この記事でわかること
- UQ-PM14FHDNT単体のレビュー
- MacBookとの接続について
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
外にも外出する機会が増えてきて外でブログ作業をする機会も増えました。
そんな時MacBookのディスプレイ1つでは心許ないことがあるので、持ち運びに適したモバイルディスプレイを購入してみました。
約1cmの厚みで14インチの大型ディスプレイ。本体の重量は500g以下でUSB-C接続ができると完璧なスペックです。
今回UNIQのプロメテウスモニター「UQ-PM14FHDNT」を購入したので、レビューしていきます!
14インチサイズで厚さが1cm!?重さも500g以下とスペック見たとき嘘だろと思っちゃいましたw
- 約470g / 14インチの薄型モバイルディスプレイ
- USB-C / HDMI接続可能
- 解像度Full HDのIPS液晶パネル
- 予算30,000円以下で購入可能
それではUNIQ プロメテウスモニター 14インチ モバイルディスプレイ UQ-PM14FHDNT レビュー | 厚さ約1cm・500g以下の薄型モニターを書いていきます。
UQ-PM14FHDNTの特徴
UQ-PM14FHDNTは公称465gの軽量・薄型の14インチ モバイルディスプレイです。
付属しているスタンドカバーと合わせても753gと非常に軽く持ち運びに適しています。
- UQ-PM14FHDNT本体
- HDMI / miniHDMIケーブル(1.5m)
- USB-C to USB-Cケーブル(1.0m)
- USB-C to USB-Aケーブル(1.0m)
- スタンドカバー
- クリーニングクロス
- 取扱説明書
付属品のみで接続を賄うことができますが、HDMI接続の場合10Wの電源を供給してあげる必要があります。その場合はPCから電源供給するか、別途電源アダプタを用意する必要があります。
電源アダプタならAnker PowerPort III Nano 20W が持ち運びにも適しており、電源供給用として組み合わせるのがオススメです。
サイズ感
UQ-PM14FHDNTのサイズは315.81mm × 187.69mm × 9.4mmで、画面占有率が90%です。
ベゼルは非常に薄くわずか3.0mmしかありません。
本体の厚みも7.0〜9.6mmと薄いため、リュックやカバンに嵩張らず収納することが可能。
スタンドカバーはモバイルディスプレイと内蔵のマグネットで吸着します。
装着することで厚さは約2.0mm増となり、9.0〜11.6mmとなります。
スタンドカバーを装着しても約1cmしか厚みがないから非常に薄いよ!
重量
重量は本体のみで467g、付属の本体カバ-装着時だと737.5gと非常に軽量です。
USB-Cケーブル出力に対応したPCであれば、外出時はPC + モバイルディスプレイとUSB-C 1本でOK。荷物の重量的にも品数的にも有利となっています。
モバイルディスプレイへの映像出力と給電を兼ねれるUSB–Cはホント便利!
ディスプレイ
UQ-PM14FHDNTのディスプレイは解像度フルHD(1920 × 1080)対応のIPS液晶となっています。上下左右に170度と広い視野角があり、ほぼ全ての角度から視認することができます。
ディスプレイにはノングレアパネルが採用され、光の反射が抑えられています。
インタ-フェイス
映像入力用のminiHDMIとUSB–C × 2を搭載。USB-Cはどちらのポートに繋いでも動作します。
さらに3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しており、音声出力をすることも可能です。
それ以外にも本体の音量や輝度を調整できるボタンが搭載されています。
UQ-PM14FHDNTのレビュー
それではUQ-PM14FHDNTを実際に使用しながらレビューしていきます。
M1 MacBook Pro 14インチと接続してみた
UQ-PM14FHDNTはUSB-C映像入力に対応しているので、M1 MacBook Pro 14インチとUSB-C 1本で接続してみました。
画面サイズは同一なので並べた時のバランスは非常に良いです。USB-C 1本で接続できる点も荷物が少なくて済むのでベストですね。
画質や色味はどんな感じ?
M1 MacBook Pro 14インチとの比較になりますが、UQ-PM14FHDNTの解像度はフルHDなのでMacBookと比べるとすこし荒さは目立ちます。ただモバイルディスプレイにはサブの情報しか表示させないため、それほど解像度が低く困ることはありません。
輝度については最大300cd/㎡となっています。昼間の外での使用では暗く感じますが、屋内使用であれば特に問題はありません。
また色味については再度やカラーバランスを細かく設定することが可能となっています。
- 設定1:輝度 / コントラスト / 黒レベル / DCR / シャープネス
- 設定2:色温度 / 色相 / 彩度 / より詳細な色設定
デスクに置くなら縦表示がベスト
ぼくのデスクはMateView 1枚のMacBookはクラムシェルモードが基本です。たまに表示領域が足りないと思った時だけMacBook Proを開いて使用しています。そんな使用状況でモバイルディスプレイを縦置きに常設したら非常に使いやすかったので紹介します。
縦置きしたUQ-PM14FHDNTにカレンダーやNotionなどの予定管理・もしくはメールアプリを表示させると必要な時にサッと確認することができます。
特にぼくは1週間の予定やブログの下書きなど、とにかくなんでもメモしているのでNotion常時表示は非常に使い勝手が良かったです。
UQ-PM14FHDNTの良かった点
それではUQ-PM14FHDNTの良かった点をまとめていきます。
持ち運びに非常に適している
UQ-PM14FHDNTはサイズが約316 × 188 × 9mmの大きさでA4サイズより少し大きい程度です。そのためバックパックのPC入れに入ることも多く、持ち運びに非常に適しています。
厚みが付属カバー装着状態で約10mm程度なのでそれほど嵩張る心配もありません。
逆にかなり薄すぎるので変な方向から力が加わって破損させたり、曲げたりしないよう気をつけよう!
USB–C 1本で接続可能
UQ-PM14FHDNTの映像入力はUSB-Cとmini HDMIのインターフェイスがあります。対応機種は増えてきているUSB-C が非常に便利です。
USB-C接続であれば映像入力と給電を1本でこなしてくれるので、非常にシンプルに接続することができます。
縦置きで必要な情報を一気に見れる
先ほど紹介したデスクへの縦置きが非常に気に入りました。14インチのサイズ感も非常にベストで縦353 × 横243mmのちょうど良いサイズのサブディスプレイが出来上がります。
縦表示は1つのコンテンツのみを表示したとき情報量が多くなります。そのため文章を表示するのには非常に適していると言えます。
持ち運ぶためだけのディスプレイではなく、自宅でもサブのディスプレイとして余すことなく使うことができるのは非常に良いことです。
軽量・薄型でこの価格
UQ-PM14FHDNTは実売価格30,000円以下で取り扱われています。
他メーカーのモバイルディスプレイと比べてUQ-PM14FHDNTは軽量・薄型なので気兼ねなく持ち出して使える点が非常に評価高いです。
UQ-PM14FHDNTの悪かった点
UQ-PM14FHDNTの悪かった点についてまとめていきます。
Macとの色味の違いが気になる
今回M1 MacBook Pro 14インチと接続してレビューしましたが、色味の違いが少し気になりました。
ぼくはブログ執筆にモバイルディスプレイを持ち出してカフェで使う機会があります。
- MacBook Proディスプレイ:ブログ編集画面
- モバイルディスプレイ:Finder(Windowsでいうエクスプローラー)
上記のような表示で作業だと、ブログに写真を貼り付ける時にFinderから写真をドラック&ドロップしてきます。このときに表示されている色味が異なるので「おやっ?」となることがあります。
縦置きするなら別売りスタンド必須
UQ-PM14FHDNTの縦置き表示をおすすめしてきましたが、付属のスタンドカバーは「画面保護・横置き」としてしか使えず縦置きすると非常に不安定となり実用レベルではありません。
また垂直にしか立てられないので下の部分が見にくいのも難点です。
どこか立て掛ける場所があれば角度がついて見やすいです。スピーカーにとりあえず立てかけてみました。
縦置き表示を常設したい場合には別途スタンドが必要となります。UQ-PM14FHDNTのメーカー「UNIQ」もモバイルディスプレイ用のモニターを販売しています。
タブレット用スタンドとして色々発売されているので設置環境に合ったものを使おう!
UQ-PM14FHDNTはどんな人におすすめ?
最後にUQ-PM14FHDNTはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- 外出時に使える軽量のモバイルディスプレイを探している人
- USB-C 1本での運用をしたい人
なんといっても薄型・軽量のボディが1番の魅力です。USB–C 1本で取り扱いできるのも大きなポイントですね。
持ち運び用途で普段使うバッグに忍ばせておいて、いざという時に使うのもアリではないでしょうか。
まとめ
UNIQのモバイルディスプレイ UQ-PM14FHDNTをレビューしてみました。
- 厚さ約1cm・画面占有率90%の薄型ディスプレイ
- USB-C 1本で接続可能
- HDMI接続にも対応
- 縦表示がちょうど良い大きさ
- Macとの色味の差が異なる
- 縦置きには別途スタンドが必須
14インチという持ち運ぶなら最大とも言えるサイズと、薄いボディが素晴らしい製品です。スタンドカバ-なしだと500gを切るのも大きなポイントですね!
MacBookと並べて使用したときの色味の違いが少し気になったので、それが気になる方はiPadをSidecarで2枚目のディスプレイとして使うのもありかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!