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HUAWEI FreeArc レビュー | 1万円台で驚きの高音質を実現した耳掛け型オープン型イヤホン

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この記事でわかること

  • HUAWEI FreeArcの特徴や使用感
  • OpenFit 2との簡易比較

こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。

HUAWEIがまたもややってくれました。価格破壊。

今回はHUAWEI初のオープン型の耳掛けイヤホン「HUAWEI FreeArc」をレビューしていきます。オープン型イヤホンといえば、イヤーカフ型の「HUAWEI FreeClip」が記憶に新しいですが、装着感・音質ともに非常に高品質でレビューしてから毎日のように使っています。

登場したFreeArcは耳掛けタイプでFreeClipと比べてさらに巨大な17mm × 12mmの高感度ドライバーユニットが搭載。(FreeClipは約10.8mmの高感度デュアルマグネットダイナミックドライバー)。ドライバーサイズは正義ということで音質がかなり向上しています。

詳しくは後述していますが、明瞭度が非常に高いクリアな音を鳴らしてくれます。耳掛けタイプのオープン型イヤホンということもあり、気軽に装着できるのはもちろん音質にこだわる方にもおすすめです。

そしてオープン型イヤホンの中では間違いなくハイエンドの部類に入る音質を有しながら、価格が18,800円(定価)。1万円台で手に入るコスパ最強のオープン型イヤホン、HUAWEI FreeArcをレビューしていきます。

じゃが

完成度はオープン型イヤホンの先駆者であるS社並み。価格はHUAWEIらしく安価と後発とはいえ強すぎます。

HUAWEI FreeArcはどういう商品
  • 17mm × 12mmの高感度ドライバーユニット搭載
  • イヤホン単体で7時間再生可能(ケース込みで28時間)
  • 充電切れのときも急速充電対応で10分の充電で約3時間再生可
  • IP57の防塵防水性能
  • BluetoothコーデックはSBC / AAC
  • タッチ/スワイプ操作で再生/一時停止や音量調整可能

それではHUAWEI FreeArc レビュー | 1万円台で驚きの高音質を実現した耳掛け型オープン型イヤホンを書いていきます。

本記事はHUAWEIより製品提供を受けて執筆しています。

目次

HUAWEI FreeArcの特徴


HUAWEI FreeArc
サイズイヤホン:約45.4 × 18.35 × 47.5mm
充電ケース:約67.8 × 67.8 × 26.5mm
重量イヤホン:8.9(片耳)
充電ケース込み:67g
ドライバーユニット17mm × 12mm 高感度ドライバーユニット
連続再生時間イヤホン単体:7時間
ケース併用:28時間
充電時間40分(イヤホン単体)
60分(充電ケース)
BluetoothBluetooth 5.2
BluetoothコーデックSBC
AAC
ワイヤレス充電
充電端子USB Type-C
カラーグリーン
ブラック
グレー
HUAWEI FreeArcの特徴
HUAWEI FreeArcの付属品を並べてみた
付属品
付属品
  • HUAWEI FreeArc本体
  • 取扱説明書

充電器はもちろんですがケーブルもついてないので、持っていない方は別途用意する必要があります。

HUAWEIから耳掛けタイプのオープンイヤー型が登場

HUAWEI FreeArcを白背景に置いてみた
HUAWEI FreeArcのケースを開いてみた

HUAWEI FreeArcはHUAWEI初で登場した耳掛け型オープンイヤーイヤホンです。

本体形状はC-bridge Designを採用し、1万人以上の耳介データを基に開発。

HUAWEI FreeArcはニッケルチタン形状記憶合金フレーム × 液状シリコンコーティングの素材を組み合わせている

ニッケルチタン形状記憶合金フレーム × 液状シリコンコーティングの素材を組み合わせており、柔らかく肌触りの良い筐体を実現しています。

それにより耳に密着しながらも「装着している感覚を忘れる」軽快感を実現。フィット感が強く、激しい運動時にも外れにくい設計となっています。

17mm × 12mmの大口径ドライバー搭載

HUAWEI FreeArcはオープンイヤー型ながら音にもこだわって開発されています。

HUAWEI FreeArcは17mm × 12mmの大口径ドライバーを組み合わせている
17mm × 12mmの大口径ドライバーを搭載

17mm × 12mmの大口径ドライバーを搭載し、低音の迫力〜解像感の高い高音域とバランスの取れたサウンドを実現。

  • ダイナミック低音アルゴリズム:低音を強調
  • 指向性音声伝送技術:再生している音と逆位相の音を出力することで音漏れを低減

音を鳴らす際に上記の技術が使われています。特にオープンイヤー型で気になる音漏れを軽減してくれる機能もあるため、静寂な環境下においても使いやすくなっています。

BluetoothコーデックはAACとSBCに対応。LDACやAptXは非搭載となっていますが、オープンイヤー型は周囲の環境音があえて聞こえる設計になっているため、個人的には十分かと思います。

HUAWEI初のIP57防塵・防水に対応

HUAWEI FreeArcはイヤホン本体にIP57の防塵防水認証を取得しています。

IP57等級とは:防塵性能が5・防水性能が7を示している。特に防水性能においてはデバイスを最大30分間、1mの水に浸していて水の侵入を防ぐ。

オープンイヤー型に期待されている運動時の汗や雨の日のランニングなどからイヤホン本体を守る設計となっており、日常使いにおいて水を全く気にすることなく使うことができます。

IP57認証を取得しているのはイヤホン本体のみで充電ケースは違うので注意が必要

じゃが

スポーツシーンにおいて、汗や雨を気にすることなく使える点はすごくいいね!

イヤホン単体で連続7時間再生可能

HUAWEI FreeArcには長時間使用可能なバッテリーと急速充電機能が搭載されています。

イヤホン単体での連続再生時間は約7時間と日中帯ずっと使えるバッテリー容量です。

さらにバッテリーが切れたときには急速充電機能が搭載。わずか10分の充電で約3時間の音楽再生が可能となります。

少し休憩などを挟むことでまた使用可能になるのはありがたいですね。

HUAWEI FreeArcのレビュー

それではHUAWEI FreeArc実機を使ったレビューをしていきます。

1万円台とは思えない完成された音質

HUAWEI FreeArcは1万円台とは思えない音質に仕上がっている

HUAWEI FreeArcは17mm × 12mmの大口径ドライバーが搭載されており、オープン型としてはかなり完成されたクオリティに仕上がっています。

まずは音質についてはかなりクリアに仕上がっていることが装着してすぐに分かります。とにかく明瞭度がすごい。オープン型に対してこの表現は適さないかもしれませんが、鳴らしてくれる音のS/N比が高く、音をまっすぐ鳴らしてくれるのが聞けばすぐに分かります。

HUAWEI FreeArcでライラックを聞くと非常に気持ちが良い

Mrs.GREEN APPLEのライラックを最初に流しました。イントロのギター部分でいきなり感動。音が生きているかのような迫力です。中音から高音域にかけてクリアな音を届けてくれるかと思ったら裏で低音がしっかりと鳴らしています。これをドライバー1つで仕上げてるんだから強い。

密着感がすごい

HUAWEI FreeArcは顔の形状と非常に密着する

HUAWEI FreeArcを装着して驚いたのはそのフィット感。耳を塞ぐわけではないのですが、耳に向かってきれいに密着してくれます。

HUAWEI FreeArcは顔の形状にフィットする
顔の形状に沿う形

顔側面の形状に沿ってフィットしてくれて、メガネやマスクなどとの併用も問題なくできました。

ジェスチャー操作が便利

HUAWEI FreeArcは側面がセンサーになっている
側面のセンサーはタッチだけでなくジェスチャーも可能

HUAWEI FreeArcは側面がセンサーになっており、ジェスチャー操作が可能となっています。操作方法は3つでなんとスワイプにも対応。

HUAWEI FreeArcのジェスチャー操作設定画面
ジェスチャー操作設定画面
操作方法割当機能
タップ電話に応答/終了
再生/一時停止
前の曲/次の曲
長押し着信を拒否
音声アシスタントを起動
スワイプ音量調整
次/前の曲

詳細な操作は上記のとおりになっており、なんとスワイプで音量調整が可能。

  • 前から後ろにスワイプ:音量ダウン
  • 後ろから前にスワイプ:音量アップ

数回タップの音量を1段上げ(or下げ)って数段階調整する場合は、何回もタップする必要があるので1度で済むスワイプはかなり楽です。

Apple AirPods Pro 2も音量調整が可能となっている

ぼく個人はAirPods Pro 2でイヤホンでの音量調整を知ってから、単体で音量調整できる手軽さを知っているので非常にありがたい機能と感じています。

ランニングなど天候を気にせず使えるのは強い

オープン型って気軽に装着できるので、実生活だけでなくランニングなど運動のお供としても非常に便利。

IP57防塵防水性能のおかげで汗はもちろん雨なども気にすることなく使うことができます。

ぼくの場合、使い始めると1日中どんなシーンでも耳に装着するよう使い方をするので、「水を気にする必要がない」という点は使い勝手においてかなり大きいです。

OpenFit 2との違い

HUAWEI FreeArcとShokz OpenFit 2を並べてみた
←Shokz OpenFit 2 / HUAWEI FreeArc→

最後にオープン型イヤホンといえばここだけは外れないということで、2025年初頭に販売開始されたShokz OpenFit 2で迷う方も多いと思うので簡単に触れておきます。


HUAWEI FreeArc

Shokz OpenFit 2
ドライバー7mm × 12mmの大口径ドライバーデュアルドライバー(低音用超大型低周波ユニット + 高音用高周波ユニット)
連続再生時間イヤホン単体:最大7時間
ケース併用:最大28時間
イヤホン単体:最大11時間
ケース併用:最大48時間
ワイヤレス充電
価格(定価)¥18,800¥25,880

音質にふれる前に2つのオープン型イヤホンはシングルドライバー(HUAWEI FreeArc)と低音と中高音域に分かれたデュアルドライバー(Shokz OpenFit 2)とドライバーの数に違いがあります。

  • OpenFit 2:低音強調・臨場感があり、音の密度が高い
  • HUAWEI FreeArc:音がクリア・密度は軽いが非常に綺麗に鳴らしてくれる

2つを比べたときに上記のような違いを感じます。どちらも音の傾向は違うので好みが分かれると思います。

ちなみに連続再生時間も大きく異なり、Shokz OpenFit 2のほうがイヤホン単体でも圧巻の11時間と1日中つけてもOKのスペックとなっています。HUAWEI FreeArcは急速充電に対応しているので、約10分で3時間連続再生と実用上そこまで困ることはありません。

個人的に残念なのが両者とも充電ケースがワイヤレス充電に対応していないこと。毎日使うようなデバイスはほとんどがワイヤレス充電に対応しているので、個人的にここは外せなかったですね。

選ぶポイントいくと装着感はどちらも◎で申し分なく、音の好みや価格差がポイントと思います。

OpenFit 2の詳細は下記の記事で紹介しています。

HUAWEI FreeArcはどんな人におすすめ?

HUAWEI FreeArcをデスク上に置いてみた

最後にHUAWEI FreeArcはどんな人におすすめなのかまとめていきます。

HUAWEI FreeArcはこんな人におすすめ
  • コスパよくハイエンドオープン型イヤホンが欲しい
  • クリアな音質が好み
  • 音楽を聞きながら運動をする機会が多い

HUAWEI FreeArcはハイエンドな耳掛けタイプイヤホンでありながら1万円台とコスパが群を抜いて良いイヤホンです。低価格なだけのオープン型イヤホンは多いですが、低価格 × 音質となるとHUAWEI FreeArc 1択と思います。

音質は1つの大型ドライバーで非常にクリアな音。中高音をしっかり鳴らしつつ低域が上品に聞こえるような音質となっており、ドンシャリではなくフラットな音が好きな方が好む傾向の音作りとなっています。

防塵防水性能がIP57と日常使いにおいて非常に使いやすく、ランニングやスポーツ時にも気軽に使えるオープン型イヤホンとして活躍することができます。密着度がかなり高いので激しい動きをしても落下しない特徴もあります。

まとめ

コスパが高すぎるオープン型イヤホン HUAWEI FreeArcをレビューしてみました。

HUAWEI FreeArc
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 1万円台で購入できるオープン型イヤホン
  • クリアで上品な音質
  • スワイプ操作でイヤホン単体の音量調整が可能
  • イヤホン単体で7時間・急速充電にも対応しており、1日中使用可能
  • 密着度が高く、激しく動いても落下しない
デメリット
  • ワイヤレス充電非対応

HUAWEI初の耳掛けタイプのオープン型イヤホン HUAWEI FreeArcは非常に完成度が高く、正直非の打ち所がほぼありません。ワイヤレス充電非対応なのが個人的には残念でしたが、気軽に使えクリアな音質を届けてくれるので非常に気に入りました。

これから購入する方も1万円台でこの音質と手軽さが手に入るなら買いだと思います。

またスワイプ操作で音量調整できるのが、地味に便利で使用体験としてはスムーズでした。

あと強いて言うならイヤホン外した際の自動一時停止があれば、なお良かったですが1万円台で出してくれるメリットのほうが大きいですね。

気になった方はクラウドファンディングが終了し、もう少ししたら店頭に並び始めると思うので是非視聴してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!

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