この記事でわかること
- iTransor for LINE の概要
- バックアップと復元がどのようになるのか
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
新生活が近づき日頃使っているスマホの機種変更をしている人も多い方思います。あまり知らない人も多いですが、LINE公式のバックアップではiOS ⇄ Androidデバイスの移行となると直近14日分しか移動されません。
今や当たり前に使っているLINEですが、中には家族や友人との大切なトーク履歴・ビジネスでの大切なやりとりが残っている人も少なくないかと思います。
「そんな大切なトーク履歴が機種変更のタイミングで消えるなんて!」という方にピッタリなiTransor for LINEというソフトを紹介していきます。
トーク履歴は人によって異なるけど、非常に大切なやりとりって何か残しておきたいよね。
- iPhoneとAndroidのLINEデータをバックアップ・復元に対応
- バックアップしたデータを閲覧・エクスポート対応
- iOS ⇄ Androidデバイス間でデータ転送可能
それではiTransor for LINE レビュー | 新生活に備えて消えてほしくないLINEをバックアップしよう!を書いていきます。
iTransor for LINEの特徴
- iPhoneとAndroidのLINEデータをバックアップ・復元可能
- バックアップしたデータを閲覧・エクスポート対応
- iOS ⇄ Androidデバイス間でデータ転送・復元可能
LINEに関するデータのバックアップ・復元への対応はもちろんのこと、バックアップしたデータのエクスポートまで何でもできてしまいます。
公式では日数が直近14日と制限されている異なるOS間での復元に対応している点もポイントです。
iPhoneとAndroidのLINEデータをバックアップ・復元可能
iTransor for LINEはLINEデータをPCにバックアップ。またそのバックアップデータを復元させることが可能です。
バックアップに対応している端末のOSバージョンは幅広くほぼ全てのスマートフォンに対応しています。
- iOS:iOS 9 〜 iOS 16
- Android:Android 5.0 〜 Android 13
検証してみたらiPad OSにも対応していました。手持ちのiPad Pro 11インチがバックアップ可能でした。
バックアップしたデータを閲覧・エクスポート対応
PCのiTransor for LINEでバックアップした場合は、バックアップしたLINEデータをPC上で閲覧することができます。
iTransor for LINEソフト上の閲覧だけではなくエクスポートにも対応しており、HTML / PDF / CSV 出力に対応。自分の使いたい拡張子で出力することが可能です。
またトーク上にある写真や動画に関しても同様にダウンロードすることが可能です。
LINEの公式ではサーバーへの保存期間があるけど、iTransorでバックアップしたものには期限がないよ!
iOS ⇄ Androidデバイス間でデータ転送・復元可能
先ほどiTransor for LINEでのバックアップは復元させることが可能と紹介しました。その復元はOSの垣根を超えます。
iTransor for LINEを介せばLINE公式では対応していないiOS ⇄ Androidのトーク履歴移動も可能となります。
どうしても消したくないトーク履歴がある人や、機種変更はしなければいけないがトーク履歴が一定期間必要という方に非常にマッチする機能です。
料金プラン
LINEのデータを自由にバックアップ・復元・閲覧できる多機能なiTransor for LINEですが、無料では機能が限られてしまいます。どこまでが無料で使えるのか見ていきます。
無料体験版 | 完全版 | |
---|---|---|
LINEデータをバックアップ | ||
バックアップデータのプレビュ-表示 | ||
iOS ⇄ Android間のLINEデータを直接転送 | ||
同じOS間でLINEデータを直接転送 (iOS ⇄ iOS / Android ⇄ Android) | ||
バックアップからiOS・Androidに復元 | ||
バックアップからエクスポート (HTML / PDF / CSV) |
無料ではバックアップと閲覧のみ可能で、復元や他のデータへエクスポートしたければ有料プランの契約が必要なようです。次は有料プランの価格について見ていきます。
価格 | |
---|---|
月間ライセンス | ¥3,480 |
年間ライセンス | ¥5,480 |
永久ライセンス | ¥7,480 |
月間ライセンスの倍の値段を出せば永久ライセンスがほぼ届いてしまう価格設定です。ソフトの性質上とあるタイミングだけで必要となるシーンが多く想定できるからでしょうか。
ガジェットブロガーである私のように使用しているスマホがコロコロ変わる人にとっては、永久ライセンスで問題なさそうです。
iTransor for LINEのレビュー
それではiTransor for LINEをレビューしていきます。使用する際は公式サイトからお使いのPCにダウンロードが必要です。
LINE公式の自動バックアップ期間「14日」以上でもデータ転送可能
LINE公式のトーク履歴自動バックアップは14日間となっています。詳細は下記の通りで、
- 事前にバックアップを取っている:同じOS間で引き継ぐ場合は直近14日間 + バックアップしているトーク履歴
- 事前にバックアップを取っていない:直近の14日間のトーク履歴のみ引き継ぎ可能
- 異なるOS間の引き継ぎ:直近14日間のトーク履歴のみ引き継ぎ可能
となっています。トーク履歴のバックアップをしていない場合は、直近14日間のトーク履歴のみとなります。
LINEアプリの「トークのバックアップ」からバックアップ状態を確認しておこう!
iTransor for LINEは一度バックアップしてしまえば、自分で消すまでそのデータは残ります。当然、期間制限などは全くありません。
復元時、データの上書きを防ぐ
復元時に「iTransor for LINEへバックアップした後の最新トーク履歴は消えるんじゃないの?」と疑問を持たれる方もいると思いますが、安心ください。上書きで最新のトークが消えないようになっています。
復元したときにデータを上書きするの有無を選択できるので、自分の必要なデータを選択して復元することが可能です。
価格が高い
価格 | |
---|---|
月間ライセンス | ¥3,480 |
年間ライセンス | ¥5,480 |
永久ライセンス | ¥7,480 |
iTransor for LINEの使い勝手について紹介してきましたが、ここで紹介したバックアップと閲覧以外の復元やエクスポートは有料プランを契約する必要があります。
例えば機種変更の1度だけ契約すれば良い場合にも最低の1ヶ月プランに加入する必要があり、その価格は3,480円と決して安価ではありません。
この価格プランが1週間程度に短縮され、少し安価になれば良いなと思った所存です。1つのバックアップの復元に対して課金するという方法でもありがたい人は多いでしょうね。
回数制限や短期間で1,000円くらいのプランがあればさらに契約者が増えそうな印象。
iTransor for LINEはどんな人におすすめ?
最後にiTransor for LINEはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- iOS ⇄ Androidの機種変更があり、トーク履歴を残したい方
- スマホ本体の保存領域をLINEのトーク履歴が圧迫している方
- 業務でLINEを使っている職種の方
異なるOS間のトーク履歴引き継ぎは執筆時(2023年3月)、LINE公式の機能では直近14日分しか不可能となっています。またメールのようにどのアプリからでもデータを見れる訳ではなくiTransor for LINEは非常に貴重な存在と言えます。
また業務で利用しており異なる方式のエクスポートにも対応している点は非常に評価できます。
まとめ
iTransor for LINEをレビューしてきました。
- iPhoneとAndroidのLINEデータをバックアップ・復元
- バックアップしたデータを閲覧・エクスポートできる
- 異なるOS間(iOS ⇄ Android)デバイスでデータ転送・復元可能
- 復元時にデータの上書きが防げる
- ライセンス料が高い
有料プランの契約自体は高いものの、LINEのトーク履歴は人によっては非常に価値の高いものです。復元可能なデータとして吸い出すことができるソフトは非常に貴重なので、スマホの保存領域が圧迫するトークに関しては随時PCの方にバックアップするのもアリかと思います。
非常に便利なソフトなのでiTransor for LINEの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!