こんにちは!じゃが畑のじゃが(@jaga_farm)です。
今年もAppleの新製品発表会が実施されましたね。
筆者はApple Watch Series 5を使用して3年経ちましたが、このタイミングでSeries 8に買い替えることにしました。私のようにSeries 5を購入して買い替えていない方も多いかと思います。
毎年少しずつアップデートされているApple Watch。Apple Watch Series 5から3年でどの程度進化したのか比較してみました。
Series 8に買い替える必要があるのかどうか、是非参考にしてください。
Apple Watchって毎年マイナーアップデートが多いからどこで買い替えたらいいのか難しいよね。
- Series 7からの進化点は少ない
- Series 5やさらに以前からのモデルを使用している人にはメリットが多い
- 皮膚温センサーと衝突事故検出が新たに搭載
- 低電力モードで電池持ちが最大36時間
それではApple Watch Series 8 レビュー! | 古くなったApple Watch Series 5との違いを比較!3年でどの程度進化した?を書いていきます。
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買い替え理由
今回筆者がSeries 5からSeries 8に買い替えた理由について3点あるので1つずつ見ていきます。
バッテリー
やはり1番大きい理由は何と言ってもバッテリーですよね。最新のWatchOS 9にApple Watch Series 5も対応しましたが、3年間毎日使ってくるとバッテリーがどうしても劣化してきます。
気になるバッテリーの状態は80%まで劣化していましたが、この状態であっても常時表示ありで1日持っていました。
ただ夜には充電マークが出ており、半年くらい前からそろそろだなと感じていました。
毎日装着するApple Watchはバッテリー持ちかなり大切だよね!
本体の傷
3年間使用していると本体の傷もそこそこ付いてきます。私はアルミニウムモデルを裸運用していました。
ディスプレイはそこそこ傷がついています。これはDIYなどの作業中であってもいつでもつけていたので、そこで付いた擦り傷と思われます。
しかし本体のフチも何度も様々な場所にぶつけましたが、そこまで気になる傷は見受けられませんでした。
バンドにも使用感や劣化は見られますが、まだまだ着用可能といった印象です。
個人での取り扱いには当然違いがありますが、1番下位のアルミニウムケースで3年ほぼ毎日使っている割には、比較的傷がつきにくい評価できるのではないでしょうか。
アルミニウムケースだとディスプレイがサファイアガラスではないから、どうしても小傷がついちゃうよね。
ディスプレイ
Apple Watch Series 7から刷新された41mmのRetinaディスプレイには以前から興味がありました。
やはり横に並べてみるとSeries 8の方がスタイリッシュですよね。
- Series 8:45mm / 41mm (常時表示)
- Series 5:44mm / 40mm (常時表示)
ディスプレイはSeries 8も5も「LTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ」が採用されており、ガラスディスプレイに関しても「Ion-Xガラスディスプレイ」と同じものです。
総称は同じですが実はSeries 7より前面クリスタルが50%厚くなっており、強度と耐久性が強化されています。どの程度傷がつかなくなったのか、今までと同じ使い方で検証していきます。
1mmってあまり変わらないように感じますが、実際に並べてみると表示領域の感じ方が結構違うよ!
開封
Apple Watch Series 8はApple製は購入する方が何度もご覧になっているいつもの段ボールで届けられました。毎回この開封にはワクワクさせられてます。
Appleの外箱はいつみてもおしゃれなものが多いですよね。開封するときのワクワク感がたまりません。
今回は41mmスターライトアルミニウムケースとスターライトスポーツバンドを購入してみました。
Apple Watch Series 8本体
Apple Watch本体は毎度おなじみのデザインをした箱に入っています。左右両方にペリペリがあるので破いていきます。
Apple Watch Series 8 スターライトが出てきました。高速充電対応の磁気高速充電ケーブルも付属していますが、充電器は見当たりません。
最近は充電器は完全に別売りになってしまいましたね。充電器に関してはApple純正品よりサードパーティ製の充電器の方がお得と筆者は思います。
本体は紙素材のケースに梱包されており、引き出すことで本体が出てきます。
スターライトスポーツバンド
今回は本体色のスターライトに合わせてスターライトスポーツバンドを購入しました。ソロループと悩みましたが、つけ外しの利便性はスポーツバンドの方が上です。
箱の左隅をよく見るとApple Watch Series 7用に設計という文字が・・・
Series 7と全く同じものだというのは理解していましたが、Series 8を購入したという気分が損なわれ少し残念でした。ただ品質的に何か問題があるわけではないので、単純に気分の問題です。
スポーツバンドにはS/MとM/Lの2種類のバンドサイズのものが付属されています。
- S/M : 手首のサイズが130 – 200mm
- M/L : 手首のサイズが140 – 220mm
筆者の手首サイズは約160mmでSeries 5の時からS/Mサイズを使用しています。下から3つ目の穴で少し隙間がありちょうど良い着け心地です。
バンドはApple Watch本体に対して横にスライドさせることで取り付けることが可能です。
後日別の最高級バンドもレビューしてみました。
Series 8とSeries 5の違い
ここからはSeries 5とのスペック上の違いについて比較していきます。3世代も上になるとどの程度進化したのか比較するのが楽しみです。
Series 6 | Series 7 | Series 8 | |
---|---|---|---|
低電力モード | WatchOS 9より | WatchOS 9より | WatchOS 9より |
U1チップ搭載 | |||
血中酸素ウェルネスセンサー | |||
防塵性能IP6X等級 | |||
高速充電 | |||
皮膚温センサー | |||
衝突事故検出 |
一覧にしてみると年々数個ずつ機能が追加されているのがわかりますね。それでは1つ1つ見ていきましょう。
素材とカラー
本体素材 | Series 8 | Series 5 |
---|---|---|
アルミニウム | ミッドナイト スターライト シルバー (PRODUCT)RED | シルバー スペースグレイ ゴールド |
ステンレススチール | グラファイト シルバー ゴールド | シルバー スペースブラック ゴールド |
チタニウム | – | ステンレススチール |
セラミック | – | ホワイト |
Series 5にはチタニウムやセラミックがありましたが、Series 8にはアルミニウムとステンレススチールしかありません。
- チタニウムはApple Watch Ultraが対応
Series 7にはチタニウムがありましたが、Ultraの登場でSeries 8は2種類のケースとなっちゃいましたね。少し寂しい気もしますが、Ultraという新たな選択肢が登場したことに感謝ですね。
低電力モード(WatchOS 9から)
Series 8で電池持ちが最大36時間となる「低電力モード」、これはWatchOS 9より搭載されたモードです。そのためWatchOS 9のアップデートに対応しているSeries 5でも使用可能となっています。
バッテリー残量が10%以下になると自動的に低電力モードに切り替わるようになりました。
- ディスプレイ常時表示
- 心拍数の通知機能・バックグラウンド 測定
- 血中に取り込まれた酸素レベルのバックグラウンド測定
- ワークアウト開始の自動検知
上記機能以外にもiPhoneが近くにない場合は、Wi-Fiとモバイル通信の無効化。バックグラウンドで動いているコンプリケーションの更新頻度が低くなるなどの動作に対して制限がかかります。
- バッテリー切れが近いが充電できるまで時間がかかる時
- バッテリーが劣化し1日も持たない旧モデルでも延命して使うことができる
特にバッテリーがヘタってきたけど、まだ買い替えと判断できない・買い替えの予算が確保できないという方にとっては大変嬉しい機能ですね。
旧モデルの買い替えができない人にとっては待望のアップデートだったのではないでしょうか。
U1チップの有無(Series 6から)
Apple Watch Series 6より搭載されているU1チップ。こちらはAirTagにも搭載されているUWB(超広帯域無線)を利用して位置情報を数メートル単位で計測できるものです。
計測以外に近くの機器を動作させることも可能で、現時点ではiPhoneやApple Watchで車のドアを解錠するCar Keyというものがあります。
2022年6月に開催されたWWDC22でU1チップを搭載したiPhoneやApple Watchを近づけることで対応機器の操作が可能になるという発表もあっています。
そのため今後近づくだけでスマートホーム機器が操作可能になるといったものが出てくる可能性があります。
今は未来のためにハードだけ搭載している面が大きいけど、未来が広がるものだよね!
同じU1チップを使っているAirTagの記事はこちらから
血中酸素ウェルネスセンサー(Series 6から)
Series 6から搭載されている血中酸素ウェルネスです。言葉の通り血中に取り込まれている酸素のレベルを測定します。
通常時は95%〜100%あり、コロナのような呼吸器に関わる疾患があると95%以下となります。
あくまでApple Watchで測定できるものは目安でしかありませんが、日々の健康や運動の目安として非常に効果的です。
Series 5にも搭載されていた心拍数計測はもちろんSeries 8にも搭載されています。
血中酸素ウェルネス等のセンサーが増えたので背面デザインはSeries 8と5だと結構違いました。
防塵性能IP6X等級(Series 7から)
Apple Watch Series 7より搭載されている防塵性能IP6X。
Series 8ではさらに50メートルの耐水性能が謳われていますが、これはSeries 5でも対応していました。
Apple Watch Ultraほどではありませんが、Series 8でも十分過酷な環境で使用することが可能です。
Series 5も流水で何度も洗ったりしてたけど、全く不具合なく動いていたよ!
高速充電(Series 7から)
Apple Watch Series 7より高速充電対応となりました。高速充電をするには専用のUSB-C磁気高速充電ケーブルと定格18W以上の出力がある充電器が必要となります。
Series 5使用時、筆者は夜風呂に入る前にApple Watchを取り外して充電し始めます。その後充電完了するまで2時間程度充電台に置いていました。
Series 8に買い替えてから約1時間で充電が100%になります。また充電を忘れていた時も限られた時間充電するだけである程度バッテリーが復活するので、毎日使用するApple Watchの弱点がさらに減ったという印象です。
高速充電には定格18W以上の充電器が必要となりますが、Apple Watchを購入しても付属していません。そのためコンパクトで使いやすいAnkerのPowerPort Ⅲ Nano 20Wをオススメします。
後日Apple Watch 高速充電対応のNOMAD Base One Maxを購入しました!
皮膚温センサー(Series 8から)
皮膚温センサーはApple Watch Series 8より搭載された新機能となっています。Appleでは皮膚温センサーは女性の健康追跡役立つものと位置付けされています。
それ以外にも夜間の手首皮膚温は、睡眠中5秒ごとに測定されヘルスケアアプリで記録されます。
健康状態の基準体温を記録し、夜間の体温変化を記録することで健康状態が把握できるようになります。
衝突事故検出(Series 8から)
Series 8より新たに搭載された衝突検出は2022年に発表されたiPhone 14シリーズ、Apple Watch Series 8 / SE(第2世代) / Ultraに搭載されています。
- 強い衝撃が検知されると緊急電話のスライダーがApple Watchに表示。
- 事故後10秒の間にスライダーを操作するか、キャンセルする選択ができます。
- 何も反応がない場合はさらに10秒のカウントダウンが始まり、緊急通報サービスに自動で電話されます。
車の衝突事故のような強い衝撃を検知したときに自動で上記の動きで通報してくれます。動作してほしくない機能ですが、いざという時の備えとして心強いですよね。
以前よりApple Watchには転倒検出もあり、装着しておくことでかなり心強いデバイスへと進化しています。
いざという時の備えとして頼もしいよね!この機能が動作しないように生活を送っていきたいね!
まとめ
3世代前となるSeries 5から比べるとSeries 8はかなり進化していましたね。ただSeries 7から比べると皮膚温センサーや衝突事故検出のみとあまり変更点がないのも事実。
円安の影響もありApple製品全体の価格が上昇しているので、Series 7をお持ちの方に今回の買い替えはオススメできません。
- 画面の表示領域拡大
- 低電力モード搭載で最大36時間の電池持ち
- 皮膚温センサーや血中酸素センサーなど新たに搭載
- 衝突事故検出でいざという時の備えに
- 高速充電に対応して隙間時間で充電が満タンに
- Series 7と比べると変更点が少ない
- ステンレスとアルミニウムケースしか選択肢なし
- 円安の影響で価格高
Series 5あたりのモデルを使用していてバッテリー持ちが悪くなった方にとっては、買い替えを検討中の方にとっては良い選択肢なのではないでしょうか。衝突事故検出も増えており、いざという時の備えにもなりますね。
健康ウェルネスに関するセンサーの種類が増えているので、自身の健康管理に有効活用できます。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!
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