この記事でわかること
- Neakasa Nomo N3のランニングコスト
- 畳やカーペットでしっかり稼働するか試してみた
- 実際に引っかかる場所や物の例を公開
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
みなさんロボット掃除機使っていますか?ドラム式洗濯機や食洗機と同様の時短家電、導入すれば生活のQoLが向上すること間違い無しの家電ですよね。
ついに我が家にも時短家具ロボット掃除機が導入。Neakasaより水拭きもできるロボット掃除機 Nomo N3をご提供いただきました。
4000Paの強力な吸引力を誇りながら水拭き機能も搭載しているバランスの良いロボット掃除機となっています。
搭載しているレーダーで家具などを避けながらスイスイ掃除をこなしてくれる姿は導入して良かったと思わせること間違いなしです。
ついにロボット掃除機導入!カーペットの上も難なく掃除してくれる頼れる存在です。
- 強力な吸引力(4000Pa)を誇るロボット掃除機
- ゴミは充電ステーションで収集
- 水拭きも可能
- 最大2cmの高さを乗り越えるパワフルモデル
それではNeakasa Nomo N3 レビュー | 生活のQoLを押し上げるロボット掃除機の実力とは!?を書いていきます。
Neakasa Nomo N3の特徴
Nomo N3 | |
---|---|
本体サイズ | 35 × 35 × 10.5cm |
最大可動面積 | 200㎡(約110畳) |
集じん容量 | 2.5L |
水タンク容量 | 300mL |
ダストボックス容量 | 250mL |
乗り越えられる段差 | 最大2cm |
駆動音 | 最大65dB |
最大連続稼働時間 | 掃除:2時間30分 水拭き:1時間30分 |
吸引力 | 静音モード:650Pa 省エネモード:1500Pa 通常モード:2500Pa 強力モード:4000Pa |
外観
Neakasa Nomo N3の上部は白で統一されたデザインとなっています。ボタンが主張することもなくシンプルなデザイン。
使用する前にはサイドブラシを1つ装着する必要があります。本体に対して押し込むだけで装着することができます。
掃除機の吸引部分となるブラシは取り外すことが可能。水洗いなどすることで常に清潔に保つことができます。
充電ステーションは白と黒で配色された色合いとなっています。背面には電源ケーブルを巻くことができ必要な長さ以外隠すことができます。
電源ケーブルは目立たず収容出来るようケーブルの通り道がくり抜いてありました。左右どちらにも対応出来るため配線を目立たず隠すことが可能です。
配線をきれいに見せるための配慮。こういった細かい工夫大好きです!
付属品
- Nomo N3本体
- 充電ステーション
- ダストバッグ × 2(充電ステーション内蔵)
- サイドブラシ × 2
- モップクロース × 2
- HEPA × 2(1つは本体内蔵)
- モップボード
- ユーザーガイド
一部付属品は本体に内蔵していますが、届いた瞬間使えるセット内容となっています。
強力な吸引力(4000Pa)を誇るロボット掃除機
Neakasa Nomo N3はロボット掃除機ながら4000Paの強力な吸引力を有しています。一般的なロボット掃除機の吸引力は2500〜3000Paほどとなります。
強力な吸引力のおかげでホコリやチリを残さず吸引してくれるため、Neakasa Nomo N3が通った箇所にゴミが残りません。
またカーペットの自動認識機能あり。カーペットの上に乗ると自動で吸引力が強くなり、カーペット上もしっかり吸引してくれます。
ゴミは充電ステーションで自動収集
Neakasa Nomo N3には充電ステーションが付属しています。充電ステーションは充電するだけでなくゴミの自動収集機能があります。
ゴミ収集を終えたNeakasa Nomo N3本体は充電ステーションに戻りますが、その際に充電ステーションが本体からゴミを吸引。
充電ステーション上部にセットされている紙パックにゴミが溜まっていきます。
ユーザーはゴミ収集ステーションに溜まったゴミを処理するだけでOKです。
水拭きで床がサラサラ
Neakasa Nomo N3は強力な吸引力だけでなく、水拭きにも対応しています。水拭きによって吸引だけでは取り除けない床に付着した皮脂などもきれいに取り除くことができます。
さらにぼくの家は小さい子どもがいるため、食べこぼしや水こぼしなどをきれいにしてくれる水拭きは重宝します。
水拭きをする際には2つの準備が必要です。
- 給水タンクに水を補充
- 本体にモップを装着する
本体の黒い部分が給水タンクとなっており、引っ張ることで引き抜くことができます。
給水タンクは給水口・フィルター部に分かれています。
給水部は青いキャップを外すことで給水が可能。
フィルター部を開けるとHEPAフィルターなどが搭載されていました。
付属のモップボードにモップクロースを装着した状態で本体に差し込んでいきます。
本体には隙間なく装着することができ、スッキリまとまっています。
LiDAR技術で障害物を避ける
Neakasa Nomo N3はiPhoneやiPadにも搭載されているLiDAR機能で周囲の状況を把握します。
初回起動時に掃除したい部屋を回ってマッピング。設置してある家具などロボット掃除機から見たら障害物となる周囲の状況を把握します。
掃除時はマッピングで学習した障害物状況を避ける形でまんべんなく掃除してくれます。
最大2cmの高さを乗り越えてくれるのでカーペット上もラクラク
Neakasa Nomo N3のホイールはサイズが大きく、2cmくらいの段差であれば難なく乗り越えます。
吸引力の強さも相まってフローリングのみならずカーペットや畳の上も掃除可能。
ぼくの家は子どもが遊ぶスペースは怪我しないようカーペットや畳を敷いていますが、Neakasa Nomo N3なら簡単に乗り越えていました。
基本操作はアプリから
Neakasa Nomo N3の操作は基本的にneakasaアプリから行います。
- 掃除開始 / 充電スタンドへ戻る指令
- 特定のルームやゾーンの掃除
- 部屋の割当や進入禁止エリアの設定
- モップ水量 / 吸引力の設定
- ライトの点灯有無
- 消耗品の管理
上記の項目が主に操作可能で、ロボット掃除機全般に言えることですがアプリのインストールは必須と言っても過言ではありません。
Amazon Alexaと連携して動作
Neakasa Nomo N3はAmazon AlexaやGoogle Homeといった音声アシスタントと連携することができます。
連携方法はAlexaの場合Alexaアプリから「neakasa」スキルをダウンロード。指示に従うだけで簡単に紐付けることが可能。
あとは外出時などに音声で「アレクサ!掃除しといて!」と頼むだけで掃除を済ませることができます。
音声操作するだけでアプリも開く必要もなくなり、スマート化が一気に進むよ!
Neakasa Nomo N3のレビュー
それではNeakasa Nomo N3をレビューしていきます。
セットアップ
Neakasa Nomo N3のセットアップはアプリの指示に従って、自宅Wi-Fiに連携させるだけと非常に簡単です。アプリをインストールして機種を選択します。
Wi-Fiを紐付ける際は一度Neakasa Nomo N3本体に接続する必要がありました。
接続に成功したらNeakasa Nomo N3に任意の名前をつけることもできます。Alexaなど音声操作に紐付けることを考えてわかりやすい名前が良いかと思います。
実際に掃除機を掛ける頻度は減った?
普段毎日かけている掃除機ですが、ロボット掃除機を導入することで手間がどの程度減ったのかまとめていきます。
- 日々の掃除機 → 毎日5〜15分(丁寧度による)
- ゴミ捨て → 約2ヶ月に1度
上記のような結果となりました。我が家では毎日5〜15分(丁寧度による)くらい取られていた掃除機時間がほぼ0分に。
2、3日に1度Neakasa Nomo N3が入りにくい箇所をササッと掃除するだけとなりました。
稼働音はどの程度か?
Neakasa Nomo N3の稼働音について測定してみました。測定にはiPhone 14 Proのアプリを利用しています。
- 掃除中:約60〜70dB
- 充電スタンド(ゴミ収集):80dB
掃除中はそこまで 騒がしくありませんが、Neakasa Nomo N3本体からゴミを吸い上げるときの音はかなり大きいです。
ちなみに我が家にあるDysonの掃除機の駆動音も参考に測定してみました。
- Dyson V8 Slim Fluffyのノーマルパワーで測定
- Dyson V8 Slim Fluffy(Normal):70dB
- Dyson V8 Slim Fluffy(MAX):85dB
ランニングコストを考えてみた
Neakasa Nomo N3のランニングコストについて計算してみました。消耗品として主はダストバッグ(紙パック)となっています。
※他の消耗品もありますが、今回はダストバッグに着目して算出しています。
ダストバッグのAmazon販売価格は執筆時(2023年8月)4つセットで2,280円となっています(替えのモップ・クロス × 2付き)。
約2ヶ月に1回ダストバッグを交換する計算だと・・・
- 1月:285円
- 半年:1,710円
- 1年:3,420円
上記の通りの計算となりました。この価格に対する感じ方は人それぞれですが、掃除機の手間がほぼ省けると思うと個人的にこの価格は許容範囲です。
どの程度の高さまで掃除可能?
Neakasa Nomo N3に最大2cmの厚みまで乗り越えられるとスペックの説明をしましたが、実際に
我が家のカーペットや畳を軽々乗り越えていました。
逆に動かなくなった場所もあったため合わせて紹介します。
乗り越えられてた
- カーペット:13.3mm
- 畳:13.8mm
このくらいの高さなら軽々乗り越えていました。特にカーペットはクッション性の高い分厚いタイプを使っていますが、これくらいなら余裕のようです。
動かなくなってしまった場所
- 子供用ブランコのポール:直径約1cm
Neakasa Nomo N3は子供用ブランコの脚部分に片輪が浮く状態で引っかかり動かなくなってしまいました。ロボット掃除機には少し過酷な環境だったのかもしれません。
アプリから侵入禁止のエリアを設定してみた
Neakasa Nomo N3は掃除しながら部屋の形をマッピング学習してくれます。学習したデータはアプリのトップより確認することが可能で、棚などの障害物を除けば正確性はかなり高いです。
アプリからは部屋の分割や進入禁止エリアの設定をすることが可能。部屋の分割はマップ上に線を引くだけと非常に簡単でした。
入り込みやすい場所や狭くて掃除が確実に不可能と思う箇所を進入禁止エリアに設定することで、Neakasa Nomo N3が充電ステーションに戻れなくなる事故を防ぎます。
Neakasa Nomo N3の良かった点
Neakasa Nomo N3の良かった点をまとめていきます。
時短家具の1つで生活のQoLが向上する
Neakasa Nomo N3だけでなくロボット掃除機全般に言えることですが、導入することで間違いなく生活QoLが向上します。
毎日の節約できる時間は10〜15分と少ないと思えますが、週で換算すると1時間以上。月・年と換算していくととんでもない時間が節約できます。
我が家では時短家具と呼ばれるドラム式洗濯機や食洗機も導入していますが、浮いた時間で子どもと遊ぶ時間やエンタメ・ブログ作業などできています。
余暇時間があると時間に追われることなく余裕を持って生活できるので非常におすすめです。
障害物をしっかり避ける
Neakasa Nomo N3はLiDAR(レーザー技術)が搭載されているので、掃除中障害物をしっかり避けて掃除してくれました。
また進行方向となる前面は少し浮いており、少し衝突しただけで角度を変えて進行するなどNeakasa Nomo N3も家具も守る動作になっています。
Neakasa Nomo N3の悪かった点
それではNeakasa Nomo N3の悪かった点をまとめていきます。
水拭きの用意と片付けが少し面倒
Neakasa Nomo N3の水拭きは以下の手順となっています。
準備 | 片付け |
---|---|
給水タンクに水を補充 本体にモップを装着する | 給水タンクの清掃 モップの清掃 上記2つの乾燥 |
上記のようにタンクとモップの用意 / 片付けが発生します。毎日水拭きするわけではありませんが、乾燥を含めて少し面倒と感じました。
週1くらいの水拭きで用意から片付けまでやっていますが、少し時間が取られます。
LiDARセンサーより低い障害物には反応しない
Neakasa Nomo N3のLiDARセンサーは本体側面(床から約5cm)のに搭載しています。水平方向に電波を照射することで周囲の障害物状況を把握していますが、5cm以下の障害物は把握できずぶつかってしまいます。
特に子どものおもちゃに多く、部屋が散らかった状態で掃除開始してしまうとおもちゃを巻き込むことがしばしば。
まぁ「部屋を片付けてから掃除しましょう」ということですが、床に小物を散らかしている場合にはそういうケースがあったため紹介しておきます。
ロボット掃除機を使うときは床が散らかっていない状態で稼働させなきゃだね!
Neakasa Nomo N3はどんな人におすすめ?
最後にNeakasa Nomo N3はどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- ロボット掃除機に水拭きをしてもらいたい
- 強力な吸引力でチリを残さず吸ってほしい
- 時短家具導入に興味がある
Neakasa Nomo N3は水拭きまで搭載したロボット掃除機で価格が5万円以下とコストパフォーマンスに優れた機種です。他のロボット掃除機と比較しても充電ステーション付きで考えるとなかなかありません。
最大4000Paの吸引力はほぼすべてのチリを吸ってくれるため、外出時に起動させておけば快適に生活出来ること間違いなしです。
ロボット掃除機を初めて導入しましたが、毎日時間の節約になるので浮いた時間で別のことに着手できる点が非常に評価できます。
まとめ
今回はロボット掃除機 Neakasa Nomo N3をレビューしてみました。
- 掃除機と水拭きのハイブリッドモデル
- LiDAR(レーザー)機能で障害物をしっかり避ける
- 時短で生活のQoLが向上
- 2cm程度のカーペットや畳は乗り越える
- 水拭きの片付けが少し面倒
- LiDARセンサーより低い障害物(子どものおもちゃなど)には反応しない
Neakasa Nomo N3を導入したことで間違いなく生活のQoLが上がりました。外出や風呂時間に掃除を頼むだけと手軽です。
毎日の掃除と週末の水拭きで常にサラサラな床をキープすることができます。我が家は小さい子どもがいるので特に水拭きは助かりますね。
Neakasaの掃除機を使うのは2度目ですが、強力な吸引力と水拭きを備えており子育て世代にはホント助かります。掃除機タイプもレビューしているので気になる方はチェックしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!