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OpenFit Pro レビュー | オープンイヤーの新領域へ。フォーカスモードで開放感と没入感を両立

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OpenFit Pro レビュー | オープンイヤーの新領域へ。フォーカスモードで開放感と没入感を両立

この記事でわかること

  • OpenFit Proの音質・フォーカスモード・装着感の実使用レビュー
  • OpenFit 2+との違いと進化ポイント
  • 発売前に先行で使って感じたメリット・デメリット

こんにちは。ガジェットブロガーのじゃが(@jaga_farm)です。

「ながら聴き」に最適なオープンイヤー型のイヤホンですが、周囲がうるさい場所だとついつい音量を上げすぎてしまう…そんな経験はありませんか?そこに切り込んできたのが、Shokz初のフォーカスモード(ノイズ低減機能)を搭載した「OpenFit Pro」です。

今回、発売前にShokzさんから先行で使わせていただく機会をいただきました。約2週間、仕事中やプライベートでじっくり試したので、レビューしていきます。

OpenFit Proの主な特徴
  • Shokz SuperBoost™:11×20mmの超大型デュアルダイアフラムドライバーで音質を大幅強化
  • フォーカスモード:Shokz初のオープンイヤー型ノイズ低減機能を搭載
  • Dolby Atmos対応:ヘッドトラッキング付き空間オーディオで臨場感のあるサウンド
  • 最大50時間再生:ケース併用時。10分急速充電で4時間再生、Qiワイヤレス充電対応
  • スマート装着検知:光学+静電容量のハイブリッドセンサーで自動再生・停止

それではOpenFit Pro レビュー | オープンイヤーの新領域へ。フォーカスモードで開放感と没入感を両立を書いていきます。

本記事はShokzより製品提供を受けて執筆しています。

目次

OpenFit Proのレビュー

項目仕様
価格39,880円(税込)
モデルShokz T010
タイプ空気伝導トランスデューサ(オープンイヤー型)
ドライバー11×20mm デュアルダイアフラム(SuperBoost™)
周波数特性50Hz〜40kHz(±10dB)
Bluetooth6.1(SBC / AAC)
バッテリー最大12時間(NR OFF)/ 6時間(NR ON)/ ケース込み50時間
充電USB-C / Qiワイヤレス / 10分急速充電→4時間再生
防水IP55(イヤホン本体)
重量約12.3g(片耳)/ ケース約74.7g
マイクトリプルマイクアレイ(AI音声認識・背景ノイズ最大99.4%低減)
カラーブラック / ホワイト
発売日2026年4月22日
OpenFit Proのスペック
付属品

開封:年々上がるパッケージの質感

開封してみると、年々Shokzのパッケージは質が上がっている気がします。OpenFit Proは特に上質な印象でした。ケースも含めて少し大型化していますが、その分作りがしっかりしています。

手に取った瞬間に感じるのは、メタルとソフトシリコンの組み合わせによるプレミアムな質感。見た目は少しメカメカしいデザインですが、それが逆に「しっかりした製品」という安心感を与えてくれます。イヤーフックには超薄型のニッケルチタン合金が使われており、0.8mmの厚さでしなやかに耳にフィットします。

SuperBoost™ドライバーで音質が大幅に進化

OpenFit Proの目玉のひとつが、新開発のShokz SuperBoost™ドライバー。従来のOpenFit 2に搭載されていたDualBoost™から進化し、11×20mmの超大型デュアルダイアフラムが同期動作する構造に変わっています。

ドライバーの内部構造をもう少し詳しく見ると、航空宇宙グレードのアルミニウムPMIドームキャップが高音を安定して再生し、高品質シリコンダイヤフラムが100Hz以下の歪みを抑えて厚みのある低音を実現。16.7mm径の丸型スピーカーに匹敵する性能とのことです。

実際に音楽を聴いてみると、この差は明らかでした。幾田りらの「恋風」を聴いてみたところ、冒頭で水が跳ねるような音が入るんですが、この音の解像度がぼくの持っているOpenFit 2と比べてかなり鮮明に聞こえてきます。細かい音の粒がひとつひとつ分離して聞き取れる感覚で、OpenFit 2では埋もれていた音が浮かび上がってくる印象です。

低音もOpenFit 2+比で50%増とのことですが、体感としても奥行きが広がるような開放感のある鳴り方で、開放型とは思えないサウンドを楽しめます。さらにDolby Atmosをオンにすることで、メリハリのある音が加わり没入感がさらに増します。

じゃが

開放型でどんどんカナル型に近づいているこの音質は驚きました。

フォーカスモード:開放型なのにノイズが抑えられる不思議な体験

OpenFit Pro最大の特徴が、Shokz初搭載のフォーカスモード(ノイズ低減機能)。片耳に3基のマイク(フィードフォワード2基+フィードバック1基)を搭載し、独自のアルゴリズムが耳の形状に合わせてノイズレベルを予測。逆位相の音波でノイズを打ち消す仕組みです。

実際に使ってみると、開放型とは思えないくらいしっかりノイズが抑えられて驚きました。フォーカスモードにはノイズ抑制のレベル調整があり、「ノイズ抑制減少」から「デフォルト」「ノイズ抑制強化」まで段階的に切り替えられます。

デフォルトの状態でも周囲の雑音をしっかり抑えてくれます。ノイズ抑制強化にすると少し曇ったような感覚になりますが、特に低音域のノイズがかなり消えるのがわかります。エアコンの稼働音やオフィスの環境音など、中周波数帯の持続的なノイズに対して最も効果的でした。

高音はさすがに開放型なので完全には消えませんが、ふわっとしたやさしい聞こえ方に変わります。開放型でここまでやれるのかと驚かされます。

ポイントなのが、デフォルトのレベルであれば話しかけられても普通に会話ができるところ。「完全に遮断せず、ちょっと静かにしたい」という用途にぴったりです。

ただし、ノイズ抑制を最大まで上げると話が変わります。意識して耳を傾けないと人の声が聞き取りにくいレベルまでノイズが低減されるので、音楽に没頭したいときには最高ですが、急に話しかけられると気づけないこともありました。会話検知機能は搭載されていないため、ボタン長押しでフォーカスモードを手動で切り替える必要があります。ここは注意が必要です。

マイク性能が想像以上:音声入力との相性が抜群

OpenFit Proにはトリプルマイクアレイが搭載されていて、AI音声認識により背景ノイズを最大99.4%低減してくれます。通話用マイクの性能がここまで進化しているとは想像以上でした。

試してみたのが、Aqua Voiceでの音声入力。OpenFit Proを装着したまま音声入力をしてみましたが、誤字がとにかく少ない。マイクに直接話しかけるほどではないにしても、離れた場所からでも安定して入力できます。

先日レビューしたShokz OpenComm2 UC 2025 Upgradeは口元にブームマイクがある分、マイク性能はかなり良いと感じていました。ところがOpenFit Proでも試してみると、Aqua VoiceなどのAI音声入力での認識精度がほぼ同等レベル。マイクが口元にないのにここまで正確に拾ってくれるのは、率直に言うとかなり驚きです。ボソボソ声でも普通に入力されるのには感動しました。

ただ、さすがに周囲が騒がしい場所でボソボソ声だと補正が必要な場面もありました。通常の声量で話していれば、マイクに直接入力しているような精度で使えるので、音楽を聴きつつ音声入力もしたいという人にはかなりおすすめできます。

ちなみに、音声入力中はバックグラウンドの音楽をミュートにした方がいいです。マイクモードがONになると再生中の音がAACではなくなり、割れたような音になってしまうので。これはOpenFit Proに限った話ではなく、Bluetooth接続の仕様上の制約ですね。

装着感:密着感が増してフォーカスモードとの相性◎

装着してみると、OpenFit 2と比べてしっかり耳にくっつく感覚があります。これはフォーカスモードの効果を最大限に発揮するために、密着度を高めた設計だと思います。Shokz Ultra-Soft Silicone 2.0が肌に触れる部分に使われていて、肌当たりは柔らかい。

1日仕事中につけっぱなしにしてみましたが、疲れや痛みは特にありませんでした。TÜV Rheinlandの「Comfortable Fit」認証を取得しているだけあって、長時間の快適性はしっかり確保されています。

逆に、耳にあまりくっつく感覚が好きではない人、開放感を重視する人にとっては、OpenFit 2の方が好ましく感じるかもしれません。好みが分かれるところです。

付属のサポートアクセサリーを装着すれば、よりしっかりしたホールド感が得られるので、運動時や安定性が気になる方は試してみてください。

バッテリーとワイヤレス充電:実用上の不満なし

バッテリーはフォーカスモードOFFで最大12時間、ONで最大6時間。ケース併用で最大50時間の再生が可能です。10分の急速充電で4時間分の再生ができるのも地味に嬉しいポイント。

約2週間の先行使用中、フォーカスモードONで使うことが多かったですが、昼休みにケースに戻して充電する運用で、バッテリー切れで困ることは一度もありませんでした。

個人的に一番嬉しかったのが、ケースのQiワイヤレス充電対応。これ、ずっと欲しかったんです。デスクのワイヤレス充電パッドに置くだけで充電できるようになったのがすごく便利で、ケーブルを挿す手間がなくなりました。OpenFit 2+でもワイヤレス充電に対応していましたが、改めてこの便利さは手放せないですね。

物理ボタンと操作性

OpenFit Proは物理ボタンを採用しています。タッチ式ではないので押し間違いが少なく、操作感は快適。防水仕様のボタンは指先でわかりやすい形状になっていて、しっかりとしたクリック感があります。

ボタンのカスタマイズ1
ボタンのカスタマイズ2

デフォルトの操作はシングルクリックで再生/一時停止、ダブルクリックで曲送り、トリプルクリックで前の曲へ、長押しでフォーカスモードの切り替え。シングルクリック+長押しで音量の上げ下げが左右で分かれています。

Shokzアプリからボタンの割り当てを変更できますが、各操作に割り当てられる機能は限られています。たとえばシングルクリックには再生/一時停止しか設定できず、音量の上げ下げをクリックに割り当てたいという場合は対応していません。基本的にはデフォルトの操作をそのまま覚えて使うことになります。

マルチポイントと接続性

マルチポイント接続

マルチポイント接続に対応しており、最大2台のデバイスに同時接続可能です。試してみたところ、通話に関しては端末間でスムーズに切り替わってくれます。

ただし音楽再生については、パソコンとiPhoneの間でシームレスに切り替わるような動作はしませんでした。通話の切り替えが優先される仕様のようです。

Bluetooth 6.1を採用しているので接続の安定性は良好。音声接続設定には標準モード・低遅延優先モード・安定性優先モードの3つがあり、日常使いなら標準モードで十分ですが、ゲームをするなら低遅延モード、人混みでは安定性優先モードと使い分けられます。

自動装着検出にも対応していて、耳から外すと音が止まり、装着すると再開。この使い勝手が想像以上に良く、いちいち再生ボタンを押す必要がないのは楽です。イヤホンを探す機能もあるので、片方をなくしても音を鳴らして探せます。

OpenFit 2+との比較

OpenFit Proの直前モデルにあたるのがOpenFit 2+です。まずはスペック上の違いを見てみましょう。

機能OpenFit ProOpenFit 2+
フォーカスモード対応(平均14dB低減)非対応
ドライバーSuperBoost™(11×20mm)DualBoost
空間オーディオDolby Atmos(ヘッドトラッキング付き)Dolby Audio
Bluetooth6.15.4
自動装着検知対応非対応
ワイヤレス充電対応対応
バッテリー最大12h / 50h最大11h / 48h
重量(片耳)約12.3g約9.4g
価格39,880円27,880円
OpenFit ProとOpenFit 2+の比較

スペック上の大きな違いは、フォーカスモード・SuperBoost™ドライバー・Dolby Atmos(ヘッドトラッキング付き)・自動装着検知の有無。ワイヤレス充電はOpenFit 2+でも対応済みですが、Bluetoothが5.4→6.1に、バッテリーもわずかに伸びています。

ここからは、ぼくが持っているOpenFit 2との体験比較になりますが、音質は明らかにProが上でした。同じ曲を同じ条件で聴き比べてみると、解像度の違いは歴然。ProではOpenFit 2で埋もれていた細かい音がしっかり聞こえてきます。

装着感の違いも特徴的で、ProはOpenFit 2よりしっかり耳に密着します。この密着感がフォーカスモードの効果やドライバーの性能を引き出しているのだと思います。逆にOpenFit 2の開放的なつけ心地が好きな人にとっては、好みが分かれるところです。

OpenFit 2+との価格差は約12,000円。フォーカスモード・Dolby Atmos・自動装着検知と、音質の明確な進化を考えると、この差は納得できる内容だと感じます。

気になった点

OpenFit Proを先行で約2週間使ってみて、気になった点をまとめます。

カスタマイズ機能でほかを割り振れない

ボタンカスタマイズの自由度が低い:各クリック操作に割り当てられる機能が決まっており、自由に入れ替えることはできません。音量調整をシングルクリックに割り当てたい人にとっては物足りなさがあります。

対応コーデックがSBC/AACのみ:aptXやLDACには非対応です。ただ、開放型イヤホンは構造上どうしても音が外に逃げるため、ハイレゾコーデックの恩恵をフルに受けるのは難しいところ。現状のAAC対応でも十分な音質を楽しめているので、個人的にはそこまで気になりません。むしろ今後、フォーカスモードやドライバーがさらに進化したときにLDACに対応したら、どんな音を響かせてくれるのか。そこは楽しみにしておきたいです。

Macとの音声入力の切り替え:音声入力と音楽再生を頻繁に行き来すると、音楽が一度止まってマイクモードに切り替わり、またBluetooth接続が不安定になることがあります。これはOpenFit Proの問題ではなく、macOS側のBluetooth仕様の制約ですが、注意が必要です。音声出力を一旦他のスピーカーに切り替えて戻すと安定します。

OpenFit Proはどんな人におすすめ?

OpenFit Proはこんな人におすすめ
  • オフィスで集中したい人:フォーカスモードで周囲のノイズを適度に抑えつつ、声かけにも気づける
  • 音質にこだわりたいオープンイヤー派:SuperBoost™ドライバーとDolby Atmosで開放型の音質水準を引き上げたい人
  • 音声入力を活用する人:トリプルマイクの精度が高く、イヤホンをつけたまま快適に音声入力が可能
  • ワイヤレス充電環境がある人:デスクにQi充電パッドがあれば、ケースを置くだけで充電できる利便性
  • Shokzのオープンイヤーからのアップグレード:OpenFit / OpenFit 2ユーザーで、音質と機能の両面で次のステップに進みたい人
じゃが

オフィスでの「ながら聴き」を格上げしたい人に特におすすめです!

まとめ

OpenFit Proは、オープンイヤー型イヤホンの「周囲の音が聞こえる」というメリットを活かしつつ、フォーカスモードで「必要なときに少し静かにできる」という選択肢を加えた、新しいカテゴリの製品でした。

発売前に約2週間先行で使わせていただきましたが、最も印象に残ったのは音質の進化とマイク性能の高さ。SuperBoostドライバーの解像度はOpenFit 2と聴き比べると歴然の差があり、音声入力での精度の高さにも驚かされました。

39,880円(税込)という価格は決して安くはありませんが、フォーカスモード・Dolby Atmos・自動装着検知・ワイヤレス充電と、これだけの機能が詰まっていることを考えると、長く使える投資として納得できる内容です。

オープンイヤー型の「ながら聴き」スタイルが好きで、もう一段上の音質と集中力がほしい方には、間違いなくおすすめできる一台です。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!

OpenFit Pro レビュー | オープンイヤーの新領域へ。フォーカスモードで開放感と没入感を両立

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