この記事でわかること
- UlanziのOsmo Pocket 3向けアクセサリーの詳細が分かる
- Osmo Pocket 3のアップデートで加わった中望遠モード(2倍)に広角レンズ・望遠レンズを装着してみた
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
皆さんはDJIのOsmo Pocket 3使ったことありますか?Vlogカメラとして現状コレほど最適なものはないと言えるほど完成されたものとなっています。
人気が故にサードパーティ製のアクセサリーも多く登場しており、今回はカメラアクセサリーで有名なUlanziがOsmo Pocket 3向けに出している製品を一部紹介してみます。
中には広角レンズや望遠レンズもあり、先日Osmo Pocket 3のアップデートで加わった中望遠モードと組み合わせるとOsmo Pocket 3で15mm〜80mmまでの撮影が可能となります!実際に写りがどのような感じになるのか確認してみました。

日常的に使えるアクセサリーが多数あるよ!
それではUlanzi Osmo Pocket 3 アクセサリ 一挙紹介を書いていきます。
Ulanziのおすすめアクセサリー
Ulanziから多数のOsmo Pocket 3向けアクセサリーが販売しています。
- ミニ三脚キット
- ND 磁気フィルターキット
- 広角レンズ & 望遠レンズ
- キャリングバッグ
今回はその一部にはなりますが、ぼくが気になったOsmo Pocket 3向けアクセサリーを紹介。純正アクセサリーよりも便利なアクセサリーが多数用意されています。
ミニ三脚キット


Ulanzi Pocket 3 ミニ三脚キットは下記2のセット商品となっています。
- Pocket 3 ミニ三脚(PK-08)
- Pocket 3 Arri 位置決めベース(PK-11)
まずは実際に取り付けた様子を見てほしい。


このミニマルさにうっとり。と言わんばかりのコンパクトさ。Osmo Pocket 3のボディが可愛く鎮座しています。


実はこのミニ三脚、脚がバネで自動開閉するようになっています。


下方向に軽く荷重をかけることで脚が開きます。




また持ち上げれば脚が元に戻り、手持ちハンドルの延長としても使用可能。


- グリップモード:ハンドルの長さを延長し、手持ちしやすく
- 三脚モード:平らな場所に安定してOsmo Pocket 3を設置
一石二鳥のミニ三脚キットとなっているんです。


付属品に替えのバネもついており、安心して使うことができます。


次はベースとなるArri 位置決めベース(PK-11)について。Arri 位置決めベースはType-C端子の向きを横向きにして、カメラアクセサリとして汎用性が高い1/4ネジを提供してくれます。






- Arri 位置決めベース:16.21mm
- 純正ハンドル:38.94mm


純正ハンドルのサイズ感とミニ三脚キットを比べるとほぼ高さは変わらないのに安定して設置できる三脚機能を加えたミニ三脚キットはおすすめ間違いなしの製品です。
ND 磁気フィルターキット




続いて紹介するのはND16 / ND64 / ND256のセットであるND 磁気フィルターキットです。Osmo Pocket 3のレンズ部分にマグネットで吸着して使うことができます。
まずNDフィルターとは何?という人のために簡単に説明すると・・・
晴天の日に外出すると眩しすぎてまぶたを閉じ気味になりますよね。カメラも眩しいとまぶた(絞り)を閉じたいのですが、Osmo Pocket 3は絞り値F2固定のとても明るいカメラ。人間で言うと常に目を全力で開いているようなものです。


なのでNDフィルターはOsmo Pocket 3にサングラスをかけて適切な光量を提供してあげよう、といったものですね。
ND値 | 光量削減率 | 段階(ストップ) | 使用例 |
---|---|---|---|
ND16 | 1/16 | 4段 | 薄曇りや日陰での撮影向け |
ND64 | 1/64 | 6段 | 晴天時の屋外撮影向け |
ND256 | 1/256 | 8段 | 極めて明るい環境(雪景色など) |
具体的にどの程度の光量軽減できるのか一覧にしてみました。おそらくよく使うのはND16か64だと思います。私は晴天の日に子どもと出かけるシーンが多いのでND64かな。
このNDフィルター(サングラス)を装着することで明るさが適切にできるのは分かったけど、撮影にどう影響あるの?というと実際に見てもらったほうが早いかもしれません。
適切な光量を入れてあげないとカメラ側で必要以上に早く撮影しようとするため、滑らかに撮影したいものがコマ送りのような動画に仕上がってしまいます。これを防ぐのがNDフィルターの役割ですね。


ちなみにUlanzi ND 磁気フィルターキットはOsmo Pocket 3純正ケース内に収納可能。NDフィルター3枚セットのうち、純正ケース内は広角レンズ収納場所・ブラックミストフィルター収納場所があるのでここに2枚、本体に1枚付けっぱなしでも収納できるのでここに1枚で一応3枚全て収納して持ち歩くことはできます。
ただ後述する広角レンズ & 望遠レンズも持ち歩く場合や、そもそも純正広角レンズ収納場所にNDフィルターを収納すると少しサイズが違うため、使う時取り外しにくくおすすめはしません。
広角レンズ & 望遠レンズ




次は広角レンズと望遠レンズのセットについて。NDフィルターと同じく、Osmo Pocket 3のレンズ部分にマグネット吸着することで広角や望遠に画角を変更することができます。


具体的にOsmo Pocket 3は焦点距離20mmとなっていますが、広角レンズや望遠レンズを使うことでどの程度の画角となるのかみていきましょう。
レンズタイプ | 焦点距離 | 視野角 |
---|---|---|
標準レンズ | 20mm | 80° |
広角C051 | 15mm | 112° |
望遠C050 | 40mm | 40° |
上記の表の通り、広角レンズや望遠レンズを使うことで焦点距離が変化し、画角が変わります。実際にどの程度の変化なのか撮影してみました。






広角レンズを使えばより広く風景や周囲の環境を収めることができ、望遠レンズを使えばより被写体を強調する画角で撮影できることがわかります。


ちなみにOsmo Pocket 3は先日アップデートにより中望遠モード(2倍)が追加されました。標準レンズのまま中望遠ズームをONにすることで、通常20mmの焦点距離が40mmに変更。この状態でも4K60Pまでの撮影が可能というものです。
となると望遠レンズ不要!?となるかもしれませんが、実際に広角レンズと望遠レンズを装着してみた時の焦点距離についてまとめてみました。
設定 | 広角レンズ使用時 | 標準レンズ | 望遠レンズ使用時 |
---|---|---|---|
標準 | 15mm(超広角) | 20mm | 40mm(光学望遠) |
2倍機能併用 | 30mm(中望遠) | 40mm | 80mm(超望遠) |
なんとOsmo Pocket 3で80mmの望遠を撮影できるようになってしまいます。このサイズ感ながらとんでもないですね。実際に画角の変化を撮影してみました。


80mmにもなると被写体の一部を強調するなどの表現が可能となります。ただここまで来ると少し手ブレが気になりましたね。ジンバルを搭載したOsmo Pocket 3とはいえ手持ちに気を使う必要はありそうです。








広角・望遠レンズ × 中望遠モードの組み合わせで15mm〜80mmまでの表現が可能となりました。



Osmo Pocket 3と広角・望遠レンズを組み合わせるだけで表現の幅がかなり広がります。
キャリングバッグ


最後に紹介するのはここまで紹介したアクセサリーを収納するのに最適なキャリングバッグ。Ulanziのキャリングバッグは純正より使いやすい・そして安いといった声も少なくありません。


中は上記写真のようにになっており、手前のポケットにOsmo Pocket 3本体に純正ケースと純正ハンドルを入れた状態で収納することができます。真中部分はDJI MIC 2などアクセサリー類の収納などに使います。


純正ハンドルをUlanzi ミニ三脚キットに交換して、ここまで紹介したアクセサリーを全て収納してみました。まだまだ余裕があることがわかりますね。
Osmo Pocket 3のクリエイターズコンボを購入してもDJI MIC 2も問題なく収納することができます。
まとめ


UlanziのOsmo Pocket 3向け製品をレビューしてみました。
個人的には中望遠モードが加わったことで焦点距離が2つになったOsmo Pocket 3に広角・望遠レンズの組み合わせがとても面白いと感じました。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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