VANGUARD VESTA TB 204CBレビュー | コスパの高いカーボン製 トラベル用三脚見つけちゃいました!

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VANGUARD VESTA TB 204CBレビュー | コスパの高いカーボン製 トラベル用三脚見つけちゃいました!

こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。

” カーボン製の三脚って高価なイメージがありなかなか手を出せないよ “と思っている方多くないですか。私もその1人です。

なぜそんなにカーボン製の三脚がいいの?と疑問に思う人のために、カーボン製の三脚には下記のような特徴があります。

  • 本体重量が1kg程度と軽量なので持ち運びが楽
  • カーボンの強度がアルミや鉄以上で丈夫
  • 価格が高い

つまり「軽くて強い、けど高い」がカーボン素材の特徴ですね。

そんなとき見つけたのが今回紹介する「バンガード VANGUARD VESTA TB 204CB」。カーボン製で重量が0.79kgしかなく、定価が¥17,600なんです。(2021年11月執筆時)

昨今の物価上昇を受けて少し値上がりしており、¥19,800へ値上がりしていました。(2022年11月リライト時)以下の価格は最新のものに置き換えています。

人気なようで在庫不足が多いですが、今回ちょうど入荷しているところで購入することができました。カーボン三脚を探している方は是非参考にしてみてください。

それではVANGUARD VESTA TB 204CBレビュー | コスパの高いカーボン製 トラベル用三脚見つけちゃいました!を書いていきます。

在庫切れが多く、ヨドバシ.comに在庫がある場合もあります

目次

VESTA TB 204CBの特徴

スクロールできます
VESTA TB 204CBVESTA TB 235CBVESTA TB 204ABVESTA TB 235AB
材質カーボンカーボンアルミニウムアルミニウム
縮長(mm)375375375375
最伸高(mm)1300143013001430
伸高(mm)1055123510551235
耐荷重(kg)3.004.503.004.5
質量(kg)0.791.060.911.22
段数4545
脚径(mm)20232023
希望小売価格¥19,800¥23,100¥13,200¥15,400

今回私が購入したのはVESTA TB 204CB以外に、材質やサイズの違いで同シリーズで合計4モデルラインナップされています。

やはりオススメは本体重量が軽く耐久性に優れているカーボン製ですが、価格面から一旦はお財布と相談ですよね。他のカーボン製と比べると安値ですが、それでも2万円くらいしますから 。

私は後悔しないよう購入前に実店舗へ足を運びアルミとカーボンを実際に持って比較しましたが、「使いやすいとさらに使うよね」ということで取り回しのしやすさから VESTA TB 204CBを選択しました。

折りたたみ状態

VESTA TB 204CBは折りたたんだ状態で375mmとなる

保管時は脚部を逆に折った状態でコンパクトに保管することができます。この時の縮長は375mmで、外周は約200mm(クイックシュー部分は約230mm)でした!

イメージは500mmペットボトルを縦に2本並べたくらいの大きさです。

バックパックにVESTA TB 204CBを収納した

長さが40cm程度のリュックやバックであれば問題なく収納することが可能です。

じゃが

一般的なリュックのサイズで問題なく収納できるよ!

重量

VESTA TB 204CBの重量は739.0g

気になる重量ですが、実測で約0.74kg(カタログスペックは0.79kg)でした。カーボン製で丈夫な点も含むと持ち運びや取り回しが楽ですよね。

じゃが

このサイズと重量なら持ち運びしやすいね!

クイックシュー(アルカスイス互換)は他メーカーのプレートと互換性あり

VESTA TB 204CB付属のクイックシュープレート
クイックシューの裏面

クイックシューとは:カメラと三脚を素早く・ワンタッチで接続するジョイントパーツ

付属のクイックシュープレートは、コインやつまみでカメラに取り付けれるようになっています。使っている方は「うん、うん」と納得すると思いますが、つまみがあると手元にコインがなくても着脱可能となるので非常に楽です。

VESTA TB 204CBに搭載しているクイックシュー
VESTA TB 204CB搭載のクイックシュー

カメラに搭載されているクイックシュー(ジョイントパーツ)はアルカスイス互換となっており、他メーカーも同様のサイズで作成していていろんなところで使い回しができます。

アルカスイス互換とは:アルカスイスは海外の雲台メーカー。クイックシューを八の字で作成し、雲台と固定する機構を作成したところそれが流行り他のメーカーもアルカスイス互換としてその機構を使うようになった。

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クイックシューはプレートを挟み込むように八の字機構になっている
八の字になっているクイックシュー
つまみを回してプレートを挟み込みます
つまみを回してプレートを挟み込みます

ちなみに付属のクイックシュープレートを取り付けると上の写真のような感じになります。プレートはつまみを閉めることで取り付けることができます。

今回アルカスイス互換という点にも着目してVESTA TB 204CBを選びました。その理由は現在使用しているカメラの状態を見ればわかります。

α7Ⅲにタムロンレンズを装着している様子
愛用カメラのSONY α7Ⅲ

愛用カメラのSONY α7Ⅲを愛用させてもらってます。フルサイズのミラーレス一眼なのでサイズが大きめで普段から持ちやすいように、ピークデザインのクラッチ CL-3を装着しております。

ピークデザインのスタンダードプレート
スタンダードプレート表
ピークデザインのスタンダードプレートの裏面
スタンダードプレート裏

ピークデザインのクラッチを利用するために、ストラップ穴があるピークデザインのスタンダートプレート(アルカスイス互換)を使用しています。

クラッチを装着した状態でクイックシューに装着したかったので、アルカスイス互換は私の購入検討では必須でした。

より手軽に使えるようクイックリリースプレートを追加購入

UlanziのクイックリリースプレートをVESTA TB 204CBに装着
Ulanziのクイックリリースプレートはサイドのボタンを押すだけでカメラを装着できる

今回、Ulanziのクイックリリースプレートを追加アクセサリとして購入しました。クイックリリースプレートを装着することでカメラの着脱がスムーズに素早く行うことができるようになります。

先ほど紹介したVESTA TB 204CBのクイックシューはつまみをくるくる回してプレート(カメラ)を装着するものでした。

Ulanziのクイックシューは違います。サイドにあるボタンを押しながら、プレートを前後にスライドするだけでカメラを装着することができます。

  • (TB 204CB)つまみをくるくる回して取り付ける
  • (クイックリリースプレート)ボタン押してカメラを前後にスライドさせるだけ

どちらが早いかは明確ですよね。

Ulanziのクイックリリースプレートは便利なので2つ購入した
使用すると便利だったので2つ目購入してます

何度もカメラを取り外しする機会が多い方には効果てきめんですので、一度ご検討してはいかがでしょうか。

※こちらは専用のプレートが必要となりますのでご注意ください。

開封

VESTA TB 204CBの外箱

外箱から伺えるコンパクト感。この時点で開封に対するワクワクが止まりませんでした。

VESTA TB 204CBの外箱のサイド
VESTA TB 204CBの外箱に他の種類が記載してある

外箱の他の面にはVESTA TB 204CBの様々な使用方法と、同シリーズの一覧が記載されていました。

付属品

VESTA TB 204CBの付属品
付属品
  • VESTA TB 204CB本体
  • 取扱説明書
  • クイックシュー(アルカスイス互換)
じゃが

アルカスイス互換?クイックシュー?ってなに。後ほど写真付きで解説しているよ!

VESTA TB 204CBを使ってみた

VESTA TB 204CBを立ててみた

折り畳んだ時の長さが375mmのVESTA TB 204CBを最高長(1300mm)まで伸ばしてみたので見ていきましょう!

脚部 / 雲台部

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VESTA TB 204CBの脚を伸ばしていない状態
脚を伸ばしていない状態(48cm)
VESTA TB 204CBの脚を1段階伸ばしてみた
脚1段階(67cm)
VESTA TB 204CBの脚を2段階伸ばしてみた
脚2段階(97cm)
VESTA TB 204CBの脚を3段階伸ばしてみた
脚3段階(104cm)
VESTA TB 204CBの雲台部を1段階伸ばしてみた
雲台部1段階(115cm)
VESTA TB 204CBの雲台部を2段階伸ばしてみた
雲台部2段階(128cm)

VESTA TB 204CBは脚が3段階、雲台部が2段階伸縮できます。ツイストロック式(手回し)で伸縮させて、それぞれ任意の高さまで持ってくることが可能です。

ただし脚部は伸ばし切らないと各脚の長さが合わずにバランスが悪くなるので注意が必要で、使い方としては・・・

  • 脚部 :3段階固定で伸ばし切る
  • 雲台部:2段階で高さ調整として使う

といった運用をしています。

最高長(1300mm)まで伸ばした時は安定性に少し欠けるのでカメラを装着する時は十分注意してください。

山などでの使用のために公式から安定性向上のためにストーンバッグが販売されています

開脚

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VESTA TB 204 CBの脚は3段階調節可能
21°
VESTA TB 204 CBの脚の開脚2段階目
50°
VESTA TB 204 CBの脚の開脚最大
80°

また開脚角度は21°・50°・80°に調節可能で、低い目線からの撮影ができます。

ちなみに開脚角度80°の状態で地上高が約450mmとなります。

俯瞰撮影

VESTA TB 204CBは俯瞰撮影ができる

さらに低く撮りたい人には、雲台部を上下入れ替えることでカメラを逆に設置することができます。この状態だと俯瞰撮影も可能となり、室内の物撮り等でも役に立ちます。

じゃが

ブログ開設したての頃は俯瞰撮影でよくお世話になってました。

カメラ装着

VESTA TB 204 CBにカメラを装着してみた

カメラはSONYのα7IIIにタムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)を取り付けて使っています。

重量はα7IIIが約650g。レンズの28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036)が約550gあるので1.2kgを三脚に装着していることになります。

最大長まで伸ばすことがなければそこそこ安定していますが、三脚自体が軽いので特に外では注意して利用しています。

VESTA TB 204CBを利用して撮影した写真

VESTA TB 204 CBを利用して撮影した写真

VESTA TB 204CBを利用して撮影した例を紹介しておきます。

VESTA TB 204CBを使用するメリット
  • 全く同じ視点からの撮影が可能
  • 手ブレの心配がなくシャッタースピードが稼げる
  • 俯瞰撮影が可能
充電器を同じ視点から撮影できる
充電器を装着前と
三脚を使えば同じ視点からの撮影が可能
装着後で同じ視点から撮影できる

三脚の良いところは固定して撮影できることですよね。そのため充電器の写真を例に挙げましたが、装着前、装着後を全く同じ視点から撮影することができます。

暗いところでもシャッタースピードを遅くすれば明るく撮影できる

固定するメリットとしてシャッタースピードを稼げます。どういう事かというとシャッタースピードを稼げる → 「明るさを調整できる、手ブレの心配がない」。

暗い部屋で撮影する時はシャッタースピードを遅くして、明るく写るようにしています。

マウスを俯瞰撮影してみた
AirPods Proを俯瞰撮影してみた

VESTA TB 204CBは俯瞰撮影も可能なので真上から見下ろしたような写真を撮影することもできます。物撮りをするときに非常に適しています。

まとめ

VANGUARD VESTA TB 204CB
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • カーボン製で重量0.74gと持ち運びに最適
  • 折りたたみ時の全長が375mmとリュックにも入る
  • アルカスイス互換のクイックシュー
  • 1300mmまで伸縮し、俯瞰撮影も可能
デメリット
  • 最長に伸ばすまでに11箇所もツイストロックを回す必要がある
  • 最長まで伸ばすと少し安定性に欠ける

VANGUARD VESTA TB 204CBいかがでしたか。

じゃが

うちのブログはVESTA TB 204CBを使って撮影した写真ばかりだから他の記事に投稿している写真も見ていってね!

丈夫で軽いカーボン製で持ち運びがしやすく、コストパフォーマンスに非常に優れた三脚で非常に満足しております。

俯瞰撮影までできるのも様々な用途で使えてポイント高いですね!

記事をご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!

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