この記事でわかること
- Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドの使用感や特徴
- 付属のクイックリリースプレートをSigma BFに合わせてみた
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
俯瞰撮影やデスク上での手元撮影、「もっと安定した環境で、もっと手軽にセットアップできたら…」と感じていませんか?
そんなあなたの撮影環境をガラッと変え、さらに嬉しい発見をもたらしてくれるかもしれないのが、今回ご紹介する『Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンド』です!
シルバー一色のシンプルなデザインで動きもスムーズかつ堅牢。最大2kgまでの耐荷重があり、カメラをしっかりと支えます。
またUka クイックリリースシステムを採用しているんですが、TH04付属分のプレートだけ色がシルバー(通常は黒)。このプレートが欲しい人も必見でぼくは今回Sigma BFに組み合わせてみました。ほかのUka製品などに流用することができます。
この記事では、その堅牢な作りや便利なUkaクイックリリースシステム、そしてSigma BFユーザーにとっての思わぬメリットまで、徹底的にレビューしていきます。

撮影に便利な俯瞰用のスタンドだよ!
- スプリングを活用した堅牢な安定性
- 最大2kgの耐荷重
- Uka クイックリリースシステムを採用
- シルバー1色のスタイリッシュなデザイン
それではUlanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンド レビュー | Sigma BFに合うシルバープレートが手に入る!?を書いていきます。
Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドの特徴
![]() ![]() Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンド | |
---|---|
重量 | 1577g ±5g |
素材 | プラスチック、金属、シリコン |
アーム最大長 | 910mm |
Cクランプ幅 | 68mm |
耐荷重 | 最大2kg |
マウント | 1/4インチネジ |
クイックリリース | Ukaシステム (Uka, F38, Arca互換) |


- Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンド本体
- 調整用六角レンチ
堅牢な安定性と最大2kgの耐荷重


Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドは金属製のアームは堅牢な構造で、銀色一色のデザインが特徴です。
設置した姿は一般的な撮影機材のように黒統一ではなく気持ちが良いですよね。


カメラやマイク、スマートフォンなどの機材を最大2kgまでしっかりと支え、撮影中の機材の垂れ下がりを防ぎます。
実際にレンズ込みで1kgを超えるミラーレス一眼カメラを取り付けても、安定して保持してくれるため、安心して撮影を行えます。


使用しないときは小さく折りたたむ事ができ、収納のスペースを取らない点もいいですね。


ちなみに設置は挟み込むCクランプとなっており、最大68mm厚に対応しています。挟み込みはしっかりできるため撮影中にスタンドがぐらついたり、倒れたりする心配はありません。






ただ1点気になったのはクランプの鉄板を止めるナットがほぼ同じ高さにあるため強く締め込むと、デスクなどに傷が入ります。ゴムシートを標準で付属するなどして対策してほしかった点でした。
迅速なセットアップを可能にするUkaクイックリリースシステム


Ulanziといえばカメラ好きではF38クイックリリースシステムを使っている方も多いと思います。




Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドは少し前に出たUkaクイックリリースシステムを搭載しており、Uka・F38・さらには一般的なArca規格のクイックリリースプレートとも互換性があります。



従来のF38クイックリリースも使えるので買い替える必要がないのはいいね!




Ukaクイックリリースシステムは被せるだけで取り付け・ボタンを押しながら取り外しとスライドさせていた従来のF38よりさらにすばやくカメラの着脱を行えます。
スプリング式デザインと自由自在な角度調整


スプリングが内蔵されたアームは、軽い力でスムーズに位置調整が可能。
また先端には360度回転可能なボールヘッドが装備されており、水平・垂直撮影の切り替えも簡単に行えるため、あらゆる角度からの最適なショットを逃しません。
これにより、俯瞰撮影はもちろん様々なアングルからのクリエイティブな撮影・映像表現が実現します。


さらにアームは最大910mmまで伸長可能で、これにより被写体から十分な距離を確保し俯瞰撮影ができます。手元作業の撮影や広い範囲を映したい場合に特に威力を発揮します。



被写体までの距離が稼げるので、より圧縮効果のある撮影ができます。被写体が歪まないのはいいね!
Sigma BFに合うUkaクイックリリースプレートが手に入る


今回Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドのレビューさせてもらう上で着目したのは、付属のUkaクイックリリースプレートがシルバーなんです。


話題のSigma BFに合うアクセサリーの探している方は多いですが、Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンド付属のプレートを取り付けるとこんな感じ。


カラーや質感がマッチしており、違和感は感じません。
これを採用すれば別売りのUkaクイックリリースプレートなどと組み合わせて三脚に使ったり、リュックに取り付け・ストラップ取り付けなど用途がかなり広がります。


さらにマウント部分には穴が四方についているため、ストラップを装着することでSigma BF単体ではできない両吊りもできてしまいます。
Sigma BFにちょうどよいアクセサリーが無くて困っている人も暫定的にいかがでしょうか。
Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドはどんな人におすすめ?


最後にUlanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドはどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- 俯瞰撮影用のカメラスタンドを探している
- 黒でなくシルバーのカメラスタンドがほしい
- Sigma BFに合うプレートを探している
Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドは俯瞰撮影用のスタンドとしては価格もそこまで高くなく、堅牢な造りでおすすめできる製品です。
黒のカメラ用品が多い中シルバーを採用しており、設置場所によってはこちらのほうが目立たず済むこともありますね。我が家も白は少ないのでTH04のほうが好ましいです。
これはかなり一部の層でしょうがTH04はSigma BFに合うUka クイックリリースプレートが手に入ります。このプレートで両吊りはもちろん、ほかのUkaクイックリリースと合わせてストラップを装着したり、リュックに装着したりと夢が広がります。
まとめ
Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドをレビューしてみました。


- 堅牢な安定性のスタンドで自由な角度調整が可能
- 最大2kgの耐荷重
- 全体がシルバーのデザイン
- Ukaクイックリリースシステムを採用
- Sigma BFにも合うシルバーのUkaクイックリリースプレートが手に入る
- アームが最長910まで伸長可能で距離のある俯瞰撮影ができる
- マウントするデスクなどに傷が入る
Ulanzi TH04 オーバーヘッドカメラマウントスタンドは、俯瞰撮影や手元撮影を手軽かつ安定して行いたい方にとって非常に実用的なアイテムです。
シルバーの美しいデザイン・最大2kgの耐荷重による安定性・便利なUkaクイックリリースシステムにより、撮影環境を大幅に向上させてくれます。
910mmまで伸びるアームは距離が重要な俯瞰撮影においてはかなり有利な製品です。
また特にSigma BFユーザーにとっては、付属のシルバープレートがカメラの質感にマッチし、両吊りストラップなどの新たな使い方も可能になる点が魅力的。思った以上に質感が同じような感じだったのでUkaクイックリリース製品も気になってきました。
俯瞰撮影用スタンドを探している方はもちろん、シルバーカラーの機材を好む方や、Sigma BFに合うアクセサリーをお探しの方にもおすすめできる製品といえるでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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