こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
あなたの家はスマートホーム機器を導入していますか。筆者宅はAmazon Alexaを利用して自宅内の家電を操作しています。
今回はスマートホームを導入する上でどの家庭にでもある赤外線リモコンで動く家電、こちらをスマートホーム化していきたいと思います。
設定している中でエアコン(ダイキン製)の内部クリーン運転や除湿冷房がうまく動作しなかったので、一工夫して動作するようになっています。そこも詳しく解説していきます。
赤外線リモコンをスマートホーム化したら、自宅内の家電ほとんどを音声で操作できるようになるよ!
- 赤外線リモコンで動作する家電をスマートホーム化
- Amazon Alexa / Googleホーム / Apple Siri / IFTTT / LINE CLOVAに対応
- スケジュール機能で自動操作可能
- 外出先から遠隔で操作
それではSwitchBot Hub Mini レビュー | 自宅家電をスマートホーム化しリモコンが片付けられた家にを書いていきます。
他のスマートホーム機器の記事はこちら
SwitchBot Hub Miniの特徴
- 赤外線リモコンで動作する家電を簡単にスマートホーム化
- SwitchBot製品が多く、より生活をより豊かにしてくれる
- 他のスマートリモコン機器と比べて安価
- 数が増えるリモコンを全て片付けてられる
- 複雑なリモコン操作にはプリセットが対応していない
- 赤外線リモコンのプリセットはそれほど多くない
SwtchBot Hub Miniとは赤外線リモコンの電波を記憶して、Echo Showのようなスマートスピーカーと連携しスマートホーム化するものです。
普段リモコンを持ちながらチャンネルを変えているTVがスマートスピーカーを介して、音声で操作可能となります。もちろんアプリを通してスマホやタブレットで操作することも可能です。
個人的にはリモコンを全て片付けてられるのが最大のメリットと感じています。スッキリとした部屋になるよ!
SwitchBot Hub Mini | |
---|---|
適応家電 | エアコン、テレビ、照明などの赤外線家電 |
サイズ | 6.5 × 6.5 × 2.0cm |
重量 | 42g |
接続 | Wi-Fi(2.4Ghzのみ) Bluetooth 赤外線 |
赤外線規格 | 30m(見通しの良い場所) |
SwitchBot Hub Mini本体の特徴を見ていきましょう。
SwitchBot Hub Miniはどこにでも調和するシンプルな真っ白のデザインです。壁掛けや付属の両面テープでの貼り付けに対応しており、さまざまな場所に設置することが可能です。
電源アダプタはMicroUSBに対応しており、本体色と同じ白色のUSBケーブルが付属しています。
同じSwitchBot製品のハブとして活躍 | 導入するほど生活が豊かに
SwitchBotから様々な種類の製品が販売されています。下記に記載していますが、これでも商品の一部となります。
またSwitchBot Hub Miniは名前の通り、様々なSwitchBot製品を活用するためのハブ(母艦)ともなります。
SwitchBot Hub Miniがあることで他のSwitchBot製品はうまく活用できるよ。
赤外線リモコン登録方法
SwitchBot Hub Miniはリモコンを個別に登録していく必要があります。ここでは記事執筆中にカメラの撮影リモコンも登録して使えることに気がついたのでそちらを登録していきます。
登録は下記の通りの手順で進めていきます。
- 登録したい赤外線リモコンの家電を選択
- メーカー選択
- 手持ちのリモコンをSwitchBot Hub Miniに向けて押下
- 可能性のあるプリセットが表示されるので試す
プリセットに登録されているリモコンで登録したい家電が反応すれば、これで登録は完了です。もし反応しなかった場合は下記に続きます。
プリセットで家電が反応しなかった場合は、カスタマイズで1つずつボタンを登録します。今回はカメラのリモコンを登録したので「シャッター」「シャッター切タイマー」の2つを登録しました。
最後にデバイス名を入力して登録完了です。カメラとして登録しているので、「アレクサ、カメラのシャッター押して」と言えば動作してくれます。
カメラのリモコンを持っていなくても自宅内であれば声でカメラのシャッターを切れるようになったよ!
今回登録したリモコンはこちら(SONYカメラ用)
SwitchBot温湿度計との連動 | 自動シーンを設定してエアコンを操作
今回エアコンを温度や湿度に応じて動作させたいのでSwitchBot温湿度計も購入しました。SwitchBot Hub Miniと連携して温度や湿度の変化に応じて自動で家電を動作させることができます。
今回は自動シーンを作成していきます。自動シーンでの入力項目は4点ありますが、ここではアクション定義について詳しく触れていきます。
- 手動実行:名前の通りSwtichBotアプリより手動で実行します。ちなみに手動実行を選択すると登録後、手動シーンとして登録されます。
- スケジュール:時刻指定のみでなく、日の出 / 日の入 時間を設定することが可能です。
- NFCトリガー:NFCタグを読み取ることをトリガーとします。ちなみにSwitchBotからもNFCタグは販売されています。
- 接続されていたデバイス:SwitchBot製のデバイスを選択。今回紹介している温湿度計だけでなく、開閉センサーなども動作条件にすることができます。
ちなみに温湿度計は〇〇℃より 高い / 低い というのをトリガーに設定することができました。湿度も同様です。
筆者宅では温度が26.5℃以下になったら体感冷えるのでエアコンを27℃設定に移行。29℃湿度60%になったら体感暑いので26℃設定に移行するようにしました。
ちょうど寒いや暑いと感じた時に、自動で温度変更をしてくれるからいつでも快適だよ!
エアコンの動作に難あり
SwitchBotでのエアコン操作はプリセットを読み込むと電源の入切・温度調整・運転モードの調整くらいしかありません。しかし実際のエアコンはそういうわけではなく、風向調整・湿度調整やメーカー独自機能など機能が盛り沢山です。
筆者宅ではダイキンのお掃除機能付きエアコン(Aシリーズ)を使用しています。ダイキン独自の機能で「内部クリーン運転・ストリーマー・フィルター掃除機能」というものがあり、SwitchBotではこの複雑な操作に対応できません。
ダイキンのエアコンに対応 | 内部クリーン運転や除湿冷房を個別に設定していく
試行錯誤していたところ、下記の順序でSwitchBotアプリとAlexaアプリに登録すると思い通りに操作できることがわかりました。
- (SwitchBot)よく使う操作を「その他」リモコンとして個別に登録
- (SwitchBot)アプリのシーンから、登録したボタンが手動実行されるシーンを作成
- (SwitchBot)作成したシーンをAlexaアプリに連携
- (Amazon Alexa)提携アクション作成。先ほどのシーンを登録する。
SwitchBotアプリの「デバイスを追加」からその他のリモコンで登録していきます。
- エアコンで登録してしまうと前述したようなプリセットでの登録になってしまうため
私は「エアコンリモコン」という名前で、よく使用する下記の3操作を登録しました。
- 温度26℃ 湿度55%の除湿冷房運転
- 温度27℃ 湿度55%の除湿冷房運転
- 内部クリーン運転を動作させたエアコン停止
どれもSwitchBotのエアコンプリセットではできない操作となっているので、普段使うシーンを登録すると良いでしょう。
リモコンの登録が完了したらSwitchBotアプリから 手動シーンを登録していきます。
- 条件:手動実行
- アクション:先ほど登録したリモコン動作を割り当て
- シーン名:わかりやすい名前を作成する(Alexaアプリでもシーン名として表示されます)
SwitchBotのシーン設定の中にクラウドサービスという項目があります。その中から使うスマートホームサービスを選択しましょう。
筆者宅はAmazon Alexaを使用しているのでそちらを選択しました。
Amazon Alexaアプリ内のシーンを見てみると、先ほどのエアコン動作×3シーンが登録されていることがわかります。
- 事前にAmazon Alexaアプリ内でスキル「Switch Bot」を有効にしておく必要があります。
Amazon Alexaアプリの定型アクション登録で、先ほど連携させたSwitchBotのシーンが動作するよう作成していきます。
これでエアコンのよく使うモードが個別に登録されました。
リモコン特有の操作であっても、上記の手順で登録してしまえばOKです。長時間操作する場合でなければリモコンは常に片付けられています。
手順は少し複雑ですが、1度登録するだけでOKなのでSwitchBotでエアコンのリモコンと同じように制御したい場合はやってみてね!
Nature Remoとの比較
商品 | 特徴 | 定価 |
---|---|---|
他のSwitchBot機器と連動可能 価格が安価 センサーは別途購入する必要あり | 4480円 | |
温度・湿度・照度・人感センサー内蔵 複数センサーを購入するよりお得 価格が高い | 12980円 | |
温度センサー内蔵 価格が少し高い | 7980円 |
SwitchBotとNature Remoの大きな違いは「価格面 / 内蔵センサーの有無」にあります。
- 支出を抑えつつスマートホーム化を進めたい。SwitchBot関連商品を購入する可能性がある人は「SwitchBot Hub Mini」
- センサーもスマートリモコンに内蔵してスッキリさせたい方は「Nature Remo」
Nature Remoは純正でGPS機能に対応していますが、IFTTTを使用すればSwitchBot Hub MiniでもGPS機能に対応可能です。自宅に近づいたらエアコンをONにするといった、GPS連動機能が使用可能になります。
アプリのUIはNature Remoの方が優れているみたいだよ。SwitchBotは周辺機器が多いし、自分の状況に応じて購入しよう!
まとめ
ここでは細かく紹介できませんでしたが、TVや扇風機・サーキュレーターなどのSwitchBot Hub Miniに登録しています。
普段は「アレクサ、TVのチャンネル2にして!」など音声のみで操作しているため、部屋にリモコンが全く出ていません。
メリット | デメリット |
---|---|
赤外線リモコンで動作する家電を簡単にスマートホーム化 他のSwitchBot製品が多く、より生活をより豊かにしてくれる 他のスマートリモコン機器と比べて安価 数が増えるリモコンを全て片付けてられる | エアコンなど複数のモードを統合して動くリモコンを登録するときは一工夫必要 赤外線リモコンのプリセット数がめちゃくちゃ多いわけではない |
あなたの家も数が多くなるリモコンを全てスマートホーム化してスッキリとした家を目指しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!