RayNeo Air 2S レビュー | Swtichとの相性抜群なスマートグラス

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RayNeo Air 2S レビュー | Swtichとの相性抜群なスマートグラス

この記事でわかること

  • RayNeo Air 2Sの特徴や使用感
  • RayNeo JoyDockの使い方やSwitch以外との組み合わせ

こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。

皆さんはXRグラス試したことありますか。グラス型でありながらかければ200インチモニターが眼前に広がる夢のようなアイテムです。

今回レビューするのは「RayNeo Air 2S」です。他社のハイエンドスマートグラスに並ぶスペックを有しており、販売されているRayNeo Air2の後継機となっています。

RayNeo Air 2Sを白背景に置いてみた

本体はフチのないおしゃれなデザインとなっており、他のスマートグラスの見た目とは少し違った印象です。

じゃが

それでは最新のRayNeo Air 2Sをレビューしていきます!

RayNeo Air 2Sはどういう商品
  • 最大5000ニトの鮮明な描写
  • 目に届く輝度は600ニト
  • 遮光用レンズフードが標準装備
  • 本体重量78g
  • NCVM技術のメッシュ加工されたテンプル
  • 4つのダイナミックスピーカー搭載
  • 音漏れを抑えるウィスパーモード搭載

それではRayNeo Air 2S レビュー | Swtichとの相性抜群なスマートグラスを書いていきます。

本記事はTCL RayNeoより製品提供を受けて執筆しています。

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目次

RayNeo Air 2Sのレビュー


RayNeo Air 2S
重量78g
ディスプレイ0.55インチMicroOLEDディスプレイ
明るさ最大600ニト
解像度1920 × 1080
リフレッシュレート最大120Hz
接続端子Type-C
RayNeo Air 2Sの特徴
RayNeo Air 2Sの付属品を並べてみた
付属品
付属品
  • RayNeo Air 2S本体
  • USB-Cケーブル
  • ノーズパッド
  • 度付きレンズのフレーム
  • キャリーケース
  • グラス用クリーニングクロス
  • ユーザーマニュアル
RayNeo Air 2Sの左テンプルには音量調整とメニューボタンが搭載
左テンプル
RayNeo Air 2Sの右テンプルには輝度調整ボタンが配置。
右テンプル
  • 右テンプル:輝度調整
  • 左テンプル:音量調整・メニューボタン

RayNeo Air 2Sはテンプルにボタンが搭載。主にメニューボタンのある左テンプルで操作することになります。

  • ウィスパーモード
  • リフレッシュレート
  • 画像

メニューを開くと上記のメニュがー表示。120Hzに切り替えたり、描写モードを変更することができます。

RayNeo Air 2Sの付属キャリーケースで中身を確認してみた
付属のキャリーケース

付属のキャリーケースはRayNeo Air 2S本体とケーブル・クリーニングクロスがちょうど収納できるようになっており、持ち運びに困ることはありません。

最大5000ニトの輝度を実現したMicroOLEDディスプレイ

RayNeo Air 2Sは最大5000ニトのMicroOLEDディスプレイが搭載

RayNeo Air 2Sはソニー製の0.55インチMicroOLEDディスプレイを搭載。基本400〜500ニトの画面輝度が多いXRグラスにおいて600ニトの輝度(目に届く明るさ)を採用。

実はXRグラスの殆どはソニー製の0.55MicroOLEDディスプレイが採用されているのですが、RayNeo Air 2Sはそこに輝度がアップしたことで従来のXRグラスと比べてさらに鮮明に映ります。

目に届く明るさは600ニトですが、スクリーン自体の輝度は5000ニトとApple Vision Pro相当の明るさをRayNeo Air 2Sは有しています。この輝度を活かして特にエッジの鮮明さに優れたシャープな表現が目の前に広がります。

RayNeo Air 2Sには遮光用レンズフードが標準搭載

RayNeo Air 2Sは他のXRグラスでは別途装着して使う遮光用のレンズフードが標準で搭載されているため、室内があまり影響なく使うことができます。

輝度は10段階で調整可能。レンズフードのおかげでほぼ遮光された状態となるため、映像によって調整することになります。

今まで複数のXRグラスを使ってきましたが、その中で一番明るいため映像がかなり鮮明に見えてきます。発色がよく標準で遮光グラスも搭載されているため、室内が明るい状態で使っても使用に問題はありません。

RayNeo Air 2SとiPad Proを並べてみた
iPad Proと
RayNeo Air 2SとGalaxy S24 Ultraを並べてみた
Galaxy S24 Ultraと

USB Type-Cケーブルで映像出力できる(DP-Alt対応)端末であれば、ケーブル1本で接続して使うことができます。

4つのダイナミックスピーカーを搭載

RayNeo Air 2Sはテンプルに4つのダイナミックスピーカーを搭載

RayNeo Air 2Sは4つのダイナミックスピーカーを左右のテンプル部分に搭載。従来のXRグラスに採用されている単一スピーカーと比べて低音の表現が更にアップしています。

スピーカー数が左右に2つずつあるおかげで音が広がり映像への没入体験を強く感じることができます。

音量は日常遣いする分には十分すぎるレベルを鳴らすことができます。

RayNeo Air 2Sはテンプル部分から音が鳴る
ウィスパーモードにすることで音漏れ軽減

ただテンプル部分から普通に鳴るため普通に音漏れする点は注意が必要です。静寂な部屋だと15%程度で近くにいる人には音漏れするようでした。ただウィスパーモードをオンにすることで逆位相の音を出してさらに音漏れを防ぎます。

じゃが

音漏れはかなり近くに寄られて聞こえる程度なので、極端に気にする必要はないかと思います。

装着感について

RayNeo Air 2Sのテンプルを撮影してみた

RayNeo Air 2Sは78gの軽量設計おり、長時間の使用での不快感が少なく装着することができます。前述したレンズフード込で78gなので従来のXRグラスと比べてかなり軽量に作られていることがわかります。

調整可能部分
  • テンプル:上中下の角度に3段階
  • ノーズパッド:2サイズ付属

軽量なRayNeo Air 2Sは上記の部分が稼働・変更可能で、自身の形に合わせた調整を行うことができます。

さらに皮膚と接するテンプル部分はNCVM技術というメッキ技術を採用。長時間使っていても不快感を感じない快適性や耐久性に優れています。

RayNeo Air 2Sはテンプルが大きく開く

RayNeo Air 2Sのテンプル部分は非常に柔らかく横方向の締めつけをあまり感じることはありません。ただ耳裏の奥までしっかり固定されているため、日常生活を送るくらいであれば全く落下する心配はなさそうです。

RayNeo Air 2Sを上から撮影してみた
通常状態
RayNeo Air 2Sはテンプルが横に大きく開く
大きく開いてみた

横に引っ張ればかなり広がるため、頭の幅に関係なく数多くの人が装着することができそうでした。

Switch本体に搭載できるJoyDock

RayNeo JoyDockとSwtichを並べてみた

RayNeoにはNintendo Switch本体に搭載できるJoyDockというものがあります。10000mAhのモバイルバッテリーとXRグラス接続のハブ的な役割を持っています。

RayNeo JoyDockのアタッチメントをSwtichに取り付けている
RayNeo JoyDockはスライドしてSwtichに取り付ける

装着はSwtitch本体にスライドさせるだけと簡単。

RayNeo JoyDockを装着してみた
RayNeo JoyDockは9cmのUSB-Cケーブルで装着する

付属の約9cmのUSB Type-Cケーブルを接続することで簡単にSwitchと接続することができます。

RayNeo JoyDockはSwtichにちょうどあうサイズ感となっている

サイズは約150 × 100 × 15mmと薄く、縦横のサイズ感もSwitchに合わせたサイズ感となっています。

RayNeo JoyDockの重量を測定してみた

重量は283.5gとジョイコンを装着した状態で約400gのSwitchに対しては半分以上の重量となっています。

RayNeo JoyDockとを並べてみた

RayNeo Air 2Sと組み合わせればUSB-Cケーブル1本で直接接続できるだけでなく、モバイルバッテリーとしての役割も果たすため、約4.5時間もゲームプレイ時間を伸ばすことができます。長時間移動のお供などとして最適なアイテムとなっています。

ただのモバイルバッテリーとして使うこともでき、旅行中などにNintendo Switchを子どもと楽しむにも最適なアイテムとなっています。

RayNeo JoyDockを他のデバイスに使ってみた

Switch向けとなっていますが、他のデバイス(スマホやiPad)に接続できる点も見逃してはいけません。

RayNeo JoyDockの端子部分を撮影してみた
  • デバイス向けポート
  • 映像出力用ポート
  • 電源入力ポート

上記3つのポートを搭載しているJoyDockはモバイルバッテリーを搭載した映像出力できるハブなので他の用途にも使うことができます。

RayNeo Air 2SとRayNeo JoyDockを組みわせてみた

映像出力ポートはDP-Altモードというものに対応しているため、USB-C to HDMI変換ケーブル・USB-C(映像出力対応)なんかにも使うことができます。モバイルディスプレイなどと接続すればバッテリーから電源共有しながら映像出力できる「電源兼ハブ」として大いに活躍するため、ただのNintendo Switch向けだけでなく活用の幅はかなり広いです。

じゃが

他のデバイスとも組み合わせることでさらに幅広く活用できる点がいいね!

RayNeo Air 2Sの気になった点

RayNeo Air 2Sの気になった点をまとめていきます。

視度調整なし

XRグラスは眼の前に大画面が表示するため軽度の近眼であっても長時間使う場合は疲れが生じるため、視度調整は必須とも言えます。

RayNeo Air 2Sはその視度調整機能はついておらず、付属の度付きレンズをメガネ店で調整頂いて装着する必要があります。

対応してくれるメガネ店でに処方箋と度付きレンズを送付し折り返してもらう・当然作成にお金はかかるなど制作するまでの手間がかかる点が気になります。

また他の人に貸す・共用する場合など本体に視度調整がなければ都度利用者に合わせた度付きレンズが必要となるため、あまり経済的ではありません。

また視力の具合によってPC画面を写した際の小さい文字が見にくかったりするため、個人的に視度調整は欲しかったですね。

装着時は額と本体が接触する

RayNeo Air 2S装着時は本体と額が接触する

RayNeo Air 2Sは装着したときに顔の形にもよるかもしれませんが、本体上部が額に接触します。特に長時間装着しているときはRayNeo Air 2S本体が熱を少し持つため、その熱が額にあたり少し気になります。

装着感が軽快な点がかなり評価できるため、この額への熱は気になりだすとトコトン気になります。

RayNeo Air 2Sはどんな人におすすめ?

RayNeo Air 2Sをデスク上に置いてみた

最後にRayNeo Air 2Sはどんな人におすすめなのかまとめていきます。

RayNeo Air 2Sはこんな人におすすめ
  • 装着感が軽快なXRグラスがほしい
  • どんな場所でも大画面で作業がしたい

RayNeo Air 2Sはテンプルがかなりスムーズに優しく動くため、装着感が非常に軽快なXRグラスです。ぼくが装着したことある中では歴代No.1の装着感となっています。

大きな特徴として明るく鮮明に表示してくれるためどんな場所でも大画面ではっきりとした映像を楽しめる点も評価できますね。

まとめ

スマートグラス RayNeo Air 2Sをレビューしました。

Air 2S
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 最大5000ニトのMicroOLEDディスプレイ
  • 遮光用フードが搭載されており、明るい部屋でも見やすい
  • 装着感がかなり軽量
  • 4つのダイナミックスピーカーで迫力のあるサウンド
  • ウィスパーモードで音漏れ軽減
  • Switchに接続できるJoyDockでプレイが快適に
  • JoyDockは他デバイスにも使える
デメリット
  • 視度調整なし
  • 装着時は額と本体が接触して熱が気になる

RayNeo Air 2Sは他よりも大きい減光グラスが装着されているにもかかわらず78gと軽量です。最大輝度が高いため、映像が鮮やかではっきりと見えるため映画などをみたときの没入感は高いです。

一方PC作業はそれなりに文字を大きくしないと見えにくいため、長時間の作業には少し向いてないように感じました。

またSwitch以外にもかなり使えるJoyDock。映像出力できるハブ兼モバイルバッテリーとしてiPadやGalaxy S24 Ultraにも利用可能でした。映像出力(DP-Alt)に対応したハブは非常に珍しいので重宝しそうです。

販売開始キャンペーンで安くなっているため、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!

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RayNeo Air 2S レビュー | Swtichとの相性抜群なスマートグラス

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