この記事でわかること
- MagFolioの特徴と使用感
- Magic Keyboardを実際に使ってみた
- 価格と重量を重視した1番いいケースとカバーは?
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
iPad ProでMagic Keyboardを使おうとした人がたどり着く「どのケース使おうか迷う」問題。このレビュー記事を見れば解消します。
それほど製品的にも価格的にも完成した製品をレビューしていきます。本日レビューしていくのは「WORLD GADGETS MagFolio」。
WORLD GADGETSというエッジの聞いた尖ったガジェットを作られているメーカーさんで過去にはiPadをモニターアームを使ってフローティングするMagFloを開発されました。iPad Proをフローティングすることでデスクに近い存在に。
今回は尖り方が満足度が高すぎる価格破壊へ(笑)こちらのケースとカバーセットで7,800円(12.9インチなら8,800円)という他メーカーであればケースのみで販売されている価格にカバーまでセットになってしまいました。
しかもケースはMagic Keyboardが使える・Apple Pencilペンホルダー搭載。カバーは4つの角度で使えるなど抜かりがありません。
そんなMagic Keyboard使いのケース選びを終わりにしてくれるWORLD GADGETS MagFolioを今回はレビューしていきます。
なんとコスパと完成度に優れた製品が登場したんだ!
- ケースとカバーがセット
- ケースにマグネット内蔵でiPadアクセサリがそのまま使える
- Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioが使えるSmart Connect搭載
- マイクロファイバーでiPadを保護
- Apple Pencilペンホルダー付き
- 4つの角度で使えるカバー
- 防水加工で汚れにも強いファブリック生地
それではWORLD GADGETS MagFolio レビュー | Magic Keyboard使用時のケースに困ったらこれ。iPad Proのケースとカバーがセットに。を書いていきます。
WORLD GADGETS MagFolioの特徴
MagFolio | ||
---|---|---|
11インチ | 12.9インチ | |
サイズ インナーケース | 256 × 184 × 8.1mm | 282 × 228 × 8.6mm |
重量 インナーケース | 73g | 92g |
サイズ アウターケース | 258 × 178 × 4.2mm (表面 + 裏面の厚み合計) | 284 × 222 × 4.2mm (表面 + 裏面の厚み合計) |
重量 アウターケース | 257g | 336g |
素材 インナーケース | マイクロファイバー ポリカーボネート | |
素材 アウターケース | マイクロファイバー ファブリック生地 | |
対応機種 | iPad Pro(2018,2020,2021,2023) iPad Air(2020,2022) | iPad Pro(2018,2020,2021,2023) |
カラー | ダークグレー |
カバーとケースが一緒になった製品
特徴 | |
---|---|
インナーケース(ケース) | マグネット内蔵でiPad用磁石スタンドに対応 ペンホルダー付き 内側はマイクロファイバー仕上げで傷を防止 Apple純正MagicKeyboardに装着可能 |
アウターケース(カバー) | 高品質ファブリック生地を採用 防水加工済みで汚れにも強い 4つの角度でiPadを立てかけ可能 内側はマイクロファイバー仕上げで傷を防止 マグネット内蔵でインナーケースやiPad用磁石スタンドに対応 自動ウェイク/スリープ 機能をサポート |
MagFolioはケース(インナーケース)とカバー(アウターケース)が一緒になったセットの製品です。
ケースやカバーを一緒に探している人には1つ購入するだけで2つ揃うパッケージとなっており、探す手間をなくしまたコストパフォーマンスに優れています。
(ケース)磁石を内蔵
MagFolioのインナーケース(ケース)にはiPad Proに搭載されたマグネットをそのまま使うことができる磁石が内蔵されています。
そのためFolioカバーなど磁力で貼り付ける一般的なカバーにも対応しており、ケースだけ使い回すこともできます。
WORLD GADGETS製品といえば以前レビューしたMagFloがあり、モニターアームにiPad Proをフローティングできる製品となっています。こちらのMagFloにももちろん対応しており、MagFolioのケースを装着したままiPad Proをデスクにフローティングすることが可能です。
インナーケース(ケース)を装着したまま使うことができるからiPad Proの傷防止につながるよ!
(ケース)Apple Pencilの収容部分あり
MagFolioのインナーケース(ケース)はApple Pencilを装着した状態の使用が想定されており、Apple Pencilサイズのペンホルダーが設計されています。
Apple Pencilを取り出すとは反対側に押し出せる部分があり、慣れれば正面からノールックで取り出すことができます。
他社製のPencilもちょうどよくセットされる設計でApple Pencilの傷・紛失防止になります。
またアウターケース(カバー)と組み合わせればApple Pencilが完全に隠れるため、しっかりと閉じられている限りApple Pencilが外に飛び出てくることはありません。
(ケース)Smart Connect端子搭載
MagFolioのインナーケース(ケース)はiPad Proなどに搭載されているSmart Connectに対応するための端子が搭載されています。
この端子によってApple純正品のMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioに対応。
Magic Keyboard経由の充電にも対応しており、iPad Proをそのまま装着しているような使用感が味合わえます。
(カバー)折り込みによって4つの角度に立てかけ
MagFolioのアウターケースにはあらかじめ折り目が設計されており、山折りと谷折り・上下設置を組み合わせることで4つの角度に対応しています。
Apple Pencilを使用するときの浅い角度や動画視聴などに使う深い角度などさまざまな角度に対応可能で、使用状況に応じて使い分けることができます。
(カバー)防水加工で汚れにも強い
MagFolioのアウターケースはファブリック生地が採用されており、防水加工加工が施されています。手触りは少しザラザラとしておりデニムに近い質感があります。
実際にちょっとした水程度なら弾いてくれるため、汚れを気にせずiPad Proを安心して使うことができます。
WORLD GADGETS MagFolioのレビュー
それではMagFolioを実際に使ってみたレビューをしていきます。
ケース + カバーで他社製品よりかなりお得
- 11インチ用:7,800円
- 12.9インチ用:8,800円
MagFolioはケースとカバーがセットになった製品で11インチ用:7,800円・12.9インチ用:8,800円と完全に価格破壊の製品となっています。他社製品でSmart Connect端子搭載ケース + Folioカバーを揃えてこの値段は不可能です。
- Smart Connect搭載
- 磁石内臓
- Apple Pencil ペンホルダー搭載
- 傷から守るマイクロファイバー
- 4つの角度に折り込むFolioケース
- 防水加工生地
上記の特徴が1つのパッケージにまとまっており、iPad Proケースやカバーを探している人には最適解と言っても過言では有りません。
マイクロファイバーやファブリック生地など本体品質が高い
MagFolioは前述のとおり、価格破壊の製品であると説明しましたが「安かろう悪かろう」であれば意味がありません。その点も安心してください。
MagFolioはインナーケース・アウターケースともにマイクロファイバーを内蔵。アウターケースにもマイクロファイバーが採用されているため、重量減のためにアウターケースのみ使っても傷の心配はありません。
インナーケース
インナーケースの外側はポリカーボネート素材を使ったダークグレーカラーで本体スピーカーやボタン部分がきれいにくり抜かれています。
アウターケース
アウターケースの外側には防水加工されたグレーカラーのファブリック生地が採用されています。片面の厚みが約2.2mmあり、しっかりとしたつくりです。汚れにも強そうな印象を受け、iPad Proをガシガシと使うことができます。
グレーのカラーが絶妙な色合いが良い
MagFolioのカラーはグレーとなっており、白にも黒にも合う絶妙な色合いをしています。
「ホワイト × ナチュラル」をテーマとしたぼくのデスクに置いても違和感なく馴染んでくれます。
逆に黒を基調としたデスクに対しても違和感なく使うことができます。
WORLD GADGETS MagFolioの気になった点
正直褒めまくったMagFolioですが、次世代のために気になった点があったので少し厳し目に見ていきます。
アウターケースを折り込んだときに磁石が内蔵していない
MagFolioのアウターケースは4つの角度で使えるよう、山折りや谷折りできる折り目が入っています。折ったあとケースに密着させて使いますが、このとき磁石が内蔵されておらず、角度によっては力をいれるとiPad Proがずれ込みます。
一般的なFolioカバーを想像してもらえばわかりますが、折り込んだ部分がケースに吸着してケース自体が安定します。MagFolioのアウターケースは磁石が内蔵されていないため、iPad Proに力を入れたとき本体がずれました。
4つのうち1つの角度で特に顕著だったため、使用には注意が必要です。
Apple Pencil部分の強度が気になる
MagFolioのインナーケースはApple Pencilを収納するペンホルダーが組み込まれたデザインでペンホルダー部分のみが飛び出ています(他社製だとサイドすべてが飛び出ているものもある)。
そのためiPad Proを反対向きに置いたときはPencil部分が下に来て少し安定感に欠けます。
またポリカーボネート素材のインナーケースは強度的にかなり強いですが、落下させたときの角度によってはペンホルダー部分の接合部分にヒビが入りそうと思った次第です。
アウターケースの重量が純正と比べてかなり100g増
こちらは重量だけを追い求めた最適解を追求した結果です。
インナーケース
- MagFolio:73g
- MOFT スナップケース:118g
- PITAKA MagEZ Case2:82g
- SwitchEasy CoverBuddy:76g
インナーケースの最軽量はアラミド繊維を採用したPITAKAのMagEZ Case 2が最軽量と思って調べてみたらまさかのMagFolioが73gと最軽量でした。これは本当にすごい!
アウターケース
- MagFolio:257g
- Apple純正:170g(Pencilフリップなし)
- PITAKA:245g
アウターケースはApple Pencil折り込み部分(フリップ)を無視すれば純正が圧倒的に軽量です。これはケースの形状が違うため仕方がないですが、同形状のPITAKA MagEZ Folio 2の方がカタログスペックでMagFolioより12g軽量という結果になりました。
比較してみると思ったほど重量増加はなく、安心してMagFolioを購入できるなという結論に個人的には落ち着きました。
WORLD GADGETS MagFolioはどんな人におすすめ?
最後にWORLD GADGETS MagFolioはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioを使っている人
- iPadのケースとカバーを一気に揃えたい人
- Apple Pencilを所持・もしくは使う予定のある方
MagFolioはSmart Connectを使うMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioを使う人にとって最適な選択肢の1つとなるほど完成度の高い製品です。
Apple製品全般に言えますがケースとカバーなどのアクセサリの種類って非常に豊富でどの組み合わせにしようか、迷いますよね。MagFolioを購入すればその悩みが一気に解決します。
大前提としてMagFolioのケースにはApple Pencilのペンホルダーが搭載されているため、Apple Pencilを所持・購入を検討している人でないとケースに隙間が空いてしまいます。しかしApple Pencilでなくても比較的安価なスタイラスペンはAmazonなどで大量に売られているため、そちらを検討しても良いと思います。
まとめ
iPad Proのケース選びを終わらせてくれるWORLD GADGETS MagFolioをレビューしてみました。
- Magic Keyboardが使えるSmart Connect搭載
- Apple Pencilペンホルダーあり
- カバーは4つの角度で使える
- マイクロファイバーやファブリック生地など本体の品質が高い
- グレーの絶妙な色合い
- 他製品と比べてコスパが非常に高い
- 折り込んだときに磁石が内蔵していない
- Apple Pencil部分の強度が気になる
MagFolioは「以前Magic Keyboardをケース装着しながら使うにはどれがいいんだろう?」と悩んでいた時間は何だったのかと感じさせるカバーとケースです。
Smart Connectが必須とするカバー選びは完全にWORLD GADGETS MagFolioで終えてよいでしょう。「Magic Keyboardある。Apple Pencilある。iPad全体を保護するケースがほしい。」これらの要望を一手に叶えてくれます。すごくかゆいところに手が届いてます。
個人的には大満足の大絶賛な完成度でiPad Proのケースに迷っている人は是非手にとってほしいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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