的に測りたい方
- ゴルフをやる方
HUAWEI WATCH GT 5 Proは通常のHUAWEI WATCH GT 5と違い、美しい筐体が特徴です。42mmの方はセラミックが全体に使われており柔らかい印象と、ベゼルやクラウン部分に使われているゴールドの金属が全体を引き締めてくれます。好みはあると思いますが、スマートウォッチの中で見た目の良さは最上位に位置するでしょう。
今回HUAWEIのスマートウォッチを初めて使ってみたのですが、ヘルスケアやアクティビティ項目の充実具合には驚きました。Apple Watchでは見なかった情緒測定やアクティビティにはランニングフォームやVO2Max(最大酸素摂取量)なども含まれており、ワークアウトをONにして走っただけで様々な項目を測定することができます。
またHUAWEI WATCH GT 5 Proの最大の特徴の1つがゴルフプレイでの機能です。国内ほぼ全てのコースに対応しているのはもちろん、コースの3D全景表示、風向きやグリーンの傾斜などにも対応しておりプレイを助けてくれます。
まとめ
HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mm ホワイト フルオロエラストマーをレビューしてみました。
- 美しい筐体で日々の使用にワクワクを与えてくれる
- アクティビティ項目が多くランニングフォームなどの測定もできる
- ゴルフや最大40mまでのダイビングにも対応
- スマートウォッチとして必要な基本機能からヘルスケア測定までほぼすべてを網羅
- 常時点灯でも約3日間持つバッテリー
- 価格が少し高い
- Felica非対応
HUAWEI WATCH GT 5 Pro 42mmは総合力が高いスマートウォッチでとにかく弱点が少なかったです。見た目の良さはもちろん基本機能・アクティビティ機能など必要以上の項目を網羅しており、レビューしながら「こんな機能にも対応していたのか!」と驚かされました。
日々使うスマートウォッチとして重要なバッテリー持続時間も筐体サイズの小さい42mmですら常時表示で3日間、画面を消灯させておけば7日間と驚異的なバッテリー持ちですよね。
SNSなどを見ていると購入者の方はゴルフ機能目当てで買っている方が多いようですが、iOS・Androidデバイス問わず使えるうえに、iOSデバイスをメインで今回試してみましたがApple Watchとほぼ変わらない機能を提供してくれてMacのログイン以外でApple Watchじゃないと行けないと困るシーンはありませんでした。
主に男性向けの46mmはチタニウムが使われており、Apple Watch Ultra 2の約半額という安価な価格なので気になる方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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