この記事でわかること
- 従来モデルESR 3-in-1 ワイヤレス充電器との違い
- 15Wタイプの充電速度
- ほかの15WMagSafe充電器との充電速度の違い
こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
以前レビューしたESR 3-in-1 ワイヤレス充電器が最高スペックに進化して新発売されました。
今回レビューする「ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器」はMagSafe最高の15W充電に対応。Apple Watch高速充電にも対応しており、AirPodsもマグネットで充電できるなどスペック的には最高峰となります。
ESRといえばCryoBoost冷却ファンが搭載されており、バッテリー保護や充電速度向上など他の充電器と比べて優れているのが特徴です。
コストパフォーマンスの高かったESR 3-in-1 ワイヤレス充電器が進化して返ってきました!
- iPhone / Apple Watch / AirPodsの3台を同時充電可能
- 15W MagSafe充電
- Apple Watch高速充電(5W)
- AirPods充電(5W)
- CryoBoost冷却ファンでバッテリーの発熱を抑える
それではESR 3-in-1 15Wワイヤレス充電器 レビュー | ついに15W充電に対応。CryoBoost冷却機能つきを書いていきます。
ESR 3-in-1 15Wワイヤレス充電器の特徴
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器 | |
---|---|
サイズ | 184 × 160 × 90mm |
重量 | 約427.5g |
対応機種 | iPhone Apple Watch AirPods |
充電入力 | 36W |
充電出力 | iPhone:15W Apple Watch:最大5W AirPods:5W |
ESR 3-in-1 15Wワイヤレス充電器は3-in-1充電器として最高スペックを誇る充電器で他メーカーの同一製品と比較しても性能的には遜色ありません。それどころかCryoBoost冷却ファンを搭載しているため、最もバッテリーに優しい3-in-1充電器となっています。
外観
ESR 3-in-1 15Wワイヤレス充電器の外観は白とグレーのカラーで統一されたシンプルなデザインとなっています。
前作からぱっと見変化がないように見えますが、Apple Watch充電器が内蔵・MagSafe充電部分は角度調整不可になるなど一部で変化があっています。
CryoBoost冷却ファン動作中はMagSafe部分の縁が青く光るようになっており、ファンの稼働音が少し聞こえてきます。
就寝時など枕元にESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器を置く際は眩しさや音の対策として、CryoBoost冷却ファンをOFFするボタンがあります。
付属品
- ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器本体
- USB-C充電器(33W)
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器の充電端子はUSB-Cとなったため、電源アダプタもUSB-C対応に変更されました。
以前はジャック式のACアダプタだったので個人的にこの変更は嬉しいですね。
15W充電に対応
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器はMagSafeの最大充電容量となる15W給電についに対応しました。
ほかのハイエンド3in1ワイヤレス充電器と同等の速度でiPhoneの充電を行うことができます。
MFi認証があるから安心して使うことができるね!
CryoBoost冷却ファンで高速充電
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器の大きな特徴として15W給電対応とともにCryoBoost冷却ファンの搭載があります。
- MagSafe充電により発生する発熱を冷やし、急速ワイヤレス充電を実現
- スマホ内蔵バッテリーを低温に保ち、バッテリーの劣化を防ぐ
給電容量が大きくても無接点充電による発熱が大きければバッテリー保護のために充電スピードが遅くなる制御がかかります。
そのためCryoBoost冷却ファンは充電スピードの安定・バッテリーの保護という観点から適して機能となっています。
iPhone / Apple Watch / AirPodsの3-in-1充電器
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器は言わずもがなですが、「iPhone / Apple Watch / AirPods」3機種の同時充電に対応しています。
- iPhone充電:15W
- Apple Watch充電:5W
- AirPods充電:5W
Apple Watch充電は5Wと高速充電に対応となりました。Apple Watchを1日中つけている人にとって充電速度の向上は嬉しいですよね。
充電速度について詳しくは後述していますが、ぼくの生活ルーティンだとお風呂や夕飯の時間に外していれば満充電になっています。
ESR 3-in-1 15Wワイヤレス充電器のレビュー
それではESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器の実機を使ったレビューをしていきます。
CryoBoost冷却ファンの実力は!?
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器にはCryoBoost冷却ファンが搭載されており、充電速度の低下に起因する発熱を抑えることができます。
同じ15W MagSafe充電器であるNOMAD Base One Maxと充電時間比較をiPhone 14 Proで実施してみました。
充電時間 | ESR | NOMAD |
---|---|---|
30分 | 5%→42%(37%増) | 5%→36%(31%増) |
1時間 | 42%→74%(32%増) | 36%→62%(26%増) |
実際の充電時間結果からもわかるようにCryoBoostの冷却により充電が早く終わっていることがわかります。
またバッテリー本体への温度上昇も防止できるのでバッテリー寿命にも良いと思われます。
充電速度向上だけでなく、バッテリー寿命にまで寄与するのはいいね!
Apple Watch充電器内蔵に変更
元々同メーカーから販売されているESR 3-in-1 ワイヤレス充電器はApple Watch充電部が空洞となっており、純正のApple Watch充電器をセットして使う必要がありました。
今回のESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器にはApple Watch充電器が本体に搭載されており、純正のApple Watch充電器をセットすることがなくなりました。
Apple Watch充電器は高速充電に対応
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器のApple Watch充電は5Wとなっており、いわゆるApple Watch高速充電に対応しています。
Apple Watchの残バッテリー量が少ない状態でも1時間もあればほぼ満タンまで充電してくれます。
3-in-1の充電が一つにまとまっており、それぞれの充電器が端末の最大出力まで対応しているのは非常にありがたいですね。
ACアダプタから33W USB-C充電器付属に
前モデルではジャック式のACアダプタが付属していたESR 3-in-1 ワイヤレス充電器ですが、今回は33WのUSB-C充電器が付属となりました。同じく付属品のUSB-Cケーブルと接続することで使うことができます。
汎用性の高いUSB-C充電器が手に入ることは非常に喜ばしいです。
また本体内蔵端子も当然USB-C端子になっている点も非常に評価できます。高出力の多ポート充電器を使えばコンセントの数を減らせる・付属の33W USB-C充電器は別のところで使えるなどメリットが多数ありACアダプタから改良されたのは非常に評価できます。
多ポートタイプの充電器ならこちらがおすすめ
AirPods Pro充電部分はマグネット搭載
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器のAirPods Pro充電部にはマグネットが内蔵されており、AirPods Proとしっかり吸着します。
マグネットがあることで意識することなく自然と充電部中央に置くことができるため、置くだけ充電にありがちな「ズレてちゃんと充電されていなかった」という事象が起こることはありません。
無接点充電のデメリットは充電位置がズレたときに充電できないことですが、マグネット内蔵ならそんなことは起こりにくいです。
MagSafe充電の磁力は強力
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器のMagSafe部分の磁力は非常に強力です。マウントするとiPhoneが宙に浮く形となりますが、多少の振動では絶対落ちることのない磁力となっています。
その磁力はESR公式によると2,000gfと従来のMagSafeと比べて倍の磁力があります。
逆に取り外す時は充電台部分の重量によりしっかりと固定されているため片手で外すことが可能。磁力のバランスがちょうど良い形となっています。
ESR 3-in-1 15Wワイヤレス充電器の悪かった点
それではESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器の悪かった点をまとめていきます。
MagSafe充電器部分の角度調整が不可
前モデルでは可能だったMagSafe充電部分の上下角度調整が今作では不可となっていたので紹介します。
前モデルでは目線の角度になるよう多少の角度調整が可能でした。今作、ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器では完全固定となっており、ヒンジ部分がなくなっていました。
そのため目線に合わせての角度調整は不可。iOS 17で実装される「スタンバイ」では充電中に常時カレンダーや時計などを表示可能です。
iOS 17の実装にも合わせて是非角度調整をあった方が良いなとは思います。
価格が高くなった
前作は実売価格10,000円前後の販売でしたが15Wになったことで価格が1.5倍以上となりました。
- 執筆時の実売価格を記載しています
前作は他の3in1充電器と比べて価格面のアドバンテージが非常に大きかったですが、15Wモデルは他の3in1充電器と僅差になってしまったためアドバンテージが弱くなったと感じます。
しかし他メーカーと同様の15W MagSafe充電にプラスしてCryoBoost冷却ファンが搭載されているのはESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器だけです。
バッテリー保護や充電スピード高速化によるメリットは依然としてあり、選択肢としては俄然ありと思います。
他メーカーと比較してデザインによる好みはあるけど、充電という観点からしたらESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器は強い!
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器はどんな人におすすめ?
最後にESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器はどんな人におすすめなのかまとめていきます。
- MagSafeで最高速の充電を使いたい
- CryoBoost冷却ファンでバッテリーを保護しながら充電
- 3-in-1充電器でもっともコスパの良いモデルを購入したい
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器は3-in-1充電器の中で最高スペックでありながら最もコストパフォーマンスに優れたモデルです。
15W対応によりMagSafe最大規格で充電できるのはもちろんのこと、CryoBoostにより他のMagSafe充電器と比べてより高速に端末に給電することができます。
iPhoneをお使いの方はiOS 17で実装されたスタンバイモードで固定時計のように使うのもありです。
まとめ
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器をレビューしてみました。
- MagSafe最大の15W充電に対応
- CryoBoost冷却ファンでバッテリーを保護しながら高速充電
- Apple Watch高速充電対応(5W)
- 電源入力端子がUSB-C
- AirPods充電部にもマグネットが内蔵
- MagSafe充電部分の角度調整が不可
- 価格が高い
ESR 3-in-1 15W ワイヤレス充電器は前作からかなり進化して最高スペックを搭載してきました。
電源入力端子がUSB-Cになったことで多ポートタイプのUSB-C充電器から給電することができコンセント使用数を1つ減らせるのも嬉しい改良ポイントでした。
CryoBoost冷却ファンのメリットは大きく、他のMagSafe充電器と比べて充電速度が速いのはありがたいです。
毎日使う充電器だからこそ、冷却ファンでバッテリーをいたわりながら使いたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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