Dreame X30 Ultra レビュー | 総合力が高いハイエンドロボット掃除機

この記事でわかること

こんにちは！じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。

掃除の手間を大幅に減らしたい方必見！準備から後始末まで自動でやってくれるロボット掃除機をレビューします。

今回は最新のロボット掃除機「Dreame X30 Ultra」。

モップが壁際までスイングする独自の「モップエクステンド技術」や8,300Paの強力吸引、全自動の後処理機能など機能がまとまったハイエンドモデルです。

実際に使ってみるとカーペット掃除のときにモップをベースステーションに取り外して掃除したり、AIカメラを搭載しているので障害物検知能力が高くぶつかることが一切ありませんでした。

総合力の高いロボット掃除機「Dreame X30 Ultra」について詳しくお伝えしていきます。

それではDreame X30 Ultra レビュー | 総合力が高いハイエンドロボット掃除機を書いていきます。

本記事はDreameより製品提供を受けて執筆しています。

Dreame X30 Ultraのレビュー

	Dreame X30 Ultra
サイズ	350 × 350 × 97mm（本体） 340 × 457 × 590mm（ベースステーション）
最大吸引力	8,300Pa
モップエクステンド技術	MopExtend™ RoboSwing テクノロジー
ベースステーション機能	自動ゴミ収集 モップ温水自動洗浄(60℃) モップ熱風乾燥 自動給水 洗剤自動投入 ベースステーション自動洗浄
ダストボックス容量（本体）	350ml
ダストパック容量（ベース）	3.5L (最大80日間)
タンク容量（ベース）	4.5L（浄水） 4.0L（汚水）
最大稼働時間	180分
ナビゲーション	LDS AIカメラ 3Dストラクチャースキャン LED
障害物認識種類	70種類以上

モップエクステンド技術で壁際まで掃除

Dreame独自の「モップエクステンド™ ロボスウィングテクノロジー」を搭載。

これはモップが掃除機本体からスイングしながら拡張する技術で、従来モデルでは届きにくかった壁際や家具の脚周り、高さ1cmの隙間、奥行き4cmの奥まった場所まで徹底的に清掃します。

モップは2枚搭載していますが、右後方のモップがモップエクステンドに対応しており、壁際などを掃除するときは右側を壁とするような動きをします。

圧倒的吸引力と徹底的な水拭き

Dreame X30 Ultraは業界最強クラスの8,300Paという強力な吸引力を誇り、フローリングの溝やカーペットの奥に潜む微細なホコリやゴミ、ペットの毛までもしっかりと吸引します。

8,300Paという吸引力は5kgのものを持ち上げるのと同等の力（公式HPより引用）

吸引といえばブラシに髪の毛が絡まりがちですが、X30 Ultraはブラシにまとわりついた髪の毛を自動でカットしてくれるため絡まりが0近くなります。

一方、水拭きは加圧式の回転モップが床に密着し、まるで手で拭いたかのような仕上がりを実現。

先ほど紹介した独自の「モップエクステンド™ ロボスウィングテクノロジー」により、壁際や家具の脚周りまでしっかり清掃します。

カーペットを掃除するときはモップが10.5mmリフトアップし、カーペットの濡れ防止につながります。

ただDreame X30 Ultraはこのリフトアップ機能だけでなく、マグネット式になっているモップをベースステーション側に置いてきてからカーペット掃除することも。

さらには「最初にカーペットを掃除」といったモードが用意されています！

賢いナビゲーションと障害物回避

Dreame X30 UltraはLDSレーザーナビゲーションに加え、AIカメラと3Dストラクチャースキャン、さらにはLEDライトを搭載。

70種類以上の物体を認識し、スリッパやおもちゃなどを賢く回避します。暗い場所や黒い物体も正確に認識し、スムーズな走行を実現します。

「AI障害物回避」という機能になっており、基本的には有効にしておくことをおすすめします。また補助照明も前方カメラ横に搭載されており、カメラで視認しにくい状況では照明が自動点灯し、さらに精度を上げていきます。

これがかなり賢くてぼくが見ている限りモノに当たることが一切ありませんでした。

カメラ搭載モデルだからなのか、障害物検知はかなり賢いですね。

全自動の後処理で手がかからない

Dreame X30 Ultraは後始末に手がかかりません。下記の通り6Wayの全自動機能があります。

稼働させるときはベースステーション上部の浄水タンクに水を入れるだけとラクラクです。

本体にそれぞれタンクやダストパックが搭載されており、必要に応じて取り外して補充や交換をすることができます。

ゴミの自動収集	掃除完了後、本体のダストボックス内のゴミを自動でベースステーション内の大容量3.5Lダストパックに収集。 最大80日間ゴミ捨て不要です。
モップへの自動給水	清掃前に自動でモップに給水します。 4.5Lの大容量タンクで長時間の水拭きも可能です。
60℃温水洗浄	汚れたモップを60℃の温水で自動洗浄。 油汚れやこびり付いた汚れもスッキリ落とします。
モップの熱風乾燥	洗浄後のモップを熱風で乾燥させ、雑菌の繁殖や嫌なニオイの発生を防ぎます。
洗剤の自動投入	専用洗剤を自動で投入し、より効果的な水拭きを実現します。 頑固な油汚れも洗浄力アップ。
ベースステーション自動洗浄	となるベースステーション自体の自動洗浄機能を搭載。 モップ洗浄と同時にベースステーション内部のウォッシュボードも自動で洗浄します。

適宜水補充と時々ゴミを捨てるだけ（約80日）とかなり楽。特に水拭き掃除後の後始末機能が充実しており、手がかからないのが嬉しいですよね。

動作させるとモップの自動乾燥まで終えており、即座にモップを見ると完全に乾いておりました。

Dreame X30 Ultraはどんな人におすすめ？

最後にDreame X30 Ultraはどんな人におすすめなのかまとめていきます。

毎日の掃除に時間を割けない方には最適です。最大80日間ゴミ捨て不要で、60℃温水洗浄から熱風乾燥まで全て自動。水の補充程度で済むため、仕事や育児で忙しい日々でも清潔な住環境を維持できます。

「壁際が掃除できない」「カーペットが濡れる」「結局手直しが必要」といった不満を抱えている方にぴったり。モップエクステンド技術や賢い障害物回避、カーペット対策など、従来機の「あと少し」を全て解決してくれます。

モップリフトアップ機能に加え、「モップをベースステーションに置いてからカーペット掃除」という画期的な機能を搭載。カーペットの濡れを完全に防げるため、フローリングとカーペットが混在する一般的な住環境に最適化されています。

まとめ

ロボット掃除機 Dreame X30 Ultraをレビューしてみました。

従来のロボット掃除機の「あと少し」を全て解決してくれる、本当の意味で手がかからないロボット掃除機です。

Dreame X30 Ultraは単なる掃除機ではなく、「掃除という家事からの完全解放」を実現してくれる製品と言えるでしょう。モップエクステンド技術による壁際清掃、8,300Paの圧倒的吸引力、賢すぎる障害物回避、そして最大80日間のゴミ捨て不要という全自動後処理機能は、もはや掃除のことを考える必要がないレベルです。

特に「モップをベースステーションに置いてからカーペット掃除する」機能には本当に驚かされました。これまでのロボット掃除機の「惜しい」ポイントを全て潰してきた感があり、完成度の高さは群を抜いています。

価格は決して安くありませんが、毎日の掃除時間を完全に他のことに使えると考えれば、その価値は計り知れません。「もう掃除のことを考えたくない」「本当に手のかからないロボット掃除機が欲しい」という方には、間違いなくおすすめできる一台です。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜！